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中長期成長株、景気敏感株を狙う

配信日:2011年10月19日

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                    2011年10月19日 第183号

         「中国株投資レッスン」

       TS・チャイナ・リサーチ株式会社 田代尚機 発行
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         目次
         1. 中長期成長株、景気敏感株を狙う
         2.有料メルマガのお知らせ

1.中長期成長株、景気敏感株を狙う
 9月最終週に紹介した達進精電(00515)。街燈用LEDで急成長を
続ける中小型成長株である。あれから株価は暴騰した。

 底値は9月26日場中で記録した0.810香港ドル。その後しばらくは
底這が続いたが、10月7日あたりから急騰が始まり、13日の場中には
高値1.730香港ドルを記録した。この間、株価は113.6%もの
上昇となった。その後株価は調整し、14日終値は1.51香港ドルで
引けている。この段階でも底値から見ると86.4%上昇している。

 それまで大きく下げてきた反動と言ってしまえばそれまでだが、特別な
買い材料がないにもかかわらず、突然の反転上昇である。業績のしっかりと
した成長株でありながら、まるで仕手株のような動きとなっている。

 下げるときはちょっとした戻りもなく、直線的に下げてしまう。損切りを
考える場合、下手に戻り売りで処理しようなどと思うととんでもない目に
あってしまう。また、押し目で買おうにも、あっという間に倍返しである。
買いのタイミングも難しい。

 機関投資家のウエイトが大きい銘柄、特に中小型株では独特の動きをする
ということである。

 機関投資家の立場に立ってみると少しは株価の動きがわかるかもしれない。
中小型の成長株は、EPSの伸びが大きい分だけ株価の上昇速度は早い。
ヘッジファンドなど高リターンを目指す投資家にとっては格好の
投資対象となろう。

 問題は流動株数が少ないこと。適正な数量を買おうとすれば、安値圏で買う
のは難しい。また、同じ理由で、高値圏で売ることも難しい。流動性の
乏しい銘柄は、よほどしっかりとした見通しを持っていないと買いにくい。
しかし、それでも機関投資家が買ってくるときは、買い出したら、
しばらく買いが続くことになる。

 前回触れたように、ファンドの背後にある顧客の解約が続き、
現金化しなければならないような場合には、信じられないくらい売られ
続けることになる。売れないところを無理に売らざるを得ず、結果として
今回のようなビッグチャンスが出現するわけである。

 ちなみに、個別銘柄の株価見通しで、アナリストの予想に限界があるのは、
需給要因によって、バリュエーションが不安定になるからである。株価の
絶対水準については、“資金が株式市場に流入するのかどうか”が
重要であって、バリュエーションは銘柄比較、あるいはセクター比較
においてこそ、威力を発揮すると言えよう。

 9月末から10月前半にかけて、大きく動いた銘柄は他にもたくさんある。
中国ガラスは9月26日の場中で0.74香港ドルを記録している。
それが10月14日終値で1.53香港ドルまで回復、この間の上昇率は
106.8%となっている。少し上昇率は落ちるがそれでも、セメントなど
景気敏感株の中には5割以上上昇している銘柄はいくつもある。ちなみに、
この間の底値(場中安値)と10月14日の終値を比べると
香港ハンセン指数は14.4%上昇、H株指数は18.9%上昇に過ぎない。

 最も大切なことは、これからどうなるかである。週足を見れば一目瞭然で
あるが、ここで示した銘柄や景気敏感株は直近、確かに大きく戻しては
いるが、年初来高値と比べれば依然として、大きく下げた状態である。
今後半年間で、何倍にもなる可能性を秘めた銘柄がたくさんあるはずだ。

 株価が上昇トレンドとなるには、まず、欧米投資家の中国経済への見通しが
改善される必要がある。少なくともハードランディング懸念は完全に
払しょくされる必要があろう。もっとも、その点は全く心配していない。
物価の沈静化、発展政策の発動などを通じて、中国経済は第3、4四半期に
底を打つと見ている。年末までには、欧米投資家もそれが
コンセンサスとなるだろう。

 一方、資金は今後出て来るのだろうか?冒頭から示しているように、
中国株においても、欧米投資家の影響が極めて大きい。欧州債務危機、
アメリカの経済減速、政策不信などがしっかりと消化されないと、株価の
大きな反転は望めそうにない。

 ただ、別の考え方もある。欧米の問題をかなりの確度を以て見通すことは
困難であり、ならば、できるだけ考え過ぎないようにする。その上で、
NYダウを機関投資家のリスク許容度の指標と見立て、テクニカルに
売買判断を行う。NYダウは8月以降10月15日現在、ボックス圏で
推移している。ボックスの下限に達するか、あるいは上に抜けて行った
時点で買いに入る。あるいは一旦下に抜け、次の底値を辛抱強く狙う・・・。

 大きな値幅を取りたいならば、狙いは大きく下げた中長期成長株か
景気敏感株である。リスクと期待収益率の大きさには正の相関がある。
大きく値幅を取りたいならば大きなリスクを取らざるをえない。
大切なことは自分のリスク許容度をしっかりと見つめ、自分にあった戦略を
決めることだ。(10月16日作成)


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2.有料メルマガのお知らせ
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