ダメ上司を見習え! 3分で分かる仕事が楽しくなる秘訣

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「それは違うだろ」 部下の考えを尊重せず自分の考えを押し付ける上司

配信日:2011年06月06日

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おはようございます、グッチ55です^^

ボーリングのスコア200を目指し、
練習をしにいきました。

慣れない投げ方をしたせいでか、
5ゲームに入ると、握力がなくなり、
ボールをもてなくなりました。

その後、手に力が入らなくなり、
中指が曲がらなくなりました。
その日、一日は片手が使い物になりませんでした^^;


前回は、相談相手にならない上司が登場しました。
日常であれば、相手に気を使わずにいてもいいと思います。
ただ、相談を受ける立場で、相談をする機会であった前回のような場で、
相手の立場に立って考えられないというのは、上司としては
致命傷ではないでしょうか。

部下は上司の自慢話を聞きたいわけでも
武勇伝を聞きたいわけでもありません。

悩みの解決策や、上司の経験談を知りたいのです。

「私は、そんなことを知りません」

その言葉で、話は前に進まなくなります。


さて、今回はどのような上司が登場するでしょうか?


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◇ ダメ上司を見習え! 3分で分かる仕事が楽しくなる秘訣 第95回
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このメルマガは上司と部下がおりなす物語を紹介します。

主人公である外村勝之が、様々な企業で働き、様々な上司と出会います。
いくつもの出逢いから外村は、自分が成長するためのヒントを得ていきます。

外村を支えるのは澤田康介。
澤田は外村と同じ立場、異なる立場にたって外村を支えていきます。

この2人が出会う上司は、良い面も悪い面も持った上司たちです。

この上司たちとのやりとりから

□部下から見た問題点
□部下として今どうすべきか
□自分が上司になった場合はどうしたらいいのか

の3つを学ぶことにします。


注意して頂きたいことがあります。

このメルマガは上司をバカにし、あざ笑うためのものではなく
上司を反面教師とし、将来の成長につなげるための物語であることです。



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◇ ケース: 「それは違うだろ」 部下の考えを尊重せず自分の考えを押し付ける上司
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登場人物 
上司A(田子主任)
部下A(外村)
部下B(澤田)
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わが社では管理職とパート・アルバイトを除く全ての社員が
簿記の勉強をすることが義務付けられた。
講師に社外の簿記専門学校の先生が招かれて、週2回90分の講義が始まる。
目標は、全員が日商簿記検定2級に合格することである。


僕、数学が苦手なんだけど・・・。
学生時代の嫌な思い出がよみがえってきて、気持ち悪かった。
不安を打ち消そうと、隣に座っていた同僚の澤田さんに話しかけた。

「また、強制的な社外勉強が始まったね。困るよね。
簿記なんて、経理とか総務だけでいいのに」
「簿記は、俺ら営業の奴らでも役に立つよ」
「何で、そんなことが分かるんだよ!」
「俺は、商業高校出身だから、実は、もう2級の資格持っているんだ。
いえい!勉強しなくていい」

澤田さんは既に、資格を持っていた。こんなやつに話しかけるんじゃなかった。

「え〜、そうなの? それ卑怯じゃない?」
「しょうがない。持っているもんは、仕方ない」

話しかけなければ良かった。余計に気分を害してしまった。

既に資格を持っている人は、
勉強しなくても良いと思うと、不公平だと感じた。
勉強することはいいことなんだろうけど、
興味のないことを勉強しなくてはいけないことが、苦痛だった。

僕らの会話を聞いていた田子主任が話しかけてきた。

「残念だな、澤田」
「どうしたんですか? 主任?」

澤田さんは驚いた顔で、振り返った。

「2級の資格を持っているやつは、1級に挑戦らしいぞ」
「え〜〜〜〜〜〜〜」

澤田さんの驚きの声がフロアに響き渡り、僕らは注目を集めた。

「ざまーみろ」 僕は思わず、口にしてしまった。
「1級なんて、超難しいじゃん。やりたくないな」
「いやー、勉強頑張らないとね」 

不思議と気分が良くなって、自分も頑張ろうという気持ちになった。
そして、ひどいことを言っているなと思いつつも、
感じていた不公平感がなくなったことに安堵した。

あれ、主任はどうなるんだろ?

「田子主任はどうなるんですか? 資格取得の対象の社員になるんですか?」
「そうらしい。主任以下が、対象らしい。
まぁ、俺は昔から数学が得意だから、簿記くらいなんてことないだろう」
「そうなんですか。僕なんて、文系出身なんで、数字見るだけで吐き気がしますよ」
「分からないことがあったら俺が教えてやるよ」

なんだか、田子主任は自信ありげだった。
「楽勝、楽勝」と言いながら、その場を去っていった。


そして、ついに勉強が始まった。
「貸方」やら「借方」やら、意味不明の言葉のオンパレードで、
頭がおかしくなりそうだった。しかし、いつも澤田さんが僕をサポートしてくれた。

