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上海万博、恐るべき日本館の人気

配信日:2010年08月07日

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                     2010年8月7日 第114号


          「中国株投資レッスン」

        TS・チャイナ・リサーチ株式会社 田代尚機 発行
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          目次
          1. 上海万博、恐るべき日本館の人気
          2.お知らせ

1. 上海万博、恐るべき日本館の人気
 いつもは金曜日にこのメルマガを書くことにしているのだが、昨日はとても
それどころではなかった。というのも、上海万博に行っていたからだ。

 昨日は朝5時50分にモーニングコールを頼み、ホテルを6時半に
出発した。遅くとも午後8時には食事を終えて帰ってくる予定であった。
それが実際に戻ってきたのは午後11時。疲れきっていて、とても文章を
書く気にならなかったのである。

 とにかく参観者の数が尋常ではない。チケット売り場でも、ゲートの前
でも、凄い人だかりである。しかし、群衆がひどく興奮しているといった
感じはない。どちらかというと平気な顔をしてワイワイ話しながら、
この異常な行列を楽しんでいるようだ。

 日本館の行列待ちは想像を絶する。午後12過ぎに並ぼうとしたら、
ボランティアの方から5時間待ちと言われた。いろいろ見て回った後、
午後7時過ぎから並び始めたのであるが、中に入れたのは午後10時過ぎ。
他の小規模のパビリオンは9時過ぎると閉めているが、日本館はあまりに
参観希望者が多いため、時間を延長しているのだろう。

 おそらく、待ち行列だけで2キロメートルぐらいはあったのではないか。
最初はまったく動かなかったが、途中から結構動くようになってきた。
そこで初めて気付いたのだが、3時間分の参観者を2列に並べれば
それだけで凄い距離となるのである。

 小さな子供連れが結構多かった。子供たちは大人になっても、日本館を
みるのに凄い時間並んだということをきっと覚えているだろう。今回の
日本館を企画・運営している方々は、長期的にみれば日本にとって非常に
大きな貢献をしていると思う。

 消費者として非常にシビアな中国人をこれだけ引き付けられるというのは、
凄いことである。隣のベトナム館は午後12時過ぎでも待ち時間ゼロ
である。もちろん、北朝鮮もイランも同じ状況だ。5時間待ちと待ち時間
ゼロとの違いはあまりにも大きい。

 ちなみに、人気ナンバーワンはやはり中国館。ここは事前予約がなければ、
並ぶことすらできない。二番人気が日本で、三番人気が韓国だそうである。

 日本館のどこに中国の方が興味を持ったのだろうか。日本と中国の歴史に
関する展示もあったが、そこで写真を採る人はほとんどいない。また、
日本の習慣などを展示するところもほぼ同じ。金屏風の前では写真を
採る人たちで、多少、人だかりができていたが。

 このあたりの内容は北朝鮮館とほとんど変わらない。北朝鮮館でも元旦は
こんな風にして過ごしますといった部分の映像提供があったが、これは
日本と同じ発想である。

 中国の参観者が人だかりを作ったのは、電気自動車の展示、機械人
(ロボット)の実演である。ここは通路が完全にふさがって身動きが
できないような状態。多くの参観者が最新のデジカメで写真や映像を
撮りまくっていた。

 チマチョゴリを1900元で売ったりしているところとの差は、歴然と
している。

 昨日は初日。今日は午後から韓国館に行ってみようと思う。おそらくここも
数時間待ちとなるだろうが・・・。こんな調子だから、たぶん期間中の
入場者数は予想の7000万人を超えることになりそうだ。もう一度
万博銘柄に注目してみてもよさそうだ。


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2.お知らせ
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