湯けむり通信

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■メルマガ湯けむり通信　第５０４号■『お一人様の居心地の良い施設作り』

配信日：2010年11月30日

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┏┏┏　　週刊　メルマガ湯けむり通信　【第504号】　　 2010年 11月30日
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┏　　　●3,223部発行●　　http://www.u271.com
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　今週のCONTENTS

●コンサルタントの視点 『お一人様の居心地の良い施設作り』　
　　　　　　　　　　　　

　●湯けむりニュース１ 　　年末年始のイベントに！
　　　　　　　　　　　　　『ありがとう風呂はじめませんか？』


　●湯けむりニュース２ 　 運営受託・委託情報求む。


　●湯けむりニュース３ 　 『無料のモバイルクーポンを活用してますか？』


●ホームページ新着情報

●編集後記

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┏┏　　■　コンサルタントの視点
┏　　　　『お一人様の居心地の良い施設作り』
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こんにちは。船井総合研究所の大倉友美（おおくらともみ）です。１２月も
目前、街はクリスマスの飾り付けでにぎわっていますね。寒い冬ですが、外
に出かけることがちょっぴり楽しみになります。さて、今回はお一人様に快
適に過ごしていただくために、温浴施設で何ができるか考えてみたいと思い
ます。

本題に入る前に、なぜお一人様に着目するのか理由を述べておきたいと思い
ます。国立社会保障・人口問題研究所によると、２０１０年の平均世帯人員
は２.４７人です。１９８０年は３．２２人、１９９０年は２．９９人でし
た。この１０年間で約０．７人も減ったことになります。

今後もこの傾向は変わらず、国立社会保障・人口問題研究所の予測では２０
３０年に２．２７人になると言われています。一見、「一世帯あたり、２人
〜３人」と受け取ってしまうのですが、その内訳が重要です。単独世帯（単
身、１人暮らし世帯）の割合が非常に高く、２９．５％（２００５年）です。
２０３０年には３７．４％まで単独世帯が増える予測です。全世帯の３〜４
割は単独世帯といえるのです。

単独世帯がこれほどまで構成比を上げているにもかかわらず、平均世帯人員
が2２．４７人（２０１０年）ということは、３人世帯、４人世帯のファミ
リー層の構成比で全体が押し上げられているのでしょう。つまり、一人暮ら
しの単独世帯か、ファミリー層かお客様は大きく２つに分かれてきていると
言えます。

今後も非婚化が進み、単独世帯が増えていくと予測できます。一人暮らしの
お客様が温浴施設に行くときは、一人で行くでしょうか？
それとも友人や別の場所に住む家族と複数名で行くでしょうか？
実際には一人で行くことは少ないのかもしれません。
しかし、一人でも気軽に行ける温浴施設があれば一人暮らしの人を中心に利
用回数は増すと思います。

（例えば、サウナなどは一人のお客様を対象にしていますが、逆にファミリ
ー層を獲得できていませんね。）

現在、一人で温浴施設に行くにはある程度の『勇気』が必要です。特に女性
にとっては心理的にハードルが高いことだと感じます。私も女性ですが、一
人で温浴施設に行きたいと思ってもなかなか気が進みません。なぜなら、飲
食スペースにあるダイニングテーブルはほとんどが４人掛けです。浴室は全
体が見渡せるようになっており、家族で来ている人が多い中で、一人で入る
ことは少しストレスになります。

マッサージチェアが設置されている休憩スペースも個室に区切られているこ
とが少なく利用しずらいと感じることがあります。一方、露天風呂でも一人
で入れるような小さめのお風呂がいくつかあれば、ほっと心が安らぎますし、
休憩スペースも小さなスペースに分かれていると利用しやすく、満足度が高
くなると思います。

一人でも快適に過ごせる空間があればもっと行きやすくなります。

ちょっとした工夫・配慮で心理的ハードルを下げることは可能なのです。ほ
とんどの温浴施設はファミリーや複数名で利用することを考えて施設を作っ
ています。もちろん、基本的には複数名で利用することを念頭において施設
作りをしていかなければなりません。

しかし今後は、一部『お一人様』でも気持ちよく利用していただく工夫も行
っていかなければならないでしょう。特に、お一人様に力を入れて施設作り
に取り組んでいる温浴施設が少なければ、お一人様のお客様を囲い込むこと
ができます。

是非、一人でも楽しめる施設作りを始めてみてはいかがでしょうか？今まで
とは違ったお客様がご来館し、施設を楽しんでいただけるチャンスです。
（おおくら）
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┏┏　　■　湯けむりニュース１　年末年始のイベントに！
┏　　　　『ありがとう風呂はじめませんか？』　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
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担当：夢古道の湯　店長 伊東さま
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┏┏　　■　湯けむりニュース２　
┏　　　　『運営受託・委託情報求む。』　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
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担当：山崎（やまざき）
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┏┏　　■　湯けむりニュース３　
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　　　　　　　　　［週刊 メルマガ湯けむり通信］

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　フォームメールはこちら⇒ http://www.u271.com/contactus/index.html

　編集長：山崎　寿樹
　発行所：株式会社船井総合研究所 温浴ビジネスチーム
　〒100-0005　東京都千代田区丸の内1-6-6　日本生命丸の内ビル21階
　TEL 03-6212-2930（直通）
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