中国株投資レッスン

読者数 1,000人~ 発行頻度 1週間/回 パソコン

広告価格帯 応相談(概算)

※メルマガ内容は省略されています。もっと詳しく見る

広告のお問い合わせ

  • メルマガ概要
  • バックナンバー一覧

地方政府の窮地、地方債借り換えで救われる?!

配信日:2015年03月19日

////////////////////////////////////////////////////////////////
                  2015年3月19日 第361号

     「中国株投資レッスン」

     TS・チャイナ・リサーチ株式会社 田代尚機 発行
////////////////////////////////////////////////////////////////

     目次
     1.『中国株二季報 2015年春号』の予約受付開始!!
     2. 地方政府の窮地、地方債借り換えで救われる?!
     3.中国株有料メルマガに助言しています!!

1. 『中国株二季報 2015年春号』の販売開始!!
 中国株投資の必携・必読書、二季報最新号が発売されました。

 巻頭特集、上海・香港相互取引の衝撃を執筆しました。

 本土株が急騰中です。中国株投資はビッグチャンス到来です。

2.地方政府の窮地、地方債借り換えで救われる?!
 国務院は遂に地方政府の不良債権問題解決に乗り出した。

 財政部の朱光耀副部長は11日、記者の取材に対して、「国務院は1兆元の
地方政府債務借り換え限度枠を設定した」と発言。財政部は12日、
HP上で、質問形式でその詳細を公表している。

 新予算法の規定によれば、地方政府が債務を負う際、政府債券発行の形で
なければならない。これまでは、傘下企業が起債などを行い、資金を
調達していたが、それが禁止され、地方政府は“きちんと予算の中で
地方債発行といった形で資金を調達しなさい”ということになった。

 傘下企業を介して負った債務の返済期日が今年から、急に増えるようだ。
2008年に発生したリーマンショックを乗り越えるため、国務院は
この年の年末から2009年、10年にかけて、4兆元規模の
積極財政政策を打ち出した。この内、中央政府が負担したのは半分以下であり、
それ以外は地方政府や国有企業などが負担することになった。その際、
多くの地方政府で無計画な投資拡大が行われたのである。

 最大のポイントは“どうやって資金を調達したのか”である。この際、
3〜5年の準地方政府債(地方政府傘下の企業が発行したインフラ投資建設
などを資金使途とした債券)、短期の銀行借入、1〜2年の信託など
高金利債務で資金を調達してきた。短期のものは借り換えるたびに残高は
膨らむことになった。

 こうした借入資金の内、今年、期限が到来するものが、大きく増える
そうである。“これらの比較的短い期間、かつ高金利の借入を、
7〜10年程度の長期かつ低金利の地方債に借り換えなさい”という
ことである。“この長期地方債の全体限度額を1兆元にします”という
話である。

 1兆元で足るのだろうか?

 2013年6月末時点で地方政府の有する返済責任のある債務は
10.8兆元で、この内、2015年に返済期限が到来する地方政府債務は
17.06%、1兆8578億元に相当する。これは、2015年に期限が
到来する債務全体の53.8%に達する。内容の悪い借入ばかりではない。
とりあえず、半分以上あれば大丈夫であろう。これを全体枠として、
必要とする地域に分け与えるのだ。

 地方政府の財政悪化は、不良債権が増えて苦しいというだけではない。
たとえば、現在、保障性住宅を建設中であるが、途中で建設資金が
無くなってしまい、計画が中断しているような案件も多数あるそうだ。
国務院がインフラ投資を加速させることを決定しても、資金調達の大半の
責務を負うのは地方政府である。その地方政府が資金不足では、景気対策も
機能しない。今回の措置は政策の実効性を上げるのにも有効な手段である。

 中国人民銀行は、利下げ、預金準備率引き下げ、オペレーション、新たな
金融調整手段などを通じて、実体経済に対して資金を流し込もうと
しているが、なかなか効果が出てこない。その一要因が今回の措置によって
取り払われることになる。金融政策の効果が上がるといった点でも
有効である。

 ひとつ重要な点が抜けていた。誰が買うのだろうか?

