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Daily Drama Express 2009/07/30 任侠ヘルパー (4)

配信日:2009年08月17日

===================================================== 発行部数 4321 ==
★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2009/07/30 (Thu) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.木曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 木曜日の連続ドラマ
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タイトル 仁侠ヘルパー
局  名 フジテレビ系
放映日時 木曜22時
キャスト 翼 彦一(草なぎ剛)
 鷹山源助(松平 健)
 黒沢五郎(五十嵐隼士)
 四方木りこ(黒木メイサ)
 六車雅人(夕輝壽太)
 二本橋賢吾(宇梶剛士)
 鷹山三樹矢(薮 宏太)
 園崎康弘(大杉れん)
 和泉零次(山本裕典)
 美空晴菜(仲里依紗)
 羽鳥 晶(夏川結衣)
 日野弥生(中別府葵)
 堀井皐月(安田美沙子)
脚  本 古家和尚
主題歌  SMAP『そっと、きゅっと』

あらすじ  第4回 詐欺ヘルパー現る

 今日も、仕事にやる気の無い翼彦一(草なぎ剛)。
 四方木りこ(黒木メイサ)にも元気が無い。
 二人とも、ヘルパーは家族にはなれないという羽鳥晶(夏川結衣)
の言葉に、ショックを受けていたのだ。

 慰めるヘルパーの美空晴菜(仲里依紗)に、何でこんな仕事してい
るの?と聞くりこ。
 晴菜は、誰かがやるべき仕事だから、と答える。
 家族はほったらかしじゃないか、とりこ。
 晴菜は、人それぞれです。わたしたちが家族になるんです、と言う。
 りこは、家族にはなれないんだよ、と言う。

 休憩室で、鷹山三樹矢(薮宏太)や黒沢五郎(五十嵐隼士)は、老
人から見合い話を勧められてイヤになってしまうと言っている。
 二本橋賢吾(宇梶剛士)がその人は、今まで百組以上の結婚をまと
めていて、二本橋にも勧めてきた。二本橋はバツイチで、このところ
会っていないが、娘までいる。

 オレ達、ここの生活にも慣れてきましたねという言葉に、六車雅人
(夕輝壽太)が、この研修の目的を覚えているか?これは幹部を決め
るためのものだ。でも、こんなことで本当に幹部が決められるのか?
 六車は鷹山組組長・鷹山源助(松平健)の言葉も信用してはいない。
やるべき仕事はやっているが、しのぎとして介護を考えるなら、ハー
トフル・バードぐらいの規模が必要。そうでなければ、介護は金にな
らない、と言う。

 彦一は、六車の話を聞いていると、メシがまずくなる。止めろ、と
言う。


 秘書が羽鳥晶(夏川結衣)に、19時からレストランを予約しまし
たと言う。
 何の約束だったかしら?と晶。
 秘書に、息子・羽鳥涼太(加藤清史郎)の誕生日と言われて、やっ
と思い出す。

 涼太の学校から晶に電話。涼太が、同級生を殴り、そのまま一人で
帰ってしまった。だから、家庭で十分に教育してください、と言う。


 休憩室に入ってくる涼太。
 彦一は、涼太の拳を見て、「喧嘩したのか」と言う。

 晶が『タイヨウ』にやってくる。
 涼太を叱ろうとする晶に、彦一は涼太の話を聞いてやれ。涼太はい
つも自分を虐める奴を殴っただけだという。
 晶は涼太に、彦一にはなんでも話すのね、と言う。

 帰宅した晶は涼太に、何があっても人を殴ってはいけませんと言う
と、殴ってしまった相手の家に、お詫びの電話を入れ、謝る。


 今日は『タイヨウ』の入所者達の公園でのお散歩。

 彦一は北浦ナツ(島かおり)の車いすを押すが、どこへ行きたいで
すか?と聞いても、どこでもいいと投げやりなナツ。

 公園の四阿に人を見つけ、自分で車いすのタイヤを回しながら、四
阿へ向かうナツ。

 四阿でパソコンを操っていた女性に、「玲子さん」と呼びかけるナ
ツ。ホームへ入る前、一人暮らしをしていたとき、お世話になったヘ
ルパー。
 でも、玲子(山田優)は最初、ナツを思い出せない。

 やがてナツを思い出し、喜ぶ。
 ナツはあれ以来、玲子がどうしていたか心配になっていたという。

 ナツと一緒に『タイヨウ』にやってくる玲子。玲子は無認可で訪問
サービスをやっていた。ボランティアの気分で、と言う。

 ナツは夫を亡くし、2人の子供は独立して交流が無い。

 晴菜は、玲子を見て、ヘルパーとしてあれだけ慕われるのはうらや
ましいですね、と言う。
 「あれはあれでいいんじゃないか」と声を掛ける彦一に、りこは、
彦一は案外お節介だ。死んだアニキに似ている、と言う。


 晶が菓子折を持って謝りに行くと、涼太に謝らせてください。立派
なお仕事をしているようですけれど、お子さんの教育をしっかりとし
てくださいね、とさんざん嫌みを言われる。


 玲子は、『タイヨウ』を手伝う。
 ナツは、ここにきて以来の明るい表情。

 他の老人の世話も、テキパキとする玲子は、みんなの憧れの的。
 オーナーの園崎康弘(大杉れん)も、玲子が自分の施設に来てくれ
るといいね、と言う。


 晶は役員会で、ヘルパーの定着率はよくなったが、利用者からは、
サービスが機械的との批判がある、と言われる。
 だが、それでいいのだと晶。


 彦一は買い物の帰りに涼太に会い、喧嘩した相手とは仲直りしたの
か聞く。
 お母さんが謝りに行ったと言う涼太に、『遠足は家に帰るまでが遠
足だ』と言うだろう。ガキの喧嘩も、仲直りするまでが喧嘩なんだよ、
と彦一。

 彦一は、訪問看護先から出てくる玲子を見る。
 玲子は、「あゆみ」と呼ばれていた。


 夜、玲子はパソコンを操りながら、誰かと電話をしている。今度の
ところには、少し腰を据えてみわうと思って。いいカモにも巡り会っ
たし、と言って、ナツの名前をクリックする。


 彦一は玲子に、「あけみ」と呼ばれているのか?と聞く。
 玲子は、患者さんが認知症なので、亡くなった奥さんと勘違いして
いると答える。

 玲子に人気があるのは、ヘルパーには禁止されていることまでやっ
ているからだと、不満を言うヘルパー達。
 玲子は、老人からお金も貰っている。お礼の気持ちでは?と納得し
ようとするヘルパーたち。

 彦一は、出かけていく玲子の後を付けていく。
 玲子はお年寄りの家の中のタンスから、勝手に預金通帳を取りだし、
自分のバッグに入れると、また来ますと老人に挨拶して、出て行く。
 彼には、『なおこ』と呼ばれていた。

 玲子の前に車が数台現れ、人相の悪い男達が、下りてくる。
 玲子は彼らに、盗んできた通帳を渡す。
 男たちは、鷲巣組の組員たち。

 休憩室に戻った彦一が、玲子は『詐欺ペルパー』だと伝える。
 五郎や三樹矢は信じない。
 彦一は、鷲巣組と関係ある女だぞ、と言う。

 六車がインターネットで、玲子のヘルパーをやっていたところと、
詐欺被害の地域が一致する。ナツからは、まだ金を取れていないのだ
ろう。ターゲットは、一人暮らしで、身内も近くにいない老人、と言
う。

 熱くなる彦一に、連帯責任なんだから、変なことをしないでくださ
い。鷲津組が関わっているなら、なおさら関わりを持たない方がいい。
それに彦一だって、同じことをやっていただろう、と言う。
 とっくみあいになる二人を、みんなが引き離す。

 彦一がねナツの部屋の前に立っている。
 りこが、玲子が詐欺師だって言うことを言うつもりか?と聞く。

 彦一がタバコを吸おうと屋上に上がると、晶がいた。
 彦一は、ヘルパーってのは不便だな。規則でやることが制限されて
いて、と言う。

 晶は、相手の希望を叶えてあげたいと思うなら、ボランティアをや
りなさい。わたしたちは、目の前の患者を助ければいいだけじゃない
の。安い賃金で、過酷な労働。そこに理想まで求めたら、ヘルパーの
なり手がいない。例え機械的だと言われても仕方がない、と言う。

 彦一は晶に、いい奴だったんだな。なんでそれを息子に話してやれ
ないんだ。涼太は母親が金儲けに老人を使っていると言って虐められ
ていたんだ、と言う。

 晶が倒れる。
 それを支える彦一。
 そこに来たりこは、おじゃましましたと、行ってしまう。


 介護福祉士・和泉零次(山本裕典)がナツに、今までに100万円
盗られている。幸い、今回は盗られていないようだけど、問題にした
方がいいのではないか、と言う。
 ナツは、それは構わない。今回だって、盗られたってよかったのだ。
玲子は自分がたった一人だったときに来てくれた。その時の自分は、
早く死んでしまいたいと思っていたのだが、玲子のおかげで、生きる
元気が出たという。

