湯けむり通信

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■メルマガ湯けむり通信　第６２３号■　『水光熱設備の非常識』

配信日：2013年03月26日

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┏┏┏　　週刊　メルマガ湯けむり通信　2013年 3月26日
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┏　　　●2437部発行●　　http://www.u271.com

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　　今週のCONTENTS
●コンサルタントの視点
　『水光熱設備の非常識』

●湯けむりニュース
　『第２回おふろ甲子園エントリー開始！限定１００店舗４月末締切』

●編集後記
　『温浴チーム　阿久津の高貴な後記！』

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┏┏　　■コンサルタントの視点
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こんにちは、温泉経営コンサルタントの相良（さがら）です。
東京・神奈川では早くも桜が満開。
確かに3月後半になり急激に暖かい日が増え、お風呂経営にも
影響が出ているように感じます。燃料の使用量は減ってくれますが、
急ぎイベントを変更しているところも多いかと思います。
天候との関りをどれだけ日々の運営に取り入れ、
業績につなげられるかは、まだ業界の課題ともいえましょう。

さて、それに関連する話。今年の気候について猛暑や台風が多いなど、
色々と予測がでておりますが、温浴施設の水道光熱費が
最も懸念されるところです。この数年の電気代や
燃料代の経緯を見るに、水道光熱費の構造を見直さねばならないと
感じています。

理由はシンプルで、電気代はまだ上昇する傾向にありますし、
燃料代も同様だからです。世界や国内のエネルギー情勢を見るに、
この10年を振り返っても値下げに転じる気がしません。
そのたびに温浴施設の利益が削られています。

太陽光発電、コージェネなどの技術もよいとは思うのですが、
もっと安価でシンプルな仕組みがこの業界には必要で、
例えばガスボイラーが不要、エアコンもいらない、
といった環境を実現できたらと思います。

突拍子もない事を言うようですが、多くの温浴施設は、
こういった既存設備は「あって当然」と考えることが多いはず。
常識の観点からすれば「そりゃそうだ」という事になります。
しかし、実際には冷房や暖房は本当に必要なのか、
ボイラーは灯油や重油、ガス仕様じゃなきゃダメなのか、
という議論もあるのです。

助成金の交付リストを見ていくと、温浴施設に薪ボイラーと
重油ボイラーを併設させ、燃料代を50％削減させたり、
空調設備はあるが今は使っていない、それでも店内をしのげるよう
空気の対流を工夫したりと、現実に水光熱費の中身を根本的に
替えてしまうような事例が出ています。私などは先日その店に
お邪魔させてもらい、目と耳を疑うような衝撃を受けました。
ビックリ事例とは存在するものです。

思い返すとエアコンが完全に家庭に普及したのは、この20年のこと。
それ以前は窓を開けたり、打ち水をしたりで涼しさを確保していました。
当たり前にガスや重油のボイラーを設置したり、
空調設備を持ったりすることが、そのまま利益を
食いつぶすようになってしまった今の時代、
ここらで温浴施設のコスト構造も進化させたいところです。
（さがらゆうじ）

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┏┏　　■　湯けむりニュース
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おふろ甲子園とは・・・
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直通電話０９０−３４５０−８３６０
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【 編 集 後 記 】「阿久津の高貴な後記！」

★皆様こんにちは！編集長の阿久津若奈です。
　東京は桜満開ですね〜☆
　私も近所でお花見してきました♪
　桜は綺麗で可愛くて癒されます。
　このまま妹の大学入学式まで咲き続けるといいなぁと思います。
　
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　編集長：阿久津　若奈
　発行所：株式会社船井総合研究所 温浴ビジネスチーム
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