【音声も聴ける!】元新聞記者による著者インタビューメルマガ「人生を変える一冊」

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【音声も聴ける!】著者インタビューメルマガ「人生を変える一冊」Vol.24【湯山玲子さん】

配信日:2009年10月28日

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ vol.24━2009.10.27
「著書への想い」「座右の書」「仕事・人生」について聞く
【音声も聴ける!】元新聞記者による著者インタビューメルマガ「人生を変える一冊」
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┃目次  (1)今日のプレゼント《その1》
┃    (2)今日の著者インタビュー
┃    (3)ポッドキャストに和田裕美さんご登場
┃    (4)編集後記
┃    (5)今日のプレゼント《その2》

 発行:KIQTAS(キクタス) 早川洋平
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■今日のプレゼント《その1》
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今日は今年2月にポッドキャスト「人生を変える一冊」でインタビューさせて頂いた
エンビジのまるるちゃんこと丸山さんから無料プレゼントをいただきました。

まるるちゃんというとふざけた名前みたいですが(笑)
「エンジニアがビジネス書を斬る!」というメルマガを長年にわたり
発行しているいわば僕とっての大先輩。

私が以前から愛読しているメルマガなんですが、丸山さんは自分で読んだビジネス書を
レビューしてくれるんです。

いわゆる「書評」メルマガなんですが、元エンジニアという肩書きに反して(笑)
固い書評ではなく、すごく分かりやすいのが大きな特徴です。

ビジネス書って読みたい本ばかりで、実際は何を選べばよいのか分からないですよね。
僕も著者インタビューというお仕事柄、「どうやって本をチョイスしているのか?」
「どうやってビジネス書のトレンドをおさえているのか」と聞かれることが少なくありません。

そんな僕にとって、正直丸山さんのメルマガの存在はありがたい限りです。

さすがAmazon1位の読書術の本
(『いつも目標達成している人の読書術』)を書いている方だけあって
目利き、要点のまとめ方には、ただただ勉強になるばかり。

お金も時間も大幅に節約することができるという大きなメリットもあると思います。

そんな丸山さんことまるるちゃんが、今回とってもありがたい無料レポートプレゼント
をしてくれるそうです。

【成功する戦略の進め方とは? 10倍の時間をかけずに、10倍成功するには?】

 ↓ ↓ ↓ ↓
http://www.1mgkk.com/m/107/yh1043.html


成功するために必読の本を、私たちの代わりに読んで、
しっかりとレポートしてくれたのです。私ももちろん読みました。

著者インタビューまで入っていてびっくりです!

しかし、ここまでされてしまうと、
正直ポッドキャストとこの著者インタビューメルマガを
配信している僕の立場が……(笑)


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■今日の著者インタビュー:
クリエイティブ・ディレクター湯山玲子さん
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【プロフィール】湯山玲子/ゆやま・れいこ1960年生まれ。
有限会社ホウ71代表取締役。
日本大学藝術学部文芸学科非常勤講師。
出版広告ディレクター。
自ら寿司を握るユニット「美人寿司」
を主宰し、ロシア、イタリア、ベルリンなどへ海外
出張もしている。著書に『女ひとり寿司』(幻冬舎)
『クラブカルチャー!』(毎日新聞社)などがある。
http://yuyamareiko.typepad.jp/


