湯けむり通信

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■メルマガ湯けむり通信　第４３７号■『旅館とホテル（ビジネスホテル）の違い』

配信日：2009年08月11日

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┏┏┏　　週刊　メルマガ湯けむり通信　【第437号】　　2009年 8月11日
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┏　　　●3,032部発行●　　http://www.u271.com
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　今週のCONTENTS

●コンサルタントの視点 『旅館とホテル（ビジネスホテル）の違い』　
　　　　　　　　　　　　
　●湯けむりニュース１　 店舗の楽しい未来像を見極める現場勉強会！

　●湯けむりニュース２　 温浴施設で勤務経験のある方！！募集中！

　●湯けむりニュース３　 温浴施設向けの商材（商品・サービス）大募集！
　　　　　　　
●ホームページ新着情報

●編集後記

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┏┏　　■　コンサルタントの視点
┏　　　　『旅館とホテル（ビジネスホテル）の違い』
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皆様、こんにちわ。船井総研の山本でございます。

さて今回はベーシックに「旅館とホテル（ビジネスホテル）の違い」につい
て書かせていただきます。

同じ宿泊業である両者ですが、内装の様式だけでなく、実は様々な違いがあ
り、今回のメルマガでは特に「集客するうえでの違い」に焦点を絞ってお伝
えしたいと思います。

ではその違いをご説明する前に、施設・運営面において両者が近づいている
ということについては皆様ご存知でしょうか。

たとえば従来旅館では１泊２食付が基本でしたが、今ではホテル形式の泊食
分離が進み、素泊まりプランを販売している旅館も数多くあります。また滞
在中客室係に部屋へ入って欲しくないという宿泊客側のニーズと、人件費を
削減したいという旅館側のニーズを両立させる方法としてリニューアルの際
にローベッドを選択する旅館も多く出てきました。
またホテルとしても温泉を引いた大浴場を付帯させたり、２食付きのプラン
を販売するなどは、ビジネスホテルチェーンでもすでに実施しているもので
す。

これだけ境目の曖昧になってきている両者ですが、それでも決定的な違いが
あるのです。

それは、なぜ宿泊客はそこに泊まっているのか、です。

旅館の場合、その旅館に泊まりたくて宿泊しているのに対して、ホテルでは
当該地域に宿泊する必要があり、宿泊ぜざるをえないから宿泊しています。
つまりそもそもの需要が異なっているのです。
もちろんビジネスホテルの宿泊者は全員・・・っという明確な住み分けはさ
れていませんが、単純に宿泊者のうちに占める割合が変わってきます。

そしてこの違いが冒頭に申し上げた「集客するうえでの違い」にまで大きく
影響を与えます。

つまりビジネスホテルのほうが価格弾力性が高く、顧客不満足を与えない程
度の設備状況が揃っていれば、値引き＝誘客の効果はぐに発揮される一方、
旅館ではまず「売り」を明確化し、商品力をつける必要があります。仮に旅
館で安易に値引をしてしまうとかえって経費が嵩み、売上が減ってしまうこ
とにもなりかねません。

本メルマガを読まれている方は温浴施設関係が多いかと思いますので、旅館
的な考え方（＝嗜好性）が色濃いかと思いますが、特に確認するポイントと
しては、以下のような点が挙げられます。

１．自店の限界売上高の算出
２．マーケットの厚み
（単価を下げた場合に、利益を出せる客数を確保できるくらいの商圏人口が
存在するのか）
３．競合店に対する自店のポジショニング
（他店・マーケットに及ぼす影響・受ける影響の推察）

さて今回は「旅館とホテル（ビジネスホテル）の違い」について書かせてい
ただきました。いつもご愛読有難うございます。（山本）
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┏┏　　■　湯けむりニュース１　
┏　　　　　店舗の楽しい未来像を見極める現場勉強会
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┏┏　　■　湯けむりニュース２
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┏┏　　■　湯けむりニュース３　　　　　　　　　　　　　　　　　　
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■　温浴ビジネスチームホームページ新着情報

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　　 　　　　　　　　　　［ 編 集 後 記 ］
・今年も突然のゲリラ豪雨や集中豪雨が各地で報道されています。もしもの
時の対応・対策考えておく必要があるかもしれませんね。今週はお盆ウィー
クですね。私も近くの温浴施設にプライベートで行ってみたいと思います。
（やまざき）
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　　　　　　　　　［週刊 メルマガ湯けむり通信］

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