湯けむり通信

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■メルマガ湯けむり通信 第436号■『さらば!温浴業界の常識よ!』

配信日:2009年08月04日

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┏┏┏  週刊 メルマガ湯けむり通信 【第436号】  2009年 8月4日
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┏   ●3,025部発行●  http://www.u271.com
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 今週のCONTENTS

●コンサルタントの視点 『さらば!温浴業界の常識よ!』 
            
 ●湯けむりニュース1  8月度【20日/31日】無料経営相談会開催!

 ●湯けむりニュース2  【大募集】温浴施設で勤務経験のある方!!

 ●湯けむりニュース3  温浴施設売却・土地情報
       
●ホームページ新着情報

●編集後記

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┏┏  ■ コンサルタントの視点
┏    『さらば!温浴業界の常識よ!』
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誰しもが感じているように時代・価値観が変化しており、温浴業界も間違い
なくお客様のニーズが日、一日と変わってきています。振り返ってみると多
くの温浴施設は、5〜10年、場合によっては20年前にプロダクトアウト
(ニーズとズレやすい形)でつくられ、今でも当時に近い形で営業していま
すが、今年の業績を省みるにその形ではもう立ち行かないことが鮮明になっ
てきました。

ならば、どうすればいいか。逆説的ですが、これまで店側の都合で考えてい
た発想を一度忘れてみることです。言い換えれば、業界の常識を一旦捨て去
る。その後、「今、この瞬間にお客様が求めているものは何か」を探り当て
る事からはじめるのです。

そんな事をコンサルティング先でしょっちゅう議論しますが、さて業界の常
識を捨てたなら、一体どんな事が見えてくるでしょうか。

【例】様々な温浴経営者との議論から抜粋
●お客様はお風呂に来ているのではない

⇒来店動機は店の立派な設備ではない。家にいてもつまらないから、さびし
いから来店している事を認めれば、提供するサービスも変えざるをえない。

●人件費を増やす

⇒「単純な人件費圧縮」を否定。お客様と会話するヒマもないスタッフ配置
では、お客様から「温かみのない店」というレッテルを即座に貼られてしま


●岩盤浴、ヨガ、介護などリニューアルで新規に入れるサービスは色々ある
が、実はどれでもいい

⇒ 「集客できるサービスは何かという発想」を否定。むしろ最も喜ばれる
サービスはお客様と店との「コミュニケーションの場」であり、何を入れる
かは重要でない。

●スタッフはスタッフにあらず

⇒業務をこなすだけがスタッフの仕事ではない。お客様のココロをわしづか
みにするエンターテイナーの要素が大事であり、一定量はそういうスタッフ
を教育・創出すべき。

●駐車場は駐車場にあらず

⇒最も様々な取り組みができるスペースは、広い駐車場であり、駐車だけに
使うのはあまりにもったいない。イベント含めドシドシ活用していく・・・等

ここで絶対に勘違いしてはいけない事は、
これまでのように「変化 = 設備的なリニューアル」という発想では失敗する
ということです。

数年前に登場した新サービスが当たり前のように全国に普及し、自分が一定
の水準を維持しているつもりでも自然と店の価値は下がってくる時代。ニー
ズの変化にしなやかに対応するには、自らが進化、成長するほかありません
が、真に求められている変化は「新しい設備」ではなく、むしろニーズにマ
ッチした「場」の提供です。
 
ニーズにマッチした「場」とは、岩盤浴やチムジルバン、介護やヨガなど特定
のサービスの事を指すのではなく、この店は「自分の存在を許してくれる」と
多くのお客様が無意識に感じ、安らぎ楽しんでもらえる空間です。騒ぎたい人
は騒ぎ、寝たい人は寝る、いろんな意味で許される空間づくりが必要なのです。

この部分を履き違えたままならば、変化を求めて何かに投資しても空振りに終
わりかねません。

今、温浴ビジネスチームで推奨しているサービスは「名もない空間」です。岩
盤浴ゾーン、ヨガゾーン、介護ゾーン等、特に決まったサービスを提供するの
ではなく、お客様それぞれが、ほうぼうで自分のやりたい事をやる空間、おし
ゃべりしたいオバサン達は思う存分井戸端会議をし、麻雀をしたいオジサンは
隅っこでジャラジャラと役満・ハネ満を追求する。

当然子供も騒げるし、親子で遊ぶグッズもそのへんに置いてあります。お客様
たちはそれぞれ楽しみたい事を勝手に楽しむ、ちょうど「学校の昼休憩の教室
・グランド」みたいな感じです。教室ですから、ビジネスマンやOLが使う夜
の時間帯には、ヨガスクールや図書館が出現しても何の不思議もありませんし
、結果的に運動プログラム付きの介護サービスが昼間に行われていても良いで
しょう。

これを20坪から100坪程度の空間で、店の広さにあわせて提供するのです。

ざっくり言うと、これから何年かは「楽しくワクワクする雰囲気」で集客する
のが、うまく行きやすいと考えています。サービスアイテムで集客してきた業
界から見れば、「雰囲気」が集客につながるなんぞ、常識とかけ離れていると
思うかもしれませんが、時代の変化に対応させるひとつの形として真面目に考
え、実践していかねばと強く思っています。(相良 祐司)

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船井総研 温浴ビジネスチーム 相良(さがら)、山崎(やまざき)
電話番号:03−6212−2930

メールでのお問い合わせはこちら
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┏┏  ■ 湯けむりニュース1 8月度 無料経営相談会開催!
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●8月20日14:00〜、16:00〜、18:00〜
●8月31日14:00〜、16:00〜、18:00〜

★お申し込みはこちらのフォームから
http://www.u271.com/contactus.html

★お問い合わせ
 株式会社 船井総合研究所 温浴ビジネスチーム 担当:山崎
 TEL:03-6212-2930   FAX:03-6212-2943
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┏┏  ■ 湯けむりニュース2
┏    『【大募集】温浴施設で勤務経験のある方!!』                                
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温浴施設で勤務経験のある方!

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┏┏  ■ 湯けむりニュース3 温浴施設売却・土地情報                 
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株式会社船井総研温浴ビジネスチームの以下の温浴施設売却・土地情報が入
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■ 温浴ビジネスチームホームページ新着情報

【成功事例FAX新聞ダイジェスト】
●157号 今こそ麻雀
http://www.u271.com/shinbun/sfd157.html
●158号 一点突破全面展開、世界遺産ヒノキ風呂イベントシリーズ
http://www.u271.com/shinbun/sfd158.html
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             [ 編 集 後 記 ]
・月間の移動距離が10,000キロを超えていました。4ヶ月で地球を1週した計
算になります。なぜ、わかったかというと最近GPSを活用した携帯サイト
のゲームで移動距離に応じてゲームが進んでいくという理由からです。ゲー
ムにはまるのは桃鉄かパワプロ以来です(笑)(やまざき)
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         [週刊 メルマガ湯けむり通信]

 ご意見・ご感想お問い合わせなどは⇒ e026@funaisoken.co.jp
 フォームメールはこちら⇒ http://www.u271.com/contactus/index.html

 編集長:山崎 寿樹
 発行所:株式会社船井総合研究所 温浴ビジネスチーム
 〒100-0005 東京都千代田区丸の内1-6-6 日本生命丸の内ビル21階
 TEL 03-6212-2930(直通)
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http://www.u271.com/


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