中国株投資レッスン

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香港市場、QE3バブル発生へ!?

配信日:2012年11月01日


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                   2012年11月1日 第235号

     「中国株投資レッスン」

     TS・チャイナ・リサーチ株式会社 田代尚機 発行
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     目次
     1.株式投資に関する有料メルマガのお知らせ
     2.香港市場、QE3バブル発生へ!?
          
1.株式投資に関する有料メルマガのお知らせ
 香港ドルはアメリカドルにペッグされています。

 香港に金融政策の自由はありません。

 QE3は香港に再び未曾有のバブルを引き起こそうとしています。

 中国株投資は今がチャンスです。

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2.香港市場、QE3バブル発生へ!?
 最近の香港ハンセン指数のパフォーマンスは際立っている。終値ベースで
みると、10月11日から25日まで、休日、祝日休場を挟み、10連騰を
記録。26日こそ、本土市場の急落に引きずられ下落したものの、連騰の
間に年初来高値を更新している。

 直近のボトム(終値)は9月5日の19145.07ポイント。
10月26日の終値は21545.57ポイントなので、この間
12.5%上昇している。同じ期間のTOPIXは3.2%上昇、
上海総合指数は1.4%上昇、NYダウは0.5%上昇に過ぎない。
このパフォーマンスの差はどこから来ているのだろうか。

 香港ハンセン指数の動きについてもう少し詳しく調べてみると、今年の
最安値は6月4日の18185.59ポイント。そこから上げ下げを
繰り返しながらも下値を切り上げてきた。そして9月5日をボトムに
上昇トレンドを形成した。

 一方、H株指数の動きをみると、今年の最安値は9月5日である。
そこから上昇してはいるものの、26日の終値は年初来高値から
11.6%下にある。

 第3四半期における中国の経済成長率は7.4%で、第2四半期の
7.6%を下回っている。9月の経済統計については底打ちの気配が
感じられる内容であった。今後、景気は着実に回復に向かっていると
予想するアナリストは増えている。しかし、それでも全面的に景気底打ちを
確信している投資家ばかりではない。

 香港ハンセン指数は現在、49銘柄で構成されているが、その内H株が
11銘柄、レッドチップが10銘柄ある。“非中国株”が買われることで、
香港ハンセン指数は年初来高値を更新していると見ることができよう。
香港ハンセン指数は本土の景気回復期待だけで上昇しているわけではない。
それ以外の要素が加わって大きな上昇トレンドが出ているのである。
ちなみに、足元の香港経済は減速気味に推移している。香港経済の
ファンダメンタルズが上昇要因ではなさそうだ。

 別の観点から、相場を分析してみよう。

 アメリカは9月13日のFOMCでQE3の実施を決定した。毎月MBSを
400億ドル買い入れ、量的緩和を実施し、2015年半ばまで低金利を
維持することを決めている。

 香港ドルは米ドルとのペッグ制を採用している。香港ドルの
対米ドルレートについて、1ドル当たり、7.75香港ドル以上
7.85香港ドル以下のレンジに収まるよう香港金融管理局は市場介入を
行っている。

 アメリカの金利が下がれば、香港は金利を下げざるを得ない。
そうしなければ、香港ドルへの需要が強まるからである。

 また、アメリカがドルの供給量を増やせば、香港も香港ドルの供給を
増やさなければならない。

 アメリカのQE3実施によって、香港は香港の経済情勢とは無関係に、
金融を大幅に緩和せざるを得ないのである。

 先週1週間で、香港は市場介入を4回行っており、144億香港ドルの
資金が市場に供給された・・・。

 金融相場である。香港ハンセン指数が9月5日以降、大きな
上昇トレンドを形成しているのは、アメリカがQE3を実施したからである。

 アメリカの金融緩和は長期化しそうである。

 もちろん、ファンダメンタルズが悪いままであれば、上昇トレンドを
保つことは難しい。しかし、中国経済はこれから回復に向かう可能性が
高まっている。景気サイクル上、株式市場にとって、もっとも望ましい
時期がこれから訪れようとしている。香港市場の上昇はこれからである。

 過去の大相場を見るとはっきりとした類似点がある。1997年の
香港返還相場、2000年のITバブル、2003年から2007年までの
WTO・人民元上昇相場、2009年のアメリカ金融緩和相場・・・。

 投資家が注目できる大きなテーマがあり、アメリカが金融緩和を行えば、
株価は大きく上昇するのである。今回のテーマは景気回復である。これが
内需主導型経済への転換といった大テーマに繋がれば、歴史的な大相場に
なるだろうが、今回はそれには至らないだろう。内需主導型経済への移行に
メドが立つようになるまでにはもう少し時間がかかりそうである。

 とはいえ、これから半年間は上昇トレンドが出そうである。

 狙うセクターとしては、景気回復がテーマなので、やはり景気敏感株が
有望であろう。鉄鋼、セメント、資本財、不動産、金融などに注目したい。
また、香港に資金が流入することから、香港系の不動産、
コンゴロマリットの業績が好転するだろう。こちらも大いに注目したい。
(10月27日作成、有料メルマガより)


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