 この点について、財務部の資料では良くわからない。外資エコノミストなどは
「金融緩和によって資金をだぶつかせることで、銀行などにそれを
吸収させることができる。だから大丈夫だろう」などと説明している。
一方、一部の本土エコノミストは、「さばけないようなら、中国人民銀行が
銀行などから買い取ることになるだろう」などと予想している。後者と
なれば中国版QEということになるのだろうが、今のところ噂のレベル
でしかない。

 セクターでみると、銀行への恩恵が大きいであろう。

 今年の銀行セクターにおけるリスク要因として、地方政府における
不良債権問題は深刻であった。銀行にとって、地方政府に対する高金利の
貸出が減るのはネガティブ要因であるが、それ以上に不良債権の減少効果の
方が大きいであろう。

 また、保障性住宅建設、インフラ建設などのセクターにも恩恵が
あるだろう。既存プロジェクトが進捗し、新たな受注が入る可能性が
高いので、当然業績は良くなるだろう。

 景気が回復すれば、景気敏感株は有利である。不動産、素材、証券、
保険などが有望である。

 もう一つ重要なことは、国務院が多方面から政策を打ち出していることだ。
国務院の能力を評価して株を買う投資家が増える可能性がある。
いずれにしても、この措置は株式市場にとって、大きな好材料である。
(3月15日作成、有料メルマガから一部抜粋)。


3.中国株有料メルマガに助言しています!!
 上海総合指数は2009年8月以来続いた下げトレンドから脱出、
長期上昇トレンド入りしたと見られます。

 全面深化改革への期待が少しずつ市場に浸透し始めています。

 中国の構造改革は着実に進んでいます。

 本土株に限りません。中国株はこれからが買い場です。

 TS・チャイナ・リサーチ株式会社は、グローバルリンクアドバイザーズ
株式会社が発行する週刊中国株投資戦略レポートに関して、助言・
情報提供を行っております。
http://www.gladv.co.jp/members/china_senryaku/index.html



---------------------------------------------------------------------
電子メールに掲載されている内容等は、投資の参考となる情報提供のみを
目的としたものです。したがって、勧誘を目的としたものでありません。
投資に関する最終判断は、お客様御自身の責任でお願い申し上げます。
TS・チャイナ・リサーチ株式会社の電子メール情報を用い、発生した
いかなる損害(被害)及び民事、刑事的問題については、
当社は一切の責任を免れます。
 本件に記載されている内容はその正確性又は完全性を保証したものでは
ありません。記載された内容は、予告なしに変更することがあります。また、
投資結果を保証するものではありません。投資に関する最終判断は、御自身の
責任でお願い申し上げます。


---------------------------------------------------------------
中国株投資レッスン
発行システム:『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/
配信中止はこちら http://www.mag2.com/m/0000265585.html
---------------------------------------------------------------
◎中国株投資レッスン
のバックナンバー・配信停止はこちら
http://archive.mag2.com/0000265585/index.html

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▽こちらもいかが? "マネー/各種金融商品/為替"ジャンルの注目メルマガ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
●中高年のFXトレード教室
http://www.mag2.com/w/0001196251.html  平日刊

FXや投資で負けて苦しんでいる方、絶対に取り戻したい方のために、
プロトレーダーの手法や心得を配信します。
具体的には、「今から上がる・下がる」ポイントの配信など
いろんなことを配信していきます。
無料の個別指導に参加しませんか?
東京、兵庫でトレード教室をやっております!!

★発行者webもご覧ください↓
http://fxtrade.letsfx.jp/office/


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━【広告するなら、まぐまぐ!】━
大量に配信、確実な登録。メルマガ広告はクリック先のユーザー登録に強い!
30種類以上のメニューから、お客様に最適なプランをご提案いたします!
☆広告のお問い合わせ⇒ http://www.mag2.co.jp/contact/adinfo.html
☆低予算でご検討の方⇒ http://www.mag2.com/ad5/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


広告のお問い合わせ
メルマガ広告に関するご相談は無料です。お気軽にお問い合わせください。TEL:0120-109-744
ぺージ一番上へ