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人民元安が進む?

配信日:2016年06月02日

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                  2016年6月2日 第424号

     「中国株投資レッスン」

     TS・チャイナ・リサーチ株式会社 田代尚機 発行
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     目次
     1. 中国株有料メルマガに助言しています!!
     2.人民元安が進む?
     3.『中国株二季報 2016年春号』販売中!!

1. 中国株有料メルマガに助言しています!!
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 今年は生産過剰産業の淘汰が進むと同時に

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2.人民元安が進む?
 人民元が再び、安値水準を切ってきた。

 5月25日の人民元対ドル・基準値は前日と比べ225ベーシスポイント
(BP)高い6.5693となり、今年1月7日の6.5646を上回り、
2011年3月以来の安値水準となった。ややこしいが、円ドルと同じ
方向感であり、高ければ元安、低ければ元高となる。

 その後2日間は少し低くなり、27日は6.549となったが、
依然として安値近辺を維持している。

 今年の年末から年初にかけて、人民元が急落した。その直後から
国際金融市場では、資金流出が止まらず、中国は金融危機に陥るのでは
ないかと懸念する声が高まった。そうした見方からオフショア市場で
人民元を売り浴びせる投機家たちがいた。

 しかし、彼らの投機は上手くいかなかった。この時点では、人民元は
安くなるどころか、高くなったからである。

 理由は簡単である。中国人民銀行が人民元基準値を人民元高方向に
誘導したからである。

 いつものことであるが、今回も、海外の投機家たちは国家
(中国人民銀行など)の力を過小評価した。中国人民銀行は市場介入も
行っているが、これは対外的なパフォーマンスに近い。中国人民銀行は
方針として為替取引の自由化を口にするが、人民元基準値による
コントロールを止めるなどとは言っていない。

 基準値の決め方は中国人民銀行HPに詳しく書かれている。
「レートについて市場参加者にヒアリングを行い、得られたデータ
(上下異常値を除く)を元にするが、それぞれの取引量、価格などの
データを見ながら総合的に決める」としている。あくまでも、最終的には
ブラックボックスである。結果として、人民元対ドルレートは1月7日を
安値としてその後は人民元高が進み、5月3日には6.4565を
記録している。

 この時、海外の投機家たちはもう一つ大きな見込み違いをしていた。
国家が資金移動をコントロールできずに、資金流出が続くと考えていたが、
実際にはそうならなかった。

 外貨準備は2月末こそ286億ドル減少したが、3月は103億ドル増加、
4月は71億ドル増加した。4月末の外貨準備は3兆2197億ドルで、
世界第2位である日本の1兆2481億ドル(2016年1月末)と
比べると約2.6倍も多い。

 中国の場合、外貨準備はいろいろな形で運用されている。たとえば、昨年の
株価急落以降、国家によるA株の買い支えが行われているが、
外貨管理局傘下の投資プラットフォームを通じて資金が回っていることが
明らかになっている。

 しかし、3月末現在、中国はアメリカ国債を1兆2446億ドル保有しており、
日本の1兆1371億ドルを上回っている。流動性の高い資金を多額に
持っている以上、資金流出を心配する必要はない。

 昨年目立った資金流出は、海外投資家の資金逃避が原因ではなく、本土の
富裕層による投機や資金逃避が主な原因である。日本でも話題に上ることが
多いが、中国人による日本の不動産買いが目立つが、中国人の不動産投機は
グローバルに展開されている。さらに言えば、共産党の汚職追及は
長期化している。法的にグレーな資金の海外流出圧力は依然として高い。

 中国では、法人については、事業以外の目的での資金の海外持ち出しは
原則として禁止されている。個人の金融資本取引についても自由化されて
いない。1人、1年間5万ドル相当以下といった持ち出し制限がある。
これを超える場合には、何に利用するのか証明する資料と本人の
身分証コピーなどを提出しなければならない制度となっている。今回の
外貨準備の回復は、違法流出資金の取り締まりを強化した結果である。

 冒頭で示したように、足元では、逆に人民元安が進んでいる。5月3日に
高値を付けた後は、1月初旬の水準に戻している。

 今回の人民元安は6月におけるアメリカの利上げ見通し急浮上が最大の
要因であると考えられている。この点もややこしいが、人民元基準値の
決め方として、上記の説明とは別に、国際通貨のバスケットを参考に
しているといまだに中国人民銀行幹部は言っている。国際市場でドル高が
進んだため、人民元対ドルレート・基準値でも、ドル高・人民元安が
進んだということだ。

 しかし、4月の月次経済統計の悪化も見逃せない。

 景気見通しの悪化は人民元の先安観を生む。投機や資産逃避については
監督・管理が厳しくなっており、急増することはないだろうが、国内の
外貨購入は増える可能性がある。ただし、個人の外貨購入には年間
5万ドル相当に制限されているので極端な増え方はしないだろう。

 また、中国経済にとって、緩やかな人民元安は望ましい。

 この先、景気の減速が続いたり、株式市場、債券市場での急落が起きたり
すれば、海外投機家がオフショア市場を通じて人民元売りを仕掛ける
可能性はあるだろう。そうなれば、中国人民銀行は再び人民元高方向に
基準値を誘導するといった対応を迫られることになるだろう。

 しかし、海外投機家は春先の失敗で懲りているはずだ。国家は資金移動を
コントロールする能力が高い。オフショア市場がいくら比較的自由な売買が
できるからと言って、本土市場と比べれば規模は小さく、本土相場を
一定方向に崩すのは困難である。

 アメリカがもし6月に利上げをするのなら、中国人民銀行は元安誘導する
だろう。その場合、しばらくは人民元安局面が続くことになるだろう。
(5月28日作成、有料メルマガから一部抜粋)。

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