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ブログで広告だけで食べていくことはできるか?

配信日:2017年06月25日

こんにちは。中田です。
いつもありがとうございます。

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■ブログで広告だけで食べていくことはできるか?

最近「OOPS!」ネタが多くて
気分的にも「OOPS!」となってる人も多いかと思うので
本日のメルマガでは別のネタを。

ネットメディアの収益構造の変化についてのお話です。

私がブログの記事をガリガリ書いてた頃はあまり感じなかったのですが、
ちょうど数年ほど前からネット系メディアの
収益構造が変わってきていると感じるわけですね。

ちょっと前までのネットメディアの
メインの収入は広告やアドセンスだけだったりしたわけです。

ネットメディア黎明期には
それだけで飯が食えていた人もたくさんいたわけですね。

でも、それがだんだん厳しくなってきている
という印象を受けます。

どういうことかというと、
記事の執筆コストが安い「まとめサイト」や
「アフィリサイト」などの台頭で
PVの分散に拍車がかかっているわけです。

だから、既存のネットメディアは
広告収入もある程度はもらいながらも
一部コンテンツを有料化にする方向に向いているわけです。

他にも個人レベルだと
セミナーやコンサル、有料の情報コンテンツを
提供しているメディアもあります。

まぁ要するに、広告だけで食べるのは厳しいので
全部無料にするのではなく、
有料コンテンツを用意する流れにあるわけです。

でも、これは当然の流れです。

以前、クリス・アンダーソンの『FREE』という本が
話題になりましたが、私はあの本の世の中の理解のされ方は
ちょっと違うと思っています。

無料で情報を発信することで
多くの人を集められるというのは正しいです。

でも、すべてを無料にしては
当たり前ですけど食べていけなくなるわけです。

もちろん、大量のアクセスが集められたり、
有名になったりすれば別です。

ですが、それで食べていけるのは
一部のトッププレイヤーに限られてしまうわけです。

有料商品を売る布石として無料でユーザーを集める戦略ならわかりますが、
すべてを無料にすれば儲からなくなるのは当然です。

ですから、世の中のネットメディアが
有料化し始めているのは、「やっとか」という思いです。
というか、遅すぎですね。

私はアフィリエイトや情報ビジネスをしていたことがあるので
よく思うことなのですが、この業界はウェブマーケティングの戦略については
世の中の何年も先を行っているんですね。

ネット文化人の間で外国から輸入されたマーケティング用語が
はやり始めた頃には、実務レベルではすでに「当たり前」ということが少なくありません。

「オウンドメディア」とかもそうですね。
企業サイトで情報発信するなんて当たり前ですし、
むしろ次のステージに何年も前からいってるよな、と。

それがユーザーの会員化を実現するメディアです。

そこで再び「OOPS!」登場します。笑
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会員を獲得できるメディアを持つことは
ビジネスの安定につながります。
だから、メルマガというものも
10数年も前から未だに廃れずに流行り続けているわけです。

今この時代に求められているのは
自社で集客し、顧客との接点を増やし、
関係を深めていくことだと思います。

本の業界で言えば、
顧客がどこの出版社かを意識せずに買うのではなく、
この出版社の本だから買うという流れを作ることです。

それが顧客との接点を増やすことの
メリットであり、今進むべき道なのです。


それではまた。


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