中国株投資レッスン

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長期投資でテンセントを買い下がる!!

配信日:2014年09月04日

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                  2014年9月4日 第333号

    「中国株投資レッスン」

     TS・チャイナ・リサーチ株式会社 田代尚機 発行
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     目次
     1.『中国株二季報 2014年夏秋号』の販売開始!!
     2.長期投資でテンセントを買い下がる!!
     3.中国株有料メルマガに助言しています!!

1.『中国株二季報 2014年夏秋号』の販売開始!
 中国株投資の必携・必読書、二季報最新号が発売されました。

 巻頭特集、「200万円でポートフォリオを組む」を執筆しました。

 香港、上海市場間の相互取引開始は香港株を狙うチャンスです。

 詳しくはこちらのサイトをご覧ください。
https://www.nikihou.jp/organ/nikihotscr.html

2.長期投資でテンセントを買い下がる!!
 日本人にとって、中国株でもっとも知名度の高い銘柄を一つ上げる
とすれば、それはテンセントではなかろうか?

 とにかく、長期的な株価の上昇率がすごい。

 史上最高値は今年の8月5日、場中で記録した134香港ドル。上場は
2004年6月で、史上最安値は上場直後の9月に記録した
0.216香港ドル(ただし、修正株価、以下同様)である。

 この10年で株価は620倍に跳ね上がっている。まるで、
ベンチャーキャピタルの投資成績のようである。

 長期で見れば、とてつもない上昇率なのだが、投資家の方々の中には、
損切を余儀なくされた方もいるかもしれない。

 この銘柄に限ったことではないが、株価は段階を踏んで上昇することが
多い。たとえば2007年10月の高値で買ってしまった投資家は厳しい。
その後株価は下げ続け、1年後には半値となってしまった。買値まで戻した
のは2009年5月なので、その間、更に半年以上我慢しなければ
ならなかった。

 株価には“氷河期”が存在する。上昇期、天井形成、下落期、底値形成を
不規則な周期で繰り返す。テンセントも例外ではない。上げ下げを
繰り返しながら、結果として10年でこれだけの上昇率を達成したのだ。

 長期に渡り、株価が上昇している銘柄は、企業規模が既に十分拡大
してしまい、その後、株価は上がらなくなることがある。
“長期上昇銘柄=成長期の過ぎた危険な銘柄”という見方である。
テンセントはどうなのか?

 まず、最近の株価変動をみると、2013年4月5日の安値で買って
約11カ月後となる今年の3月7日の高値で売ったとすると、
キャピタルゲインは175%に達する。

 実はその後、短い“氷河期”がある。逆に3月7日の高値で買ってしまい、
約2カ月後の5月9日の安値で投げてしまうと28%も損してしまう。

 ややこしいが、その安値で買って冒頭紹介した8月5日の史上最高値で
売れば、わずか3カ月足らずで44%儲かったことになる。

 現在も株価変動は活発である。今もハイリスクハイリターンの銘柄と
捉えてよさそうだ。

 テンセントは、中国株投資家にとってもっともポピュラーな銘柄であるが、
その事業内容、収益構造、将来性については意外に把握しにくい
銘柄でもある。

 今後、この株に投資するとしたら、どこに注目したらよいのだろうか?
それを考えるためには直近の業績を確認しておく必要がある。

 2014年6月中間期業績は36.6%増収、59.2%増益で、
売上高、利益ともにアナリストたちの予想をやや上回っている。足元の
業績は良いようだ。

 売上高の構成を見ると、79%が付加価値サービスである。そのほか、
ネット広告は8%、電子商務取引は10%、その他2%といった構成である
(四捨五入のため合計は100%にならない)。

