湯けむり通信

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■メルマガ湯けむり通信 号外■『時間別ターゲット対応に特化した温浴事業』

配信日:2010年07月24日

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┏┏┏  週刊 メルマガ湯けむり通信 【号外】  2010年 7月24日
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┏   ●3,177部発行●  http://www.u271.com
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 今週のCONTENTS

●コンサルタントの視点 『時間別ターゲット対応に特化した温浴事業』 
            

 ●湯けむりニュース1   【経営者向け】8月4日温浴業 これから10年!
              温浴業の経営者に求められる経営判断とは!
 
●ホームページ新着情報

●編集後記

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┏┏  ■ コンサルタントの視点
┏    『時間別ターゲット対応に特化した温浴事業』
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こんにちは、温浴・温泉経営コンサルタントの相良(さがら)です。今、温
浴事業では一部を除き、業績の推移が予断を許さなかったり、厳しい経営を
余儀なくされたりといった状況が続いています。しかし我々は、この状況か
ら脱却し、事業を安定・成功させる方法はあると考えています。温浴事業を
時流に適応させることで、それが可能となるのです。

時流適応とは、世の中の流れを把握し、そこに事業を適応させること。
温浴という商売を時流適応させた形を、一言でいうならば、

「時間別・ターゲット対応特化型」

と表現することができます。
これは、今後行なうだろう設備投資、あるいは販促活動やスタッフに対する
ソフト面の投資、さらにはサービスの基本3要素(商品、接客、店舗)すら
も、全て「時間別・ターゲット対応特化型」という事業コンセプトに合わせ
ることを意味します。

何故このような考え方が必要なのか。答えは、今の温浴施設に来店されるお
客様がどういった方々かを振り返れば理解できます。

平日、夕方まではどんなお客様が多いですか?
平日、夕方以降お客様の層はどうなりますか?
平日夜、お客様は多いですか?少ないですか?
土曜・日曜の昼過ぎまでは、どんなお客様が多いですか?
土曜・日曜の午後から夜までは、どんなお客様が多いですか?
今のような夏休み、どんなお客様が多いですか?

一部の業態を除いた多くの経営者は、それぞれ時間帯ごとに明らかに異なる
お客様が多い、とお答えになるはずです。高齢化・少子化に突入した社会に
おいて、温浴というサービス業の利用のされ方は、時間毎・曜日毎・季節毎
に客層が大きく変わる傾向がドンドン加速しているのです。

現場に立つ経営者ならば、全く当たり前の事だとお感じのはずです。しかし
どうでしょう。その当たり前の現実に、建物のつくりやサービス内容、ある
いは運営方針は沿った形になっているでしょうか?

答えは明白で、全国の90%以上の温浴施設が、そこまで対応できていると
は言い難い・・・。年配客・若年客・大人・子供・家族・カップル・ビジネ
スマン・男性・女性、全てがほぼ同数で同時に来店しているとばかりに、全
方向的な施設づくり・運営を展開しているケースが実に多いのです。

温浴事業が全体的に厳しいと言われるようになった理由は、実はこの部分に
最大の要因があります。

時流適応の「時間別・ターゲット対応特化型」で温浴事業を行なえば何がお
こるか。

例えばこの考え方で、既存施設に投資をかけるとしましょう。新たに導入す
るモノは何でしょうか。きっと、「え?今更そんなモノに投資するの?」、
と思うものだったりします。

例えば、電気風呂・歩行浴、子ども風呂(浅くて低温)、余剰空間づくりの
ための壁抜きなどが代表例になりますが、他にもまだまだたくさんあります。

設備だけでなく、ソフト面への投資も同様で、時流適応の視点で投資を繰り
返した施設は、最新設備・流行のサービスが満載といった類ではなく、結構
地味な印象すら抱くものになるはずです。巨大な岩盤浴、真新しい浴槽など
はない、一見すると10年くらい前の温浴施設のように見えたりもします。た
だし、この施設は時流に適応しており、明らかに集客力が違います。しっか
りと安定した温浴事業を営むための機能を有しているのです。

今、温浴業界は新しいサービスの形を模索しています。介護と温浴を連携さ
せる、医療と連携させる、農業と連携させるなど、様々な挑戦が試みられて
います。どんなサービスを取り入れるとしても、最も大事なことはくどいよ
うですが時流に適応させること。

