中国株投資レッスン

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利上げではなく預金準備率引上げへ

配信日:2010年11月20日

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                    2010年11月20日 第132号


         「中国株投資レッスン」

       TS・チャイナ・リサーチ株式会社 田代尚機 発行
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         目次
         1. 利上げではなく預金準備率引上げへ
         2.お知らせ

1.利上げではなく預金準備率引上げへ
 中国人民銀行は19日大引け後、預金準備率を0.5%引き上げると
発表した(29日より実施)。預金準備率の引き上げは、今月に入り
2度目。10日発表、16日付で0.5%引き上げられたばかりである。
これにより、4大国有商業銀行の預金準備率は18.5%となり、
史上最高をさらに更新することになる。

 金融当局は短期金融市場で発生している過剰流動性を全力で解消させよう
としている。その背景には、インフレ期待の高まりに対する強い懸念が
ある。インフレは一旦進行すると、自己回帰的に上昇を加速させてしまい、
コントロールが利かなくなってしまう。コントロールできるうちに、
出来るだけ早くインフレの芽を摘み取ってしまおうというのが金融当局の
狙いであろう。

 年初から、ニンニク、緑豆が急騰したが、ここ数カ月では綿花、糖が
急騰している。問題はその価格急騰が、天候不順などの供給サイドによる
要因ばかりではなく、買い占め、あるいは先物市場での投機的取引など、
需要側の要因によって引き起こされていること。いわゆる投機の結果で
物価が上昇しているのである。

 不動産価格の上昇も、一面では需要側の投機が要因である。投機が
はびこるのは過剰流動性が存在するからである。中国人民銀行は
過剰流動性を解消させることで、物価、不動産価格の上昇を抑えようと
しているのである。

 市場では利上げ懸念が高まっていたが、いまのところ利上げは遠のいた
ようだ。現在の中国経済では、過剰流動性が問題となっているのであって、
経済過熱が問題となっているのではない。金利を引き上げて、投資を
抑えたいわけではない。

 現在の金利水準は、歴史的に見て低水準にある。預金準備率が史上最高
レベルに達しているのと対照的である。とはいえ、物価水準が高いため、
実質金利がマイナスとなっていることを考えれば、今後利上げが進む
可能性は高い。一方、来年は第12次五カ年計画の初年度であり、
投資案件は豊富である。利上げによる成長率鈍化をそれほど心配する必要は
なさそうだ。

 現在の金融政策は、インフレ、資産バブルを未然に防ぎ、経済の安定的な
成長を実現させるための措置である。

 10月以降の本土市場の上昇は不動産に向かっていた投機資金が
株式市場に流入したことが一つの要因である。現在の金融政策が
過剰流動性の解消を目的としている以上、株式市場への影響は免れない
だろう。

 もっとも、これは短期的な要因である。上海総合指数の市場平均PERは
20倍を切っており、本土市場としては依然として割安な水準である。
1−9月までの企業業績をみると、A株企業全体で35.1%の増益。
通期では多少鈍化したとしても、3割程度の増益は確保できそう。

 株価の水準をみると、上海総合指数は2007年10月の最高値からみると
5割に過ぎず、2009年8月の高値も超えていない状況である。物価、
不動産価格が安定してくれば、株価は再び上昇トレンドに戻るであろう。

 12月は銀行に対する融資が厳しく制限されそう。利上げも予想される。
この先もう少し調整しそうであるが、ここは割安な株価がさらに割安になる
といった局面。本土関連商品はこれからが買い場である。


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2.お知らせ
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2009年は上昇一辺倒の年となりました。そして今年は理想的なカップを
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2007年、世界経済の成長点はアメリカから中国へと移りました。
2009年、中国の輸出はドイツを抜き、世界第一位となりました。そして、
2010年、中国の経済規模は日本を追い抜くことが確実となりました。

現在、中国の経済規模はアメリカの約3分の1です。日本との関係で言えば、
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高成長を続けるならば、中国はアメリカを抜いて世界一の経済大国となるで
しょう。

もっとも、こうしたベストシナリオを達成するために中国は、アメリカとの
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第2部 講師:戸松信博 第2部は、第1部のセミナーをベースにして、
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