【早川】みなさんこんにちは。
今日は新潮社から発売中の『女装する女』著者の
湯山玲子さんをお迎えしてお話をうかがいます。

まずは『女装する女』を書いたきっかけを教えてください


《「女を使う」の現代版》

【湯山】本書は私が一昨年ほど前に参加した
「博報堂アーキテクト」でのミーティングをまとめた
ものです。

やはり女性マーケットは消費の牽引力です
ので、博報堂さんから今の女性のあり方を聞きたいと
言われたことがきっかけです。


【早川】『女装する女』の定義は何でしょうか。


【湯山】今の女性は女を自覚する時間がない。

そんな女性たちが、かつて女が「愛人か妻」でしか
なかった時代の装飾的なファッションや文化がある
ことに気づき、それで遊んでみるとおもしろいという
発見をした。

だから今の着飾った女の人は女を取り
戻しているのではなく、「女装」しているのに近いんです。

最近はゲイのタレントが出る番組がはやっています
が、それと全く同じだと考えていいと思います。


【早川】女性の社会進出と「女装する女」の関係は
何でしょうか。


【湯山】80年代の雇用機会均等法発令前後に女性誌
ではやっていた女性のファッションは肩パッドで肩を
いからせながらもウエストは細く、ストッキングを
見せて女らしさを全面に出したもので、「女らしさを
出すけれども甘さはない」というメッセージでした
が、今の「女装」は逆に甘さが攻撃性になって
います。

『女装する女』のエピソードの一つに、某テレビ局の
女性敏腕プロデューサーの話があります。

あるタレント事務所のこわもて男性が無理難題を
言ってくるのを止めるために、彼女が会談場所に指定
したのが帝国ホテルのロビー。

そこに全身セーブルの
ロングコートにシャネルのバニティ、髪は縦ロール、
マノロ・ブラニクの靴で行った。

ときにビジネスは“power to power”ですから、
それに女性性で対抗できるわけです。


【早川】「ロハス・エコ女」をピックアップした
理由を教えてください


【湯山】間違いなく次の産業のキーがあるからです。

しかもこれは女性が推進力になっている。

もともとロハスやエコと女性は非常に相性がよく、
どちらかというと成長一辺倒だった近代資本社会に
警鐘を鳴らす反体制であり、またそれが女性の
就業支援になっている。

ネットで起業するときに自分や社会に恥ずか
しくない理由としてのエコ。

意地悪な見方をすると、ギラギラしたものを見せずに
展開できるビジネスがエコだと言えます。

ただ私はロハス、エコの風潮に少し抵抗感があり
ます。なぜかと言うとブレーキの思想だからです。

どうしても横並びや性善説に傾きやすい。

そもそも人間の中には毒もあり、完全にピュアではない。

私は善悪共存する社会が健全だと思うので、
エコ思想がそういうものを一掃してしまうのが嫌ですね。


【早川】女性はこれほど多面的なのですか。


【湯山】この10人の女性は一人の女性の中に全て
あります。

なぜいろんな生き方を持っているかと言うと、
女性は男性にくらべて甘やかされないんです。

男の子は長男として大切に育てられますが、
女の子はあまり世の中が守ってくれない。

小さい頃から自分の中にいくつかの人間を持っていて、
「こっちがダメならこっち」という手口がある。

だから女性はリストラで騒がない。

常に会社に拠らない考え方があるからです。

精神的アイデンティティを仕事にしてしまうと、
それがゆらいだときに深刻になりますが、
女性は趣味やいろんなことに分散させている。

これは女性の強さだと思います。


【早川】湯山さんといえば広い人脈をお持ちの印象を受けます。

わたしたちが人脈を築くうえで心がけるべきことがあれば教えてください。


【湯山】あくまで駆け出しの頃や短期間で人脈を作る
方法としてですが、誘われた飲み会は断らないこと
です。

私も独立した当時はどんなに疲れていても必ず
足を運びました。もちろんつまらない会もあります
が、必ず一人で参加して気の合う人とずっと残るよう
にしました。

その人が仕事をくれたこともありまし
たし、すぐに仕事にならなくても遊びに誘ってくれた
ことからいろんな人と知り合いになれました。

独立して活躍したいと思っているなら、まず濃密な
人間関係が必要だと思います。


【早川】湯山さんの「人生を変えた一冊」を教えて
ください。


【湯山】中学1年の夏休みに読んだカフカの
『城』(新潮社文庫)です。

ある登場人物が城に入るのですが、どうしてもその
組織やルールと相容れないという日常を書いたものです。

その感覚が13歳でもよくわかって、感想文で賞を取りました。

今でも集団と個人の疎外感を描いたものが好きです。

これとカズオ・イシグロの『わたしを離さないで』
(早川書房)です。


【早川】ビジネス書は読みますか?