 粗利益でみると、92%が付加価値サービスで、ネット広告は6%、
電子商務取引はごくわずか(全体の0.04%、赤字を免れたといった
レベル)、その他が2%である。

 圧倒的に付加価値サービスのウエイトが高い。業績の変化額を見ても、
粗利益ベースでは、増加分の95%が付加価値サービスである。
まとめて言えば、圧倒的に収益比率の高い付加価値サービスが大きく伸びて
業績は拡大しているということだ。

 付加価値サービスの中身は何か?一言で言えば、オンラインゲームである。
これまではインターネット接続されたパソコンでゲームをしていた
人たちが、携帯でもゲームをするようになってきた。ここ1〜2年は
スマホが急拡大している。それに合わせ、携帯ゲームが大きく伸びている
のである。

 改めて数字を示すと、2014年6月中間期の粗利益は228億元。
この内210億元をほぼゲームで叩き出していることになる。1元=17円
で日本円に換算すれば、3570億円の粗利益を叩き出している。しかも、
半年間である。

 膨大なゲームソフトの蓄積が厚い収益基盤を形成している。

 現在は“英雄連盟(League of Legends)”が流行っているようだ。
アメリカRiotGames社の開発した3D戦闘ゲームである。また、
テンセントの傘下企業が開発した“逆戦”、韓国のネットゲーム会社が
開発した“剣霊”といった新ゲームが中間期の収益拡大に貢献したようである。

 テンセントは表面上、オンラインゲームで儲けている。しかし、
ゲーム会社ではない。パソコン上、スマホ上に強力なプラットフォームを
築いており、そこを膨大な顧客層が行き来している。そのプラットフォームを
開放することにより、多額の資金が流入して来るのである。

 プラットフォームとは何か。その中核はインスタントメッセージのQQである。
チャットが出来て、インターネット電話ができる。ファイル、写真や映像
が送ることができる。ブログ、SNS機能が付いていて、音楽や動画の
再生、管理、アバターの作成もできる。

 会員登録さえすれば、それらが基本的に無料で利用できるのである。
もちろん、有料会員になれば、簡単にオンラインゲームにもアクセスできる
ようになっている。

 日本で言えば“LINE”に近いイメージである。しかし、LINEの
歴史は僅か3年程度であるが、QQは既に15年の歴史がある。長年の
経験により、サービス内容が充実している。

 そして何よりも大きな違いは圧倒的な利用者数である。
2014年6月中間期におけるQQの月間活動者数は8億2930万人にも
及ぶ。同じくスマホでは5億2070万人にも及ぶ。このスマホ登録数が
大きく伸びており、対前年同期比で45.1%増となっている。さらに、
同時に接続していた人数は最高で2億550万人いたそうである。

 QQはパソコンでも、スマホでも使える。しかし、携帯電話、スマホ向けに
QQの簡易バージョンともいえる微信(国内)、WeChat(海外)を
用意しており、その利用者が4億3820万人いる。こちらも
前年同期比で56.9%増と急増中である。

 ここで示した人数は無料の利用者である。有料でゲームをしたりする
人たちの数は8800万人である。

 この圧倒的な数の顧客が行き交うプラットフォームこそ、テンセントの
有する中核資産である。

 このプラットフォームに接続する形で、検索サービス(ネット広告など)や
オークションサイト、SNS、オンライン決済サービスなども収益を
生んでいる。

 テンセントの将来性をどう評価したらよいのだろうか?

 ゲームの次に何が収益の柱となるのか、それがどれだけの収益をたたき出す
のかを予想すればよい。

 まず、オンラインToオフライン(OtoO)取引が有望である。

 ネットショッピング大手の京東商城と資本提携を行い、テンセントの膨大な
ネット顧客に対して、京東商城の豊富で安い商品を紹介し、収益化を
目指している。大型総合商業施設などの開発を行っており、物流業界に
参入しようとしている華南城(01668)と業務提携を発表している。

