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【いきべん通信】国を支えて国を頼らず
配信日:2010年12月16日
~~祝。Apple Rewind "Zen Artist"~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
禅アーティストの作品がこちらで一挙公開。
http://twitter.com/#search?q=%23zenartist
※いい作品は公式Tシャツ化します。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~祝。Apple Rewind "Zen Artist"~~
創業の地が高田馬場ということもありまして、
立場上はKB嫌いということにしておりますが、
こっそり暴露しますと、私は福沢先生を一番尊敬しています。
I look up to him.
と、英語ではかきます。
ちなみにKBは 「KO Boys」の略です。
本当に「先生」と心をこめていえる先生は、
福沢先生しかいません。
大隈公はどちらかというと体制側の人物であり、
スマートヒッピーを標榜するボクらとしては
福沢先生の方がしっくりくるのです。
彼は決して国家というプラットフォームには依存せず、
そのプラットフォームを憂い、独力で支えようとしました。
昨日、世界のモバゲータウンが、サードパーティの1000人を呼んで
懇親会をやったと聞いています。
かつてNTTドコモが権勢をほこっていたころ、
異口同音にサードパーティの連中が、
「あそこは胡座をかいている。殿様商売だ。」と唱えました。
人間は何かに依存すると、ついつい依存先の悪口をいいます。
給料を持って帰っきてるのに悪口を言う妻、
給料日にきちんとお金が振り込まれているのに社長の悪口をいう社員。
彼らは決して悪くありません。そういうものなんです。
おそらく、昨日参加した1000人のうち、
100人が成功者となり、そのうち90人は、
スマートフォンが収益性が悪いと嘆くでしょう。
ナンバが悪い、Appleが悪い、アンドロイドが悪い、
というのは、おそらく、食えていながら成功をおさめない彼らだったりします。
さて、食えていながら成功をおさめていない
ボクら、スマートやっている勢の話にうつします。
アップバンクの村井さんは、Appleが大粛正をしても、
決してめげずにiPhone市場の拡大に貢献することをやり続けました。
「私たちも決して安泰ではないのですが、やり続けます。一緒にがんばりましょう。」
という一昨日の言葉は、まさに、国を支えて国を頼らず。
福沢先生の精神を継いだものなのです。
<ついにアーティスト側の公式表明>
●2010年のAppStoreをテーマにして村井、AppBankについて語りまくってきたぞ!
http://www.appbank.net/2010/12/15/iphone-news/200128.php
<ファンクラブの声。第二弾>
●感動した!APPBANKの村井ちゃん講演!iPhoneへの情熱がスゴい!(2/3)
http://mac-study.blogspot.com/2010/12/appbankiphone23.html
ではいきます。
~~伝説の授業。レインボーアップススクール。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
今年の授業は全て終了しました。誠にありがとうございました。
来年もまた、すべてを変えていきます。もう一度。
●世界最大級のiPhoneアプリクリエイターチーム
http://school.rainbowapps.com/
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~伝説の授業。レインボーアップススクール。~~
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●3本の開発経験と、20本企画経験が出会い、ランキングの神様が微笑む。
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スマートフォン業界において「JT」と呼ばれているのが、
何を指すことであるかご存知だろうか?
「受託(開発)」の頭文字をとったもので、
いままでの「受託」とは違う様相であることから、
あえてこう呼んでいるのだ。
何が今までと違うのか。
簡単に言えば、安価(クライアントから見たら高価という世界なのであるが)で、
納期が見えず、次のアプリの生産計画が見込めないというという
経済効率の悪さと、いまが旬ゆえの大切な人材を
そんなものに、つぎ込んでいいのかという戦略的効率の悪さがあげられる。
ご存知のように誰でも参入できるスマートフォンアプリの世界だからこそ、
ヒットを当てるのが難しい、だからといって、
手堅くお金がもらえる受託に手を染めていいものなのか、
開発会社にとって、悩ましいのがこのJTというやつである。
「JT」は麻薬のようなスパイラルに陥りがちで、
iPhoneにいちはやく取り組んだ先輩ディベロッパーは、
一攫千金を夢見る自社アプリ開発をやめ、
爪に火をともすような受託開発で生き残りを余儀なくされている。
そもそもi-modeビジネスは、今思えばやりやすかった。
たくさんの専門産業が形成され、テンプレートビジネスといわれる、
待ち受け、占い、着メロ、着うた、デコメ、きせかせ、電子書籍というカタチが、
計画生産や計画収益のアテになった。
ひとたび当てると、そのカタチを量産、下請け会社や広告会社を潤わせ、
IPOのExitをめがけて、収益は再投資につぎこまれた。
受給バランスがコントロールされたなかで、
まさにクライアント側にお金とノウハウが貯まるビジネスだった。
スマートフォンビジネスは、まったくその逆で、
あまりにも過当競争ゆえに、最初の開発費は抑えられ、
一発当てたとしてもヒットの再現性がないから、
すでにiPhoneビジネスから勝ち逃げのカタチで撤退をするものもいる。
クライアントにとって外部発注の罠は、
納期遅れや、バージョンアップ毎のメンテナンスコスト、
下請け会社にとっての受託の罠は、
曖昧な仕様、妥当ではない相見積もり、作ってからのやり直し、
など、双方にとって分の悪いものとなっている。
なぜ、そうなるのか。
まずあげられるのが細分化されるプログラマーの専門スキルだ。
OpenGLなどの表示系、WebKitなどのクラウド連携、
CoreAudio などの音再生、SQLiteなどのデータベース、
アプリ内課金や独自サーバ連携など、多彩なスキルをクライアントはジャッジできず、
受託側は「できる」といいながら、それは「やればできる」で、納期のコミットをしない。
そして、アプリという製品としての得意分野の細分化だ。
ゲーム、ツール、楽器、ビューアー、写真加工、AR、加速度やジャイロなど、
スキルを製品に昇華させる得意技が、ひとや会社によって違うのだ。
何せ、アプリはiPhoneアプリだけで30万点ある。
それだけアプリのバリエーションがあるのだから、
業者の選定は困難を極めるのは当然である。
少なくともクライアントが発注先を選定するためにやれることは、
「このようなアプリを今まで3回は開発したか」と尋問することぐらいである。
いざ開発をすすめるとなっても、さらに困難が待っている。
トラブルを未然に防ぐためには、
徹底的に競合アプリや参考になるアプリを使い倒して、
その情報を下請け業者と共有し、こまめに途中経過を見るという不断の努力が必要だ。
実にくだらないと思われるかもしれないが、
開発会社のメンバーを酒の席に誘い、夢を語り合うことがプロジェクトをうまくすすめる。
こういった時間の共有が、上記のサボりがちなお互いの作業を埋めるからだ。
逆に受託側にとって大事なことは、
専門スキルや、専門カテゴリーの明示であり、
専門でない仕事は、それを得意とする開発会社にまわすという、
仕事のまわし合いの精神であり、
こういった精神を持てば、信用できる人間から仕事を貰うことができる。
とにかく、よくわからない人(経験のない人)から仕事をもらってはならない。
あと、意外に大切なのは、有能なデザイナーや有能な音職人もネットワークに持つことだ。
アプリの売れ行きに貢献するのは、デザインや音だったりする。
こういった職人たちもアプリプログラミングの仕事を紹介しあったりしている。
当然、自分たちとおなじように、
その職人たちの得意分野も細分化していることにも注意しなければならない。
最終的にその仕事をうけるかどうかを決めるために、
クライアