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Daily Drama Express 2009/08/05 任侠ヘルパー (5)

配信日:2009年08月24日

===================================================== 発行部数 4321 ==
★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2009/08/06 (Thu) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.木曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 木曜日の連続ドラマ
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タイトル 仁侠ヘルパー
局  名 フジテレビ系
放映日時 木曜22時
キャスト 翼 彦一(草なぎ剛)
 鷹山源助(松平 健)
 黒沢五郎(五十嵐隼士)
 四方木りこ(黒木メイサ)
 六車雅人(夕輝壽太)
 二本橋賢吾(宇梶剛士)
 鷹山三樹矢(薮 宏太)
 園崎康弘(大杉れん)
 和泉零次(山本裕典)
 美空晴菜(仲里依紗)
 羽鳥 晶(夏川結衣)
 日野弥生(中別府葵)
 堀井皐月(安田美沙子)
脚  本 古家和尚
主題歌  SMAP『そっと、きゅっと』

あらすじ  第五回 憎き母との再会

 四方木りこ(黒木メイサ)に、羽鳥晶(夏川結衣)に入れ墨を見ら
れたと言う翼彦一(草なぎ剛)。
 りこは、連帯責任だって、言われてるんだから、と怒る。

 彦一は、鷹山組組長・鷹山源助(松平健)には、自分から言うと言
う。

 そこに入ってこようとしたヘルパーの美空晴菜(仲里依紗)をりこ
は追い出し、このことは言うな、と言う。晶も倒れ、どうなるか分か
らないから、と。


 主人の介護に疲れたと遺書を残すと、寝たきりの夫の枕元に通帳を
取り出して置き、首を吊って死のうとする女性。
 その時、呼び出し音。夫が、「おい、さくら、小便」と言う。

 それを無視して小澤さくら(倍賞美津子)は首を吊ろうとしたが、
踏み台にしようとした本が崩れ、倒れる。


 晶が目を覚ますと、息子・羽鳥涼太(加藤清史郎)が顔をのぞき込
んでいる。

 安心する秘書に、すぐ車を呼んで、と晶。
 倒れたのは過労ですよと止めても、仕事があると晶。
 涼太のためにもと言われると、今週は無理だけど、来週になら、と
晶。

 ベッドから立ち上がった晶が涼太に手を差し出すが、涼太はさっさ
と先に行く。

 さくらの夫・小澤義男(上田耕一)という男性が「タイヨウ」に入
所する。71歳で、左半身麻痺なのだ。

 介護福祉士・和泉零次(山本裕典)が、なんでも言ってくださいと
言うと、義男は、「さくらを呼べ」とだけ言い続ける。


 「タイヨウ」では、近所の住民とふれあうイベント「地域交流会」
に何をするか話し合っている。
 例年は歌。それも童謡。それなら一緒に歌えるから、と。

 黒沢五郎(五十嵐隼士)は、もっと派手なものにしましょう、と言
う。
 ダンスとか?と二本橋賢吾(宇梶剛士)がいい、ノリノリの五郎、
二本木、晴菜。

 涼太が、「そんなこと、できるわけないでしょ」と言ってから、し
まったという顔をする。

 じゃあ、仮装大会は?セーラー服なんて。
 でも、セーラー服を着ても年は若くならないと。

 晴菜なら?とふられると、恥ずかしいと、晴菜。
 りこは?と水を向けられると、「見てーか?」とりこ。
 「見たい!」と男性陣の答え。

 そこにオーナーの園崎康弘(大杉れん)が、ハーモニカを付け、ギ
ターを下げて現れ、みんなで発声練習をする。

 涼太は、晶が倒れたときは、今後のことを心配して、落ち込んでい
たのに、晶がその日のうちに退院したと聞いてた途端、元気になった
と、康弘を評する。


 涼太は、りこと彦一を連れて、さくらの見舞いに行く。
 りこが、こんな大人数で行ってもいいのか?と聞くが、涼太は大勢
で介護していると見せた方が、安心されるのだと言う。しょせん義男
は、1ヶ月だけの入所。もう来月の入所者も決まっている、と。

 さくらの右腕のやけどの痕を見て、彦一は、さくらと距離を置く。

 さくらは、義男をずっと預かってください、と言う。
 涼太は、今回は臨時ということで預かったが、ずっと入所すること
はできない。来月は自宅へ戻り、デーサービスを利用してください、
と言う。

 彦一は、そいつに夫の世話なんて、できない、と言い出す。
 唖然とする一同に彦一は、28年前のことなんて、覚えてねぇよな、
と言う。

 さくらは、「彦一.....?」とつぶやく。
 彦一は、自分と父親を捨てて出て行った女だ、と言う。


 まだ、彦一とりこは「タイヨウ」に戻ってきていない。


 さくらは義男にはそのことを言わないで欲しいと言っていた、と涼
太。

 心配してやっきた晴菜に、残念ながら一目で母親だとわかってしま
った。必ず帰るから待っていて、と言って出ていったきり。アル中の
父親はまもなく亡くなり、彦一は親戚中たらい回しにされた。
 あの女は、また同じことをする。今度は義男を殺して無理心中でも
するんだろう、と。