【湯山】3年ぐらい前からビジネス書に注目して
いました。

勝間さんの本も買いましたし、小山龍介さんの
『STUDY HACKS! 楽しみながら成果が上がるスキルアップのコツと習慣』
(東洋経済新報社)もおもしろかったです。

スピード感があって、彼は現代の若い男性のヒーロー
ではないかと思います。


【早川】湯山さんの好きな言葉はなんですか?


【湯山】小学生のとき、自分のモットーとして選んだ
のが「飛耳長目(ひじちょうもく)」です。

「耳を張り、目を凝らして情報を収集せよ」という
意味で、兵法の一つです。自分でもこの言葉通りの
キャリアを歩んでいると思います。


《無意味な幻想を捨てる》

【早川】これからの男性、女性についてどう変化する
と思いますか。


【湯山】『女装する女』の出版と前後して草食男子、
肉食女子という言葉が出てきましたが、私はこの
傾向はどんどん進んで、それが人事や社会システムに
反映されてくると思います。

たとえば政治だと女性は
福祉系の担当ばかりで政策の中心に行っていま
せんが、そういう単純な振り分けはなくなると思い
ます。

いまはまだまだ上の世代が強いのですが、
世代交代が進んで決定権のあるところに女性が
入ればおのずと制度が整っていくと思います。

女性のほうの問題としては、今だにセックス・恋愛・
結婚を同一視しているから悩みが深い。

それならば人生のパートナーを見つけることと
性欲は別と考えていいのではないかと思います。

女の人は恋愛幻想を抱きがちですが、
そもそも恋愛の前に個人がある。

またその考え方で社会も進んでいくと思います。
男性はそれを聞くと不安になると思いますが、
むしろそれを知ったうえでどんなパートナーシップを
組むかを考えるのが建設的ではないでしょうか。


【早川】本書で一番伝えたかったことは何ですか?


【湯山】本書は現状分析であって、自分の伝えた
かったことまで言及していません。

ただ、ありもしない女性幻想が自分の足かせになる
なら止めていいと思います。

今の「草食男子」は男性
幻想からの解放という面もあります。

日本人はなにかと思いこみの枠を作って悩みがち
ですが、それは全くナンセンスだということが行間に
出ているかもしれません。


【早川】ありがとうございました。

今日は新潮社から発売中の『女装する女』著者の湯山玲子さんを
お迎えしてお話をうかがいました。(了)


●インタビュアー/早川洋平 ライティング・構成/関根美代子

【湯山さんの著書】
 『女装する女』(新潮社) 
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4106102919/yohaya10-22

【湯山さんおすすめの一冊】
 カフカ『城』(新潮社文庫)
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4102071024/yohaya10-22

 カズオ・イシグロ『わたしを離さないで』(早川書房)
 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4152087196/yohaya10-22

【このインタビューを音声で聴きたい方は…】
 ポッドキャストでお聴きいただけます。
 ↓ ↓ ↓ ↓
 https://i-magazine.jp/bm/p/aa/fw.php?i=yh1043&c=32&n=__no__
(iTunesストアが起動します) 


 ◆次号(予定):
  湘南ストーリーブランディング研究所代表川上徹也さん
  『価格、品質、広告で勝負していたら、お金がいくらあっても足りませんよ』


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(3)ポッドキャスト
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●「人生を変える一冊2」(音声)更新しました。
 ↓ ↓ ↓ ↓
  https://i-magazine.jp/bm/p/aa/fw.php?i=yh1043&c=32&n=__no__
(iTunesストアが起動します)

◎Vol.54 クリエイティブ・ディレクター 湯山玲子さん
◎Vol.53 株式会社ペリエ代表取締役 和田裕美さん
◎Vol.52 著述家 山口智司さん


●今後ご登場の著者さんへ質問募集中!

