中国株投資レッスン

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需要不足のQFII

配信日:2012年06月29日

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                    2012年6月29日 第218号

    「中国株投資レッスン」

       TS・チャイナ・リサーチ株式会社 田代尚機 発行
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     目次
     1.株式投資に関する有料メルマガのお知らせ
     2.需要不足のQFII
          
1.株式投資に関する有料メルマガのお知らせ
 世界は一斉に金融緩和に動き出しています。金融相場はまだ始まった
ばかりです。

 中国本土、香港市場は金融緩和、金融改革への期待から
資金が流入しやすい状況です。中国株投資は今がチャンスです。

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2.需要不足のQFII
 中国証券監督管理委員会(CSRC)は20日、QFII規制緩和に関する
規定(意見徴収稿)を発表した。これによれば、まず、資格要件が緩和
される。それまで営業期間が5年以上必要であったが、それが2年以上に
改められる。さらに、証券資産規模がそれまでの50億ドル以上から
5億ドル以上に引き下げられる。運用面では、QFII全体での
持ち株比率がそれまでの20%から30%に引き上げられる。

 これは情報筋の話として伝えられた内容であるが、CSRCの責任者は
15日、記者の取材を受け、「CSRCはQFIIの審査批准の速度を
速め、資格要件を引き下げる。QFIIの資本市場におけるウエイトを
高め、資本項目の対外開放に向けた準備を進める。QFIIの投資範囲を
広げ、インターバンク債券、株価指数先物の売買、信用取引などを認める」
と発言している。今後、運用面での柔軟性は高まるであろう。

 5月には米中戦略経済対話が開催されたが、事前にQFII規制を大幅に
緩和することが決められた。CSRC、中国人民銀行、国家外貨管理局は
4月5日、国務院の批准を経て、QFIIの投資限度額をそれまでの
300億ドルから500億ドル増やし、総額800億ドルにすると
発表した。同時に、RQFII(人民元QFII)の限度額を500億元
増やすと発表した。ちなみに、それまでの限度額は200億元であった。

 一方、現在のQFIIの運用規模は、拡大された枠の大きさと比べれば
大きな差がある。5月14日の新聞報道によれば、167社が
QFII資格を得ているが、外貨管理局が批准したのは138社で実際の
投資額合計は260.13億ドルに過ぎない。前回の限度額拡大は
2007年5月である。限度額がいっぱいになったことから、当時開かれた
米中戦略経済対話でそれまでの100億ドルから300億ドルに
拡大された。それから5年が経過したが、その間増加した資金は
160億ドルに過ぎない。

 外資の中国に対する投資意欲が以前と比べ、格段に弱まっている。
外貨為替資金残高の増加額(月ベース)を見ると、昨年10月には
マイナスに転じている。その後、一旦プラスに戻していたが、4月には再び
マイナスとなっている。5月はかろうじてプラスになったが、増加額は
小さい。貿易収支、直接投資が伸び悩んでいることも一因ではあるが、
マイナス基調となったわけではない。ホットマネーの減少が
外貨為替資金残高の伸びを大きく抑えている。

 もちろん、欧州財政危機がホットマネー減少の主な要因であろう。欧州の
金融機関を中心に世界の機関投資家がリスクを取りにくくなっている。
それが世界の株式市場低迷の要因であるが、同じようにホットマネー流出の
要因でもある。しかしそれだけであれば、欧州財政危機が落ち着きを
取り戻せばまた資金は戻ってくるはずだ。

 しかし、心配な点は、米中関係が悪化し、アメリカからの投資意欲が
弱まっていると思われる点である。アメリカ政府、アメリカ企業は
これ以上の中国の経済拡大を望んでいるのだろうか。アメリカの投資銀行は
まだ、中国株ビジネスで儲かると考えているのだろうか。機関投資家は
景気が回復すれば、再び中国株を積極的に買ってくるだろうか。

 日本からのQFII申請も、かつてのような熱狂は見られない。日本の
マスコミ報道をみても、アメリカの影響が強いのであろうが、中国に対して
批判的な報道が目に付く。日本の製造業、非製造業はそうでもない
だろうが、金融業者は中国に対して批判的な見方をするところが多いように
感じる。

 QFIIの拡大について、需要面で問題がありそうだ。

 中国側の狙いは長期投資家の育成である。間接金融だけで内需主導型経済
への転換は図れない。戦略的新興産業の発展育成政策も実現できない。
資金の最適配分を図るためには資本市場を発展させる必要がある。
そのためには安定的に株を買ってくる長期投資家を育てる必要があり、
QFIIはそうした長期投資家として有望である。

 もっとも、そんなに都合よく海外の機関投資家は投資をしてくれる
だろうか。全体として金融における資本取引規制を温存しつつ、外資を
利用しようとするのだから、決して容易なことではない。

 中国の発展は世界各国の国益にかなうだろうか。QFIIの動向は
世界各国が中国の発展をポジティブに捉えているかどうかを図る
リトマス試験紙となりそうだ。

 中国は世界第2位の経済大国となった。この先も発展を続けられるかどかは
中国がどこまで国際協調を行っていけるかにかかっている。
(6月23日作成)


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