 晴菜は、彦一なら支えになれるんじゃないのか。親子なんだから、
と言う。

 りこは、親子だから難しいんだ。晴菜みたいな人にはわからない、
と言う。


 義男の部屋へ行く彦一。
 義男は服を着て、さくらを呼べ。ヘルパーは役立たない、と言う。
 そして、さくらはどうせまた死のうとしたんだろう。でも、オレを
残しては死ねない、と言う。

 あんた、さくらと連れ添って何年なんだ、と問う彦一。
 30年かな、と義男。

 そこにさくらがやってきて、一緒に義男の部屋に泊まり込んで介護
するという。まだ、さくら自身が入院していなければならない身体な
のだが、どうせ義男が出所したら、自分が介護しなければならないの
だから、と。

 晴菜が、いいんじゃないですか?ここにいる間はわたしたちもお世
話できるし、と言い、義男の部屋に補助ベッドが入る。

 ヘルパーが食事をさせようとしても食べなかった義男が、さくらが
食べさせると、食べる。リハビリもしっかりしている。

 義男の身体を支えてトイレに連れて行くが、さくらも腰を押さえて
いる。

 晴菜が、義男は頻尿のようですね。大変じゃないですか?と声を掛
ける。
 さくらは、義男は、おむつもしびんも嫌がるから、と言う。
 簡易トイレもありますよ、と静菜が言うが、さくらはトイレへ行く
のも、リハビリになるし、家に戻ればやることですから、と断る。
 家族は?と聞かれると、夫と2人だけ、とさくら。

 選択も、義男の分はさくらがやっている。
 屋上に干しに行ったとき、タバコを吸っている彦一を見て、さくら
の足が止まる。

 りこが来て、彦一に、入浴介助を手伝え、と言う。
 彦一は吸い殻を空き缶に突っ込むと、りこに渡して、歩き出す。
 振り返ったりこは、立ち止まっていたさくらに気付く。


 晶がタイヨウにやってくる。
 彦一は晶に、あの時、見たんだろ?と迫るが、理解できない晶。

 暴れる彦一をみんなで必死に止めるが、それでも机を蹴飛ばす彦一。

 涼太の顔を見て、彦一は暴れるのを止め、立ち去る。


 晶が、久しぶりに涼太に夕ご飯を作る。
 病院へ行った?と、心配する涼太に行ったわよ、と晶。


 6人でお好み焼きを食べるが、みんな暗い。

 六車は、あのままでいいのだろうか、と言う。介護で共倒れになる
のでは?と。

 義男をトイレに連れて行くさくらを、廊下の隅から見ている彦一。
 りこは、さくらは彦一に会いたくて、ここに来たんじゃないかと言
う。

 地域交流会まで、あと2日。

 みんなが練習している中、休憩室でタバコを吸っている彦一。

 涼太がやってきている。
 彦一は、母親のことなんて頼るな。どうせ人間なんて、一人で生き
ていくしかないんだ。信じられるのは自分だけだ、と言う。

 涼太は、晶がグラタンを作ってくれた。でも、二日続けて。晶は、
前の日のことをすっかり忘れている。病気なのかな?と言う。
 知るか、と彦一。


 地域交流会の予行演習。
 みんなで歌っているところに、義男を連れたさくらがやってくる。
 みんな歓迎する中、彦一が歩き出す。
 晴菜が、ここにいるべきだと彦一を止めるが、りこが晴菜を止める。

 さくらの方へ行く彦一を、涼太が止めようとするが、それも彦一は
振り切り、ここへ来たのは、オレに会いたかったからか?と聞く。
 そして、またそいつを捨てて、死ぬのかよ、と続ける。

 さくらが彦一の頬を打つ。そして何か言おうとするが、彦一は出て
行く。
 義男はさくらに、どうして黙っていたんだ、と言う。

 雨の中、歩いていく彦一。
 「アニキ!」と追いかけてくる涼太に、「ついてくるな!」と彦一。

 彦一は、車が入ってくるにもかかわらず道路を横断し、その車は急
ブレーキで止まる。
 その車には、晶が乗っていた。


 取材を受ける晶。
 でも、インタビュアーの質問をよくは理解できていない。
 唐突に彦一の入れ墨を思い出し、「さくら」と口走る。


 砂浜でタバコを吸っている彦一に、「まだ、勤務時間中でしょ」と
晶。
 そして今度、臨時入居してきた人の奥さんって、あなたのお母さん
なんでしょ。今度は、彦一が母親を捨てるの?と問う。

 あんたに、何が分かるんだ、と彦一。
 晶は、親を捨てる気持ち。自分は、親を捨てた。でも、子供からは
捨てられたくない。子供に捨てられそうになって、初めてその気持ち
がわかる、と言う。

