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理財商品バブル、崩壊のリスク高まる?!

配信日:2016年04月28日

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2016年4月28日 第420号

「中国株投資レッスン」

TS・チャイナ・リサーチ株式会社 田代尚機 発行
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     目次
     1. 中国株有料メルマガに助言しています!!
     2. 理財商品バブル、崩壊のリスク高まる?!
     3.『中国株二季報 2016年春号』販売中!!

1. 中国株有料メルマガに助言しています!!
第十三次五カ年計画がスタートしました。

今年は生産過剰産業の淘汰が進むと同時に

新興産業の発展が加速するでしょう。

上海総合指数、香港ハンセン指数は年初来急落しましたが、

今は戻り歩調となっています。

今こそ、中国株投資のチャンスです!!

TS・チャイナ・リサーチ株式会社は、グローバルリンクアドバイザーズ
株式会社が発行する週刊中国株投資戦略レポートに関して、助言・
情報提供を行っております。
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2. 理財商品バブル、崩壊のリスク高まる?!
理財商品の残高が急増している。そのことが、中国経済にとって潜在的な
リスクとなり始めている。

理財商品とは何か?

 中国の金融機関が自身で設計し、発行する金融商品である。募集した
資金を金融市場で運用するか、金融商品を購入することで投資収益を
得ようとするものである。簡単に行ってしまえば投資信託である。

証券会社が募集する理財商品はあまり問題にならない。こちらは投資家が
リスクを承知しているケースがほとんどであり、また、残高に異常な変化は
見られないからだ。今回問題になりそうなのは、銀行の発行する理財商品で
ある。ローリスクと思われる商品に潜在的リスクが生じている。

中国銀行業理財市場年度報告(2015)によれば、2015年末現在、
426社の銀行において、理財商品の発行残高がある。商品数は
6万879本で、額面残高は23兆5000億元に達しており、
前年末比56.46%増となっている。

経済観察報(4月21日に各社が転載)によれば、この内の65%が
債券市場で運用されているそうだ。一般には預金金利を少し上回る程度の
ものが多いのだが、2016年3月時点において、6カ月物理財商品について、
予想収益率が4.3%に達しているものもあるようだ。そうした
高利回り商品の予想利回りは現在、低下傾向にある。しかし、その低下速度は、
債券市場における利回り低下速度よりも遅いと指摘している。

 現在の1年物定期預金金利は1.50%に過ぎない。なぜ、そんなに高い
予定利回りが出せるのだろうか?
 一般に債券は株式と比べ、リスクの低い商品であるが、そうした債券の
中でもリスクには程度の差がある。債券でもハイリスクの社債で運用する
ことでハイリターンを実現する方法がある。ただ、単にそうした社債を
買うだけではなく、現先取引に出し、一旦資金を回収し、回収した資金で
再び社債投資を行う。何度かそうした取引を繰り返す。社債価格が
上昇すれば、レバレッジをかけているのだから、当然大きな利益が得られる。
特に社債市場に資金が流れ込み、社債価格が上昇トレンドにあるような
時期に行えば、比較的簡単に高い利回りを実現できる。

 しかし、社債価格が下落し始めたらどうなるか?

レバレッジの程度にもよるだろうが、運用利回りは急速に低下することに
なる。そうなれば解約する顧客が増え、そのことが債券の売りを加速し、
やがて社債市場は暴落する。社債市場で起きた現象は他の市場の価格に
影響を与え、金利全体を上昇させる。債券市場の混乱は株式市場に連鎖し、
やがて世界の金融市場にも大きな影響を与えかねない。

銀行の理財商品急増は昨年6月以降である。昨年6月と言えば、株価が
急落した時である。

銀行は株価下落を好機として積極的に理財商品を発行し、運用資金を
増やしていった。株ほどもうからないが、半年で3、4%も取れる商品が
あるならば十分魅力的である。

銀行の積極的な営業姿勢が理財商品の急増を引き起こし、ハイリスク
ハイリターンの社債バブルを引き起こしたのである。株のバブルを
社債市場が吸収した格好になっている。

ところが、2016年以降、債券のデフォルトが増えてきた。前述の
経済観察報によれば、現在、16の発行体、25本の債券が実質的に
デフォルト状態にあるが、この内、2016年以降だけで、11件が新たに
加わったそうだ。海通証券は、債務状態、収益性、短期的な償還能力など
から行った初歩的な推計によれば、500本近い債券で、
総額7000億元程度がデフォルトリスクの高い状態だと分析している。

国務院は今年の重点政策の一つとして供給側改革の実施を挙げている。
鉄鋼、石炭を中心に、セメント、造船、電解アルミ、ガラスなどの産業で
遅れた生産設備の淘汰を加速させる。国務院は、市場の混乱を避け、
M&Aや企業リストラの支援などによって、極力倒産は起こさない努力は
するだろうが、それでも、完全に防止することはできないだろう。

国務院の監督管理体制はしっかりしている。雇用不安から社会不安に至る
ようなレベルでデフォルトが増えるような気配が少しでもあれば、小刻みに
行政面、金融面でのサポートを行うだろう。そもそも国有企業では政府の
許可なくして勝手に倒産することなどできるはずはない。

優先順位の問題である。銀行の不良債権が多少増えようが、国務院、
中国人民銀行が国有商業銀行を中心に企業救済の指示を出せば済む。

しかし、心配なのは市場への影響である。

たとえば、20年物国債(03国債(3)、上海上場、2002年
第3四半期発行、発行価格100元、表面利回り3.40%)の価格を見ると、
2014年1月6日の89.00元を底値に上昇トレンドを辿り、
2016年1月15日には104.49元の高値を付けている。もちろん
これは過去最高値である。

その後高値圏でのもみ合いが続たが、4月に入り値動きは悪くなり、
4月20日、21日は急落、22日終値は102.66元となっている。

社債市場がデフォルトの増加を嫌気し、下げる銘柄が増えており、それが
国債市場にも影響している。

債券市場から資金が流出し、それが株式市場に戻るのならそれでよい。
しかし、債券市場でリスクが高まり資金が抜けようとしている。資金は
株式市場に戻るのではなく、よりリスクの低い現金に向かう。これまでの
債券市場は理財商品のバブルによって支えられてきた。理財商品の
解約急増が債券市場の下落を引き起こすといった悪いスパイラルが
発生しかねない。

株式市場においては債券市場の動きに反応し、投資家のリスク許容度が
低下し、資金が流出する恐れがある。

幸いなことに、経済は回復基調にある。今後、社債のデフォルトは減少する
可能性もある。とはいえ、暫くは、社債、国債の価格動向に細心の注意を
払う必要があるだろう。
(4月23日作成、有料メルマガから一部抜粋)。

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