「意味不明なのは最初だけだよ。
慣れたら数字をいじるだけだから、そんなに難しくないよ」
「そうなの? 右と左の使いわけが良く分からないよ」
「最初は皆そうだよ。パターンは決まっているから、
それに従えば、自然と答えが出るようになるよ。数学に比べたら、簡単だよ」
「そうか、何だか楽になるな。さすが経験者だね」

いつの間にか、澤田さんは僕の簿記の先生になりつつあった。
そんな時、第1回目の模試が行われた。
何年ぶりの試験だろうか。
ほどよい緊張感を感じながら、無事試験を終えた。

自己採点を終えると、思ったよりも点数が良くなかった。
家に帰り、間違った箇所を中心に復習をし、
今後どのように勉強していくべきか考えた。
なぜか頭がさえて、いろいろな勉強方法が浮かんできた。

よし、何となく勉強方法が分かった! 明日、澤田さんに確認してみよう!

翌日、会社へ行くと、周囲は昨日の模試の話題で持ちきりだった。
模試を受けていない澤田さんは一人寂しそうに、デスクに向かい仕事をしていた。

「澤田さん、ちょっといい?」
「いいよ。昨日の模試のこと?」
「そうそう」
「どうだった? うまくいった?」
「それなんだけど、勉強した割には、点数がとれてなくて困っているんだ」
「そうか」
「それで、勉強の方法についてなんだけど」

僕は、自分が考えてきた勉強方法について話した。
澤田さんは「うん、うん」とうなずいて、ただただ聞いてくれた。

そこに、田子主任が割り込んできた。

「違う、違う。そんなんじゃ、無理だって。
お前のやり方じゃ合格にはほど遠いよ。もっと、頭使えよ」

僕は、ムッとした。急に割り込んできたと思ったら、
必死で考えたことを簡単に否定しやがった。

「田子主任は、昨日の模試はどうだったんですか?」
どうせ良い点数なんてとっていないと思って聞いてやった。

「70点だったよ」 びみょう〜。僕は65点だ。

「結構、良いですね」 お世辞を言う以外に、言葉が見つからなかった。
それに気をよくした田子主任は、自分の考えを、長々と話し始めた。

「だろ? 勉強っていうのはな・・・分かるか? 
そうやって勉強しろよ。俺の言うとおりにすれば間違いないって」
「はい、そうですね。やっぱり僕の考え方じゃダメですかね?」
「まぁ、それじゃ、ギリギリの合格がいいところだろうな」
「そうですか」

僕は、田子主任の言っていることが良いのかどうか確かめようと、
澤田さんの方を向くと、話を聞いておらず自分の仕事をしていた。
う〜ん。僕は困ってしまって、「田子主任の言うとおりにしてみます」
とだけ言って、その場を去った。

後で澤田さんが僕のところへ来てくれて 
「俺も、外村さんの考えたような感じで勉強していた気がする。
そういう勉強をしていたら、模試の点数も伸びて、最後は合格したよ。
それでいいんじゃない?」 と答え、いくつかのアドバイスをくれた。

上司の言うことと、合格者の言うことのどちらのいうことを聞くか迷ったが、
3秒で答えが出た。合格した澤田さんに従おう。
田子主任のアドバイスは気分が悪い。さぁ、結果はどうなるだろうか。


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□ 部下から見た問題点
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田子主任は外村の勉強法を頭ごなしに否定しました。

田子主任は自分の勉強法に自信があったのかもしれません。
しかし、外村も自分の勉強法には自信がありました。

どちらがより良い勉強法かは別として、
人の考えを全否定することは、その人の自尊心を傷つけてしまいます。

外村は、自尊心を傷つけられたために、ムキになっているのではないでしょうか。


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□ 部下として今どうすべきか
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もし、澤田に「全然ダメだよ」と言われていれば、外村はちょっとムッとする程度で済んだでしょう。
それが上司に言われることで、その言葉が強烈に響いたのです。

人は発言者の立場により、言葉の受け止め方を変えます。
しかし、立場が上になろうと、心無い言葉はつい口に出てしまいます。

田子主任にしても、「全然だめだよ」と言ったのは、
外村の勉強法を吟味した結果のことではありません。
あくまで、自分の勉強法を良く見せるために、
外村の勉強法を貶めたかっただけです。

人の言葉を真剣に受け止める必要はありません。

無責任な言葉をまき散らす人はどこにでもいます。
そんな言葉に悩まされることはありません。
言葉なんて言うだけタダなんですから。

表面の言葉に惑わされるよりも、行動に気を向けてみましょう。
言葉では何とでも言えますが、行動には本人の意思が反映されています。

その人は本当はどう思っているのか。
行動で判断してみてはどうでしょうか。


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□ 自分が上司になった場合にどうすべきか
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立場が上になるにつれ、一言の責任は重くなっていきます。

何気ない部下への一言が、部下を追い詰めることになるかもしれません。
しかし、逆に言えば、一言で部下を救うことも出来ます。

部下を励ませば、仕事の効率が上がるかもしれません。
部下を褒めれば、成長するかもしれません。

自分の一言がどういう影響を及ぼすのか。
それを把握し、自覚し、その上で部下に優しい言葉をかけてあげてください。



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