・森英樹さん(戦略経営コンサルタント)
・藤井孝一さん (週末起業フォーラム代表)
・内藤真一郎さん (ファインドスター社長)
・武沢信行さん(有限会社がんばれ社長)

質問フォームはこちら  

 ↓ ↓ ↓ ↓
http://www.formpro.jp/form.php?fid=43198

●早川のプロデュース番組(動画)
 『野宮真貴の新宿二丁目ハーメルン』
 ↓ ↓ ↓ ↓
https://i-magazine.jp/bm/p/aa/fw.php?i=yh1043&c=33&n=__no__

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(4)編集後記
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今回インタビューにご登場頂いた湯山さんは
文章を書くのも、トークも超一流。

書けてもしゃべれない、しゃべれても書けない人という人が
ほとんどかと思いますが、湯山さんは別格でした。

余談ですが、今回のご縁をきっかけに
湯山さんがプロデュースなさった
元ピチカートファイヴの野宮真貴さんのビデオポッドキャスト番組の
プロデュース(兼インタビュアー)をさせていただきました。

 ■元ピチカート・ファイヴ野宮真貴さんが日本最大のゲイタウンを練り歩く!
  『野宮真貴の新宿二丁目ハーメルン』(ビデオポッドキャスト)
 ↓ ↓ ↓ ↓
https://i-magazine.jp/bm/p/aa/fw.php?i=yh1043&c=33&n=__no__

うれしいことにiTunesビデオポッドキャストランキング(ミュージック部門)
でほぼ1週間1位が続いています。

ランキングが全てではないとはいえ、
やはりポッドキャストプロデューサーとしてはうれしいものです

野宮真貴さんが日本最大のゲイタウン「新宿二丁目」を練り歩く
光景&シークレットライブの様子は、何度見ても面白いですよ〜。

手前味噌ながら必見の価値ありです。


●アメブロ、始めました。「聞くをビジネスに!聞きコミ」
 新聞記者やポッドキャストのパーソナリティーとして培った「聞く技術」、
 さまざまな著者さんへのインタビューから学んだビジネスに活かせる
 「聞く技術」を公開しています。
 ↓ ↓ ↓ ↓
 http://ameblo.jp/kiqtas/


●始めました、Twitter
 早川のTwitterアカウント
 ↓ ↓ ↓ ↓
   yh1043


●梶原しげるさん(フリーアナウンサー)、木戸一敏さん(営業コンサルタント)と
 【口下手な人がビジネスで結果を出す】ための
 オーディオセミナーを出させていただきました。
 ↓ ↓ ↓ ↓
https://i-magazine.jp/bm/p/aa/fw.php?i=yh1043&c=31&n=__no__


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(■今日のプレゼント《その2》
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総計38名様に「あの一冊」をプレゼントします!


?「ビジネス書」のトリセツ/水野俊哉さん(3名様)

?すぐにケータイをかけなさい!/井上裕之さん(5名様)

?戦わない経営/浜口 隆則さん(10名様)

?「心の翼」の見つけ方/浜口 隆則さん(10名様)

?1回きりのお客様を100回客に育てなさい/高田 靖久さん(10名様)


ご応募はこちらから
 ↓ ↓ ↓ ↓

http://ameblo.jp/kiqtas/entry-10360228887.html

《11/23(金)締め切り!》

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発行者    KIQTAS(キクタス) 代表 早川洋平
        プロフィール 
        https://i-magazine.jp/bm/p/aa/fw.php?i=yh1043&c=34&n=__no__

バックナンバー https://i-magazine.jp/bm/p/bn/list.php?i=yh1043&no=all

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