 さらに、華南城と同業である大連万達集団、検索大手の百度と組んで、
OtoO取引を行う合弁会社を設立すると発表している。単に家電製品や
衣料品だけではない。自動車部品、建材などに至るまで、いろいろなものの
物流がオンライン取引と結合しようとしている。メーカー、倉庫、卸売、
小売、消費者といった連鎖がオンラインによって、合理化され、
短縮されようとしている。

 IT革命が流通業を大きく変えようとしている。時代の大きな流れの中で、
テンセントは収益を得ようと狙っている。

 ネット銀行も有望だ。

 テンセントは深セン市百業源投資、深セン市立業集団と共に民営銀行の
設立を許可された。早ければ来年にも設立するだろう。傘下に銀行を
持つことができれば、資金決済面で、あるいは与信業務を上手く
組み合わせることで、いろいろなビジネスを繋いでいくことができる。
収益機会を得るだけでなく、プラットフォームの魅力が一段と高まることに
なるだろう。

 金融業務では、傘下企業を通じて中信銀行とクレジットカード業務で
提携している。クレジットカードサービスをネット顧客に拡大させる
ことで、収益機会を大きく膨らませることができるだろう。

 中国石化グループは、小売部門の3割を民間に開放すると発表している。
国有企業改革の一貫であり、国有企業を混合経済体制にするための
措置である。

 テンセントは、中国石化グループの中石化販売有限公司と長期的、全面的な
戦略提携パートナーシップ関係を築く方針だ。中石化グループは中国全土に
ガソリンスタンドを持っているが、テンセントはこれを上手く活用する
ことを考えているのだろう。

 具体的にはモバイル決済、メディア広告、OtoO業務、地図ナビゲーション、
ロイヤリティビジネスモデル、ビッグデーター応用ビジネス、営業網の
相互利用などの分野で提携を模索するそうだ。

 こうした新たなビジネスは、ほとんどが今年に入ってから進展している。
時代は大きく動き出している。成果が出るには長い時間が必要であろうが、
今は、いろいろな分野に投資するといった時期なのだろう。

 最後に株価について補足しておきたい。

 現在の収益源は圧倒的にオンラインゲームに偏っている。スマホの急速な
拡大がこの下期、ひと段落する可能性がある。この規模で、
中間期59.2%増益はすごいが、下期は鈍化する可能性がある。

 株価は短期的に押し目を形成する可能性があるだろう。

 しかし、同社の事業価値を評価するには、膨大な顧客を擁する
プラットフォームを如何に評価するかがもっとも重要である。

 OtoO取引、ネット銀行の将来性、新ビジネスに関する企画力、適切な
合弁先を見抜く力などをどう評価するか?これからおそらく世界最大の
IPOを成功させ、膨大な資金を背景に同じ分野で競争することになる
だろうアリババと如何に戦うのか?

 困難も多いが、成功すれば、事業規模は更に巨大に膨れ上がるだろう。
それを評価する投資家が多ければ、短期的な業績の伸びの鈍化は
意識されない可能性もある。

 10月中旬には上海、香港市場の相互流通が始まる。A株市場に
上場していないテンセントは、取引開始とともに本土投資家による買いで
上昇する可能性もある。

 上げ材料、下げ材料ともにある。

 既にテンセント株を持っている投資家はジタバタせずに、長期ホールド。
持ってない投資家は下がるのを待つか、下がる覚悟で長期投資に出るか・・・?

 この春の株価の動きを参考にしていただきたい。ここから1〜2割下げた
としても、怖がらず、辛抱することである。(8月30日作成)

3. 中国株有料メルマガに助言しています!!
 国務院は5月9日、10年ぶりとなる資本市場改革に関する“意見”を
発布しました。

 今後、中央政府の後押しによって、中国資本市場は自由化、国際化が
急速に進むでしょう。

 中国株はこれからが買い場です。

 TS・チャイナ・リサーチ株式会社は、グローバルリンクアドバイザーズ
株式会社が発行する週刊中国株投資戦略レポートに関して、助言・
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