 六車がどこかへ出かけていく。

 とりあえず、鷲津組に乗り込もうとする彦一。
 それを止めるりこ。

 六車が調査結果を教える。
 玲子は、本名『進藤アヤ』。介護福祉士。元々父親の経営する介護
福祉施設で働いていたが、その施設が潰れた直後、父親も過労がたた
って、亡くなった。そのため、鷲津組に莫大な借金ができた。

 どうやって調べたと聞かれた六車は、情報は武器になる、と言う。

 三樹矢と五郎と二本橋が、アヤが出入りして、金を盗った家へ行っ
てみる。
 するとみんな、アヤにはよくしてもらっていると感謝している。そ
れに盗まれた金も全部じゃないし、と。

 六車は、被害者に優しくするのは、詐欺師の常套手段でしょ、と言
う。
 アヤはいくつもの名前を使い分け、しっぽをつかむのは難しい。

 六車は、アヤを止めさせないと、こっちのしのぎがやりにくくなる
と言う。

 彦一が、アヤとナツが、今度の日曜日に約束していたことを思い出
す。


 日曜日、ナツの代わりに墓参へ行くアヤ。
 そこに、彦一とりこが現れる。
 アヤは、まっとうな介護士をしていたときから、規則に縛られた介
護の仕方に、限界を感じていた。一番効率的なのは、家族のような関
係を築いてしまうこと。悪いのは、一人暮らしのままお年寄りを放っ
ておく家族。アヤは、正当な報酬を貰ったが、それが悪いなんて、思
ってはいない、とうそぶく。

 彦一は、アヤを許さない。きっちりと落とし前を付けなければなら
ない、と言う。

 彦一はアヤをタイヨウに連れてきて、詐欺をしていたことをばらす。
 ナツは、「玲子さんは本当はアヤって言うのね。恨んではいないけ
ど、お金は返してね」と言う。

 二本橋は、アヤが詐欺で捕まっても、鷲津組への借金が残ってしま
う、と言う。
 彦一は、そんなことはさせない。きっちりと片を付けるという。


 涼太は、喧嘩した相手の児童とキャッチボールをして、片を付ける。

 その頃、料亭の一室では、鷲津組の幹部と源助が酒を酌み交わし、
アヤの借金の件を話していた。
 鷲津組幹部は、もう借金は回収し終わっているので、アヤを解放す
ると言う。そして源助に、なんでこんなことまで面倒見るのか聞く。
 源助は、いろいろあってと、言葉を濁す。

 彦一は源助に礼を言う。
 源助は彦一に、こんなことは何でもない。それより、お年寄りをし
のぎの材料と考えているうちは、チンピラと同じだと言う。


 晶は、涼太が喧嘩をした相手の児童の母親からの電話を受ける。子
供同士でキャッチボールをして、仲直りしたようですよ、と。
 晶は、改めてお詫びにお伺いします、と言う。


 アヤが詐欺犯として捕まったことがニュースで流れる。
 ナツは晴菜に、来年からお墓参りをどうしよう、と言う。
 晴菜は、自分で行けばいいと言う。
 ナツは、この脚では.....と嘆くが、晴菜は、リハビリを頑張りま
しょう。そうすれば自分の足で行けますと言う。
 厳しいねぇ、と言うナツに、ヘルパーですから、と晴菜。

 事務室では康弘達が、晶の到着が遅いと、待ち続けている。

 そのころ晶は、タイヨウの廊下を、フラフラと歩いていた。視界が
ぼやけ、歪んで見えるのだ。

 そこに彦一が通りかかり、晶に声を掛けるが、晶は気付かない。

 晶が倒れそうになり、彦一が支える。

 その時、晶の手が彦一のシャツのえりに掛かり、彦一の胸の桜の彫
り物が、晶に見えてしまう。


寸  評  確かに、介護詐欺は、これから増えそうな事件ですね。
 オレオレ詐欺は、調査はしますが、接触は一瞬。それに対して、介
護詐欺のためには、相手を信頼させるまでの献身的な努力が必要なの
で、誰でも簡単にできるわけではないでしょうが、適性がある人には、
何度でもお金を引き出せる詐欺手段になりそうですね。
 気をつけなければ。

執 筆 者 鈴木(drama_sumire@yahoo.co.jp)

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2. 編集後記
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 日本の方々が、今年は梅雨あけがなかったそうですね。立秋を過ぎてしまう
と、もう梅雨あけとは言わなくなるとか。確かに、秋はもう秋霖ですね。
 関東も、実は、梅雨明けって無かったのでは?
 台風が接近されては、もう秋の気配ですし。

 そういえば先週から突然蝉が種類を問わず一斉に鳴き始めました。
 梅雨明けを待っていたら、秋が来そうなので、焦って出てきたのでしょうか?
(鈴木)

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