 そんな2人を見ている涼太。

 他の5人は夕飯を食べながら、彦一の身を案じている。

 彦一が義男の部屋を覗くとさくらが倒れ、義男が必死に呼びかけて
いた。

 彦一は義男に、「てめぇは、何をしてるんだ!」と怒鳴る。
 晴菜もやってきて、ここには看護師がいないと言う。

 彦一はさくらを背負うと、夜の道を走る。そして、しまっている医
院の扉を何度も叩く。

 点滴を受けるさくら。
 医者は過労だな。ゆっくり休ませてやれ、と言う。

 彦一は晴菜に、オレが付き添っているから、帰れ、と言う。
 晴菜は、家族のことに口を出してごめんなさいと謝ると、帰って行
く。

 上体を起こすさくら。
 彦一は、寝ていろ、と言う。
 さくらは、彦一を迎えに行けなくて、と謝る。

 さくらは、義男と着の身着のままで逃げて、働いた。そしてお金が
できたら、彦一を迎えに行こうと思っていた。
 でも、それができなくなったのは、さくらが身体を壊したから。入
退院を繰り返して、お金も無くなった。
 そんなさくらを義男は支えていてくれた、と言う。

 彦一は、だからって、義男の言うことを何でも聞くのかよ、と言う。

 さくらは、義男は子供が好きで、迎えに行こうと言ってくれた。
2人の間に子供はできなかった。
 さくらには、彦一がいたから。


 りこが、義男の様子を見てくる、と立ち上がる。

 義男の病室には彦一がいた。
 義男は彦一に、さくらのことを聞く。無事と知ると、安心し、トイ
レに連れて行って欲しいという。
 彦一が、義男を便座に座らせるが、義男は彦一の身体につかまった
まま。「立派に育ったな」と言う。彦一から母親を奪ってしまったこ
とを、ずっと謝ろうと思っていたんだという。

 彦一は、トイレの外へ出ると、義男にこれからもお袋をよろしく、
と涙を流しながら頼む。


 翌日、いよいよ地域交流会。
 子供達の寸劇、スイカ割りなど、プログラムが進む。
 二本橋と六車はたこ焼き屋をやっている。
 五郎と源助の息子・鷹山三樹矢(薮宏太)は、水風船売り。
 涼太も参加している。

 そこに、晶と2人の秘書がやってくる。
 涼太は晶の手を引っ張る。
 晶は、仕事中だと言うが、涼太はそれでも晶の手を引っ張るので、
晶は涼太が座っていた席に座り、一緒に歌を歌う。


 義男とさくらは、夫婦で入所できる老人ホームがみつかり、今日移
動していく。

 りこは彦一に、見送らなくていいのか?と聞く。
 彦一は、いいんだと言う。さくらの腕に残るやけどの痕、あれは彦
一をかばってできた、と話す。
 その時、さくらは洗濯物を畳んでいた。ストーブの上には、やかん
が置かれ、お湯が沸いていた。
 幼かった彦一が、さくらに駆け寄ってきて、転び、やかんの湯が、
彦一にかかりそうになった。
 それをさくらは彦一をかばい、湯を自分の腕で受けたので、やけど
した。
 さくらは、自分のやけどよりも、彦一が無事だったことを喜んだ。

 晴菜が、駅まで見送ってきました、と戻ってくる。
 礼を言う彦一。

 さくらと義男は、新しい施設のワゴン車に乗っていた。
 さくらは後援に公衆トイレを見つけると、ワゴン車を止めて貰い、
義男を支えてワゴン車を降りると、トイレに連れて行く。


 晶は自室で、『若年性認知症センター』のホームページを開き、質
問に答え、スコアを出そうとしていた。


寸  評  今回は、主要人物のいろいろが明らかになった回ですね。
 彦一の母親が出て行った理由、出て行った以降、どうなったか。
 でも、いくら自分が入退院を繰り返して大変だったとはいえ、たっ
た一人の息子が暴力団の幹部になってしまったことを気付かないまま
で今日まできてしまったということがあるのでしょうか?
 さくらのやけどの痕は、最初からたびたびクローズ・アップされて
いましたが、彦一がけっこう簡単に母親を許す気になったのは、その
事件を思い出したからでしょうか。

 それと、晶の持病は『若年性認知症』?
 過去に見たもの、予定を忘れるのは理解可能ですが、認知症でめま
いを起こして倒すこととは関係が無いような気が。倒れた方は、過労?

 認知症の一つがアルツハイマーですよね。そうだとすると、思い出
すドラマは『Pure Soul』ですね。

執 筆 者 鈴木(drama_sumire@yahoo.co.jp)

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2. 編集後記
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 壊れた一番愛用していたハードディスク・レコーダーですが、お盆も明け、
データの抽出並びに、ディスクと基盤の交換が完了して、生き返りました。
 ただ、データについては、中身だけで、題名等の情報はすてべて無くなって
いますので、今、1件ずつ中身を開いて、何の録画だったか確認中です。
 やはりPCで見るのはつらいので(いつもテレビはインターネットをしなが
ら、倍速再生で見ているので)、ファイル・タイプを変換し、DVD−RWに
焼いて見てしまおうと思います。800件弱録画があるので、結構な作業にな
りそうです。(鈴木)

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