投資も新規出店もリニューアルも日々の運営も全てがここと一致していなけ
ればなりません。

今回、長文ながらも時流適応のことや、「時間別ターゲット対応特化型」に
ついて述べてきたのは、この視点こそが以降10年にわたって温浴事業を安定
させる極めて重大なものと判断しているからです。

きっと、10億の投資を予定していた経営者はこの考え方で5億以下に押さえよ
うとするでしょうし、5億の投資を考えていた方は3億以下になります。数千
万、さらには数百万円のリニューアル投資でも場合によっては十分に時流適
応の施設を実現させる事ができます。

「時流適応」、「時間別ターゲット対応特化型」の温浴事業。

これについて、船井総研・温浴ビジネスチームは、来月のセミナーでゲスト
講師として3時間に渡ってお話する機会をいただきました。冒頭で述べたよ
うに業界は厳しい局面を迎えています。しかし温浴事業を安定・成功したも
のにすることは可能ですし、温浴企業が幸せになる方法はあります。

その方法を、来月のセミナーでは余すことなくお伝えするつもりです。意欲
ある経営者の方々に集まっていただければと思っております。
(さがら ゆうじ)

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┏┏  ■ 湯けむりニュース1【8月4日:東京会場】経営者向け
┏    『温浴業 これから10年!
               温浴業の経営者に求められる経営判断!』                               
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温浴業 これから10年!温浴業の経営者に求められる経営判断!

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温浴事業が急激に拡大したこの10年。各地で温浴施設が開業し、世の中で
はスーパー銭湯や日帰り温泉という言葉がもてはやされました。そして今、
それらの温浴施設のうちの少なからずが、非常に苦しい経営を強いられてい
ます。

理由はいくつもあるでしょう。競合店増加、お客様のヘビーユーザー化、何
よりも大きく変化する世の中の時流・・・。こういった課題を真正面から受
け止め、将来もやっていける事業として今の温浴施設を考えるとき、一体経
営者はどのように考え、判断すべきなのでしょうか。

このセミナーでは、かつてのように利益を確保することが難しくなってきた
温浴事業が、いかに生き残っていくかに焦点を絞り、経営者が今知っておか
ねばならない事を、今後の温浴業界が勝ち残っていくための重要ポイントと
あわせ、船井総研の温浴専門のコンサルタントが、満を持してお伝えいたし
ます。奮ってご参加いただくことをお勧めいたします!

●「利益はもっと出せるのか!これが限界なのか?」
 その見極めについて言及!

●「投資すべきなのか!どれくらいの規模で、いつ行なうのが妥当なのか?」
 判断基準をご紹介!

●「新しいサービスをやるリニューアルはうまくいくのか?どんなリニュー
  アルがよいか?」を徹底追求!

●「もはや新規出店はありえないのか!それでも出店の突破口はあるのか!」
  についてご提案!

日時:2010年8月4日(水) 13:30−16:45
会場:明治記念館 東京都港区元赤坂2−2−23
費用:受講料
1名につき 31,500円(税抜30,000円)
同一のお申込フォームで同時に1団体より複数ご参加の場合、
2人目以降 26,250円(税抜25,000円)

●詳細・お申し込みはこちら
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■ 温浴ビジネスチームホームページ新着情報

【成功事例FAX新聞ダイジェスト】
●206号 夏休み前にできるもう一押しの集客策
http://www.u271.com/shinbun/sfd206.html
●205号 ワールドカップから学ぶ
http://www.u271.com/shinbun/sfd205.html
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             [ 編 集 後 記 ]
・支配人育成塾は、おかげさまで定員に達しましたので、募集を締め切りさ
せて頂きます。ありがとうございました。(やまざき)
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         [週刊 メルマガ湯けむり通信]

 ご意見・ご感想お問い合わせなどは⇒ e026@funaisoken.co.jp
 フォームメールはこちら⇒ http://www.u271.com/contactus/index.html

 編集長:山崎 寿樹
 発行所:株式会社船井総合研究所 温浴ビジネスチーム
 〒100-0005 東京都千代田区丸の内1-6-6 日本生命丸の内ビル21階
 TEL 03-6212-2930(直通)
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