中国株投資レッスン

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中国株、イギリスEU離脱の影響は軽微!!

配信日:2016年06月30日

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                  2016年6月30日 第429号

     「中国株投資レッスン」

     TS・チャイナ・リサーチ株式会社 田代尚機 発行
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     目次
     1.『中国株二季報 2016年夏秋号』の予約販売開始!!
     2. 中国株、イギリスEU離脱の影響は軽微!!
     3. 中国株有料メルマガに助言しています!!

1. 『中国株二季報 2016年夏秋号』の予約販売開始!!
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2.中国株、イギリスEU離脱の影響は軽微!!
 24日(金)、国民投票の結果、イギリスのEU離脱が決定した。これを受け、
世界の株式市場は急落に見舞われたものの、上海総合指数は下落した
とはいえ、下げ幅は相対的に小さかった。

 例えば、イギリスFTSE100は3.1%下落、ドイツDAX30は6.7%下落、
フランスCAC40は8.0%下落した。そのほか、NYダウは3.4%下落、
ハンセン指数は2.9%下落、日経225は7.9%下落した。一方、
上海総合指数は1.3%下落にとどまっている。

 上海総合指数について、この日の日中足の動きを追ってみると、安寄り後、
一旦プラス圏となるものの、まとまった売りが断続的に入り、前場は軟調な
値動きとなった。しかし、変化が大きかったのは、後場に入ってからである。

 昼休み時間中に離脱派が勝利したとの報道があったことで、前引け
段階では1%安程度であったが、後場寄り直後には3.0%安まで売り込まれた。
しかし、まとまった売りが出たのはごく短い時間だけであり、そこから
V字回復となった。もっとも前引け前あたりまで株価が回復した
後は買いが続かず、結局、終値は1.30%安で引けている。

 総括すれば、EU離脱による本土市場への影響はごく短時間で消化されて
いる。終値ベースでは下げているが、これは別の理由、すなわち、
ここ最近の相場の弱さによるものではないかとみている。

 今後についてはどうだろうか?

 気になるのは需給要因、特に為替である。

 本土人民元対ドル為替の値動きを見ると、23日の終値は1ドル=6.574元で
あったが、24日には高値(ドル高方向、以下同じ)6.6215元、安値6.5723元、
終値は6.615元となった。高値ベースでは0.7%、終値ベースでは0.6%の
ドル高(人民元安)となった。24日の人民元対ドルレート基準値は6.5776元で、
値幅制限は基準値±2%なので、日中の取引は6.4409〜6.7037元の中に
収まればよい。ドル高(人民元安)といっても、値幅制限に対しては余裕が
あり、為替はしっかりとコントロールされていた。

 オフショア人民元ドルレートについては、23日の終値は1ドル=6.5896元で
あったが、24日には高値(ドル高方向、以下同じ)6.6520元、安値6.5788元、
終値は6.6338元となった。高値ベースでは0.9%、終値ベースでは0.7%の
ドル高(元安)となった。香港オフショア市場においても、異常な変動が
あったとは言い難い。外資による投機的な動きは見られなかった。

 これに対して、例えば、円ドルレートを見ると、23日の終値は1ドル=
106.13円であったが、24日には高値(ドル高方向、以下同じ)106.81円、
安値99.08円、終値は102.19円となった。安値(ドル安方向)ベースでは
6.6%、終値ベースでは3.7%のドル安(円高)となった。

 円ドルの値動きと比べると、人民元対ドルレートは小さな値動きに
とどまっている。日本と中国とでは、株式市場の混乱の度合いが随分と
違うが、これは為替の変動幅で説明できよう。

 中国の為替制度は管理フロート制で、当局による大枠の規制の中での自由な
取引に過ぎない。基準値については、前日の終値や、通貨バスケットが
参考にされるが、中国に都合の良い水準に誘導されている。

 外貨に対する需要に変化はあるだろうか?

 今回の件でアメリカは利上げが更に困難となった。アメリカの金融政策
要因で発生するドル高人民元安圧力は軽減されそうだ。

 また、実際の資金移動の面では、外貨資本取引規制に対する管理が
強化されており、今年に入り、資金流出はコントロールされつつある。

 株式市場における需給面での影響は小さいと見られる。

 経済についてはどうだろうか?

 中国からイギリスへの1〜5月(以下同様)の輸出は全体の2.6%、輸入は
1.3%に過ぎない。今回の件で、イギリス経済が不況になったとしても、
中国経済に与える直接的な影響は非常に小さい。また、イギリスの
対EU貿易が加盟国と比べ不利となった場合、代替先として真っ先に
上がるのは世界輸入規模第2位で、高成長を続ける中国であろう。中国の
イギリスとの貿易関係は強化され、拡大する可能性がある。

 EUに関してみると、輸出は16.2%でアメリカについで世界第2位、
輸入は13.8%で世界最大である。EU内の結束が緩み、貿易面での自由度が
小さくなることで、EU経済は悪化するかもしれない。しかし、その際に、
各国が代替として求めるのは中国であろう。中国のEUとの貿易関係は
強化され、拡大する可能性がある。

 習近平国家主席が外交政策としてもっとも力を入れているのは一帯一路
戦略である。その重要なツールの一つであるAIIBは既に始動しており、
中国は今後、その規模を拡大させることで、一帯一路戦略を加速させるだろう。

 イギリス、EUは一帯一路の終着点であり、これらの地域での混乱は中国の
一帯一路戦略を加速する上でチャンスになりうる。

 日本のマスコミでは、イギリス、EUにとって不利益である、世界経済への
影響は大きいといった分析がほとんどであるが、中国に限って言えば、
そうとも言い切れない。

 こうしてみると、本土株投資家は、今回の件について、それほど心配する
必要ななさそうだ。
(6月25日作成、有料メルマガから一部抜粋)。

3. 中国株有料メルマガに助言しています!!
 第十三次五カ年計画がスタートしました。

 今年は生産過剰産業の淘汰が進むと同時に

新興産業の発展が加速するでしょう。

 上海総合指数、香港ハンセン指数は年初来急落後、

弱いながら、戻り歩調となっています。

 今こそ、中国株投資のチャンスです!!

 TS・チャイナ・リサーチ株式会社は、グローバルリンクアドバイザーズ
株式会社が発行する週刊中国株投資戦略レポートに関して、助言・
情報提供を行っております。
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