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【歴史・一日一話】(毎日2分で読める歴史)
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【歴史・一日一話】2010.07.03第1124話 江戸幕府が『上米の制(あげまいのせい)』を実施
配信日:2010年07月02日
【歴史・一日一話】(毎日2分で読める歴史)
第1124話 江戸幕府が『上米の制(あげまいのせい)』を実施
享保7年(1722年)7月3日、江戸幕府が『上米の制(あげまいの
せい)』を実施しました。
これは江戸幕府の財政赤字解消のため、諸大名に対して、幕府へ米を上
納させる代わりに、江戸滞在期間を半年に短縮する制度です。
上納させる率は、大名の石高1万石につき100石です。
江戸幕府の財政は、三代将軍・家光の時代までは、きわめて潤沢でした。
家康の莫大な遺産がありましたし、金銀鉱山からの採掘も順調でした。
ところが、四代将軍・家綱の時代になると、金銀鉱山が枯渇しはじめます。
そして、五代将軍・綱吉の時代の、財政を考慮しない大規模な寺院建立
などにより、急激な赤字財政に陥ります。
紀州家出身の八代将軍・吉宗は、幕府財政再建のため、『享保の改革』
を発動します。
『上米の制』は、その一つの政策です。
当時の大名は、領国に1年、江戸に1年という生活を送っていました。
江戸での生活は、『旅先の生活』と同じですから、費用がかかります。
その負担を減らすため、江戸滞在を半年にしたのです。
この政策を歓迎しない大名もいたでしょう。
なぜならば、彼らのほとんどは、江戸生まれの江戸育ちです。
田舎である領国よりは、江戸に住みたい大名も少なくなかったでしょう。
質実剛健を旨とする大名、武士も、華やかな大都市にあこがれる心は、
現在と変わらないようです。
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■【歴史・一日一話】(毎日2分で読める歴史)
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(第1124話)(2010年07月03日号)
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・ 作者は、中澤勇二(台湾名 陳澤民)です。
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