中国株投資レッスン

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第12次五カ年計画の詳細発表相次ぐ

配信日:2012年03月01日

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                     2012年3月1日 第202号

     「中国株投資レッスン」

       TS・チャイナ・リサーチ株式会社 田代尚機 発行
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     目次
     1.株式投資に関する有料メルマガのお知らせ
     2.第12次五カ年計画の詳細発表相次ぐ
     3.有料メルマガ:日本復活のための中国徹底分析メルマガ
     
1.株式投資に関する有料メルマガのお知らせ

 長期投資銘柄として紹介している達進精電(00515)が29日、
11.1%上昇しました!!

 世界が一斉に金融緩和に動き出しています。ハンセン指数はほぼ昨年8月の
下落前の水準に戻りつつありますが、金融相場はまだ始まったばかりです。
日本では日銀が金融緩和姿勢を強めたことで、円ドルレートは円安基調に
動き始めています。

 海外株式投資、なかでも成長力の高い中国株投資は今がチャンスです。

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2. 第12次五カ年計画の詳細発表相次ぐ

 先週から今週にかけて第12次五カ年計画の細かい政策が相次いで
発表された。政策情報といっても、モノのインターネット、新材料、
現代サービス業科学技術(ベンチャーキャピタルなど)、
西部大開発などは、正式に公布されたものだが、再生可能エネルギー、
工業省エネ、水利建設などは、詳細な内容がリークされただけで、計画が
正式に承認されたわけではない。中には噂だけでニュースになる
ものもある。マスコミはこうした政策情報をごった返しで報道していて、
内容も細かくて分かりにくい。

 こうした雑多で分かりにくい情報に関してなぜ注目しなければならない
のか。なぜ重要なのか・・・。それは内容をよくみればわかる。一例として
「新材料産業“十二五”発展計画」の概略を紹介しよう。

 まず、目標となる具体的な数字が示されている。
十二五(2011〜15年)期間における新材料産業の総生産目標を
2兆元としている。これは年間平均25%市場規模が伸びることを
意味している。政府はこれだけの需要を作り出すと宣言しているような
ものである。

 次に、重点新材料として30品種が指定されいる。高分子、アモルファス、
特殊金属、レアアース、新型軽合金、・・・・・。国家が今後一丸となって
開発すべき分野がはっきりと特定されている。

 今回の計画ではおおよそこのレベルまで決められたのだが今後、対象となる
具体的な企業名や開発区などの指定、補助金支給、減税などの条件設定が
逐次発表されるであろう。決して、一度に全部決まるのではなく、大きな
計画から小さな計画へと何段階にも分かれて、逐次具体化されていく。よく
ウォッチしていないと何が重要で何が重要でないかわかりにくい。


 また、西部大開発“十二五”計画の内容を示すと、およそ以下の通り
である。

 まず、目標として、区域経済の成長率目標、居住民の収入増加率目標を
いずれも全国平均以上としている。さらに、新たに鉄道路線距離を
1万5000Km増やすこと、都市化率を45%以上にすることが
示されている。

 また、各地域の特色に合わせ、財政、税収、投資、金融、産業、
土地利用などいろいろな面で差別化政策を行うとしている。今後、
重点経済開発区から率先して開発が進められる。穀物、綿花、油などの
農産品、農産品加工、流通、貯蔵などの産業が優先的に支持される。
インフラ設備では道路交通、水利建設などが重点的に行われる。何を
どのように発展させるのかといった細かい仕様が記されている。

 それぞれの計画がこうした未来地図の形で示されている。企業は研究開発の
対象を絞ることができる。銀行は貸出先を絞ることができる。無駄な
ところに資金や労力をかける必要がない分、効率的である。

 もっとも、効率的と言えるのは、“計画が正確であれば”の話である。
最初から正しい政策など出来はしない。試行錯誤で正解に向かって計画を
少しずつ進めていくのである。

 第12次五カ年計画(全体計画)は2011年3月の全人代で承認された。
この計画を作るために、いろんな層の人たちがおよそ2年の歳月をかけて
練り上げている。国務院は現在、この全体計画に沿って、やるべきことを
より細かい政策に落とし込んでいる。単独の部署が作り上げるというよりは
関連部署が意見を出し合って作る形となっている。

 それぞれの計画がいろいろな角度から検証されている。そうした点で
比較的正しい計画ができるのであろう。

 また、間違ったと思えば、後から変えれば良い。法律でしっかりとした
ものを作るのは最後である。なんでもまず試験的にやってみて少しずつ
範囲を広げるというのが中国の常とう手段である。非常に柔軟である。

 さらにこれまでの計画は、マクロの金融政策とも密接に関連している。
昨年はインフレ問題への対処があらゆる政策に優先した。本来2011年に
すべきことが現在行われているのは、インフレが落ち着くのを待たざるを
得なかったからである。

 イメージで言えば、中国経済は生き物のようである。いろいろな要素が
複雑に絡み合ってそれぞれがばらばらで動いているようで、それが全体で
うまく機能している。

 だから、個別の政策だけを見ているとその政策の本当の意図や効果が
わかりにくい。総合的にいろいろな政策をウォッチする必要がある。
中国経済のわかりにくさは経済体制の本質にかかわるものである。


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3. 有料メルマガ:日本復活のための中国徹底分析メルマガ

    コラム:格差の容認こそが経済成長への早道
ニュースの焦点:中国テレビ産業の勃興
  中国の真実:生きた熊の胆汁を採取する帰真堂に非難が集中

コラム:格差の容認こそが経済成長への早道

 26日にNHKで放映されたスペシャル番組、「ヒューマン、マネーは
どう生まれた?」をみた。この番組によれば、マネーの誕生が人類を
飛躍的に発展させたそうである。ただ、この番組の中で、私は別の視点から
非常に重要であると思ったことがある。

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