湯けむり通信

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■メルマガ湯けむり通信 第569号■ 『目前に迫った「コスト増」時代』

配信日:2012年03月06日

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┏┏┏  週刊 メルマガ湯けむり通信 2012年 3月6日
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┏   ●2767部発行●  http://www.u271.com
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お客様各位

東日本大震災により被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
当社は本業の経営コンサルティングを通じ、各企業様を引き続き
全力でご支援させて戴く所存でございます。
被災された皆様のご無事と被災地の一日も早い復興を社員一同心より
お祈り申し上げます。
                      船井総合研究所
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  今週のCONTENTS
●コンサルタントの視点
 『目前に迫った「コスト増」時代』

●湯けむりニュース
 『お風呂施設向け経営戦略セミナー』 

●編集後記
 『温浴チーム 阿久津の高貴な後記!』

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┏┏  ■コンサルタントの視点
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こんにちは、温泉・温浴経営コンサルタントの相良(さがら)です。
今年はじめぐらいから顧問先でコンサルティングしていると、
「ジリジリと重油代が上昇してきました」との
話題が多くなってきました。

国際社会で外交的な緊張状態が続いており、結果として燃料関係の
単価に値上げ圧力がとまりません。
事実、燃料は値上がりしています。悪夢のようだった5年前の
燃料費高騰の再来になるかはわかりませんが、今の予想では
上げ下げを繰り返しながら結果的には、燃料単価は
上昇していくのではないかと思っています。

加えて電気料金の値上げ。エリアによっては15%以上の料金
値上げになります。原発事故の影響によるものですが、
全電力にしめる原発依存度が高いエリアは、
事故から離れた場所でも電気代が上がります。

さらに水道料金。自治体によりますが、こちらも値上げする動きが
散見されます。特に浄化槽を持たない温浴施設には、
影響が出てくることもあるでしょう。

燃料・電気・水と、いわゆる水道光熱費が、今年は
これまでと違い複数同時に高くなります。温浴という商売は、
大きく影響を受けかねません。相応の対策が急務になります。

コンサルティング先や勉強会(温浴施設経営研究会)の
会員さん達のコスト削減の取り組みをざっとあげると、

●燃料やシステムの転換
(補助金もドンドン活用する必要があります)
●デマンド管理と削減申請
(電気デマンドは削減努力と削減申請のセットが基本です)
●新たな電気料金契約
(電気料金の値上げで、最適な契約内容も変わります)
●電気使用状況をスタッフ作業で徹底管理
(店内に電球がいくつあるか把握する時代です)
●設備メンテナンスの自社化
(見積り15万円の作業が、自社スタッフでもできます)
●土地契約の変更をプロに依頼
(土地交渉のプロが論理的に賃貸料を下げるサービスです)
●食材仕入れの定期的な見積り依頼
(年に一度、全食材の見積り取り直しで仕入額が下がります)
●リネンクリーニングの自社化
(施設規模によっては一年以内に大きな利益が生まれます)
●掃除・清掃業者の自社化
(自社で可能な部分は結構あります)
●ボイラーオフの時間を変更
(タイマー任せにせず、客数に応じて変更します)
●カランまわりの調整強化
(シャワー・蛇口圧力等は、時々調整する必要があります)
●浴槽のフタの徹底
(露天風呂だけでなく、室内浴場もフタをすると効果が大きいです)
●PBリファイン設置で重油使用量削減
(重油配管に跡付けで設置可能な特殊設備です)
●エア供給モーターの削減
(ジャグジーのエアモーター数を絞り、電気代を削減します)
●浴槽内の随所に座石を設置し湯量削減
(浴槽内に椅子を設置し、湯量を減らし満足度を高めます)
●脱衣キー、下足キーの紛失抑制
(抑制できれば結構なコスト減になります)
●可能なものはネットから購入
(ネット販売をドシドシ活用しましょう)
●販促費用対効果の把握の徹底
(もはや必須です。洗練された販促スキルが身につきます)
●他業種との販促連携
(地元商店街、地元教育機関との連携で、販促費用が下がります)
●飲食メニューブックを自社で作成
(自社で作成しても注文数は減りません)
●ビールやお米などの契約見直し
(協賛を含め、再度見積りを取り直す時期です)
●冷凍庫の温度設定変更
(厨房冷凍庫は夏でも−16度で十分です)
●厨房機器の時間帯別の使い分け
(ひとつのハンバーグ焼くのに大型機器はいりません)
●各セラミック商品類の有効活用
(セラミックは怪しいもの有効なものを見極めましょう)
●平日夜間の早上がりルールを徹底
(お客様が少ないのにスタッフが最後まで複数いませんか?)
●各部門の作業効率向上の工夫を徹底
(時間帯によってはレストランのお水はセルフで対応可能です)

・・・などになります。
燃料代がおよそ2倍以上になった2007年と同様、今年の温浴業界も
今一度「聖域なきコスト改革」を実施しなくてはなりません。
コスト増時代は目前に迫っています。(さがらゆうじ)

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┏┏  ■ 湯けむりニュース
┏     お風呂施設向け経営戦略セミナー  
   
  『日本おふろ元気プロジェクト3月16日開催』

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開催日時:平成24年3月16日(金)

温浴事業の再生・活性化のポイントはこれだ!
3年後に生き残る ための手法大公開 !!

■ 第一講座 講師:船井総合研究所 温浴ビジネスチーム 
            経営コンサルタント 相良 祐司
 「温浴施設の新業態および新業態成功の秘訣」

■ 第二講座  講師:株式会社温泉道場 
               代表取締役 山崎寿樹
 「温泉道場の超日常型温浴施設の運営法」

■ 第三講座  講師:株式会社温泉道場 
                代表取締役 山崎寿樹
 「小資本で事業再生運営受託のメリット・デメリット」

【 主催 】 株式会社温泉道場
     (ニッポンおふろ元気プロジェクト 事務局)

【協力】 株式会社船井総合研究所
               温浴ビジネスチーム

 温泉道場とは?・・・ 2011年に設立された温浴施設専門の運営会社。
 温浴業界の業界団体『ニッポンおふろ元気プロジェクト』
 の事務局を務め、温泉アイドルOFR48、サウナ熱波甲子園、
 100のありがとう風呂など温浴業界に新たな風を吹かせる
 プロジェクトの一翼を担っている。

●セミナー開催日時:
 平成24年3月16日(金)13:00〜17:00(受付12:30〜)
●場所:TKP渋谷カンファレンスセンター(渋谷駅より徒歩5分)
http://www.shibuya-kaigishitsu.net/access.shtml

●詳細・お申し込みはこちら(主催:株式会社 温泉道場)
http://www.u271.com/

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【 編 集 後 記 】「阿久津の高貴な後記!」

★皆様こんにちは!編集長の阿久津若奈です。
 プラネタリウムを観に行きました。
 星はいいですね〜。
 暖かくなったら田舎の山でごろごろしながら星を眺めたいものです。
 
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         [週刊 メルマガ湯けむり通信]
 ご意見・ご感想お問い合わせなどは⇒ e026@funaisoken.co.jp
 フォームメールはこちら⇒ http://www.u271.com/contactus/index.html
 編集長:阿久津 若奈
 発行所:株式会社船井総合研究所 温浴ビジネスチーム
 〒100-0005 東京都千代田区丸の内1-6-6 日本生命丸の内ビル21階
 TEL 03-6212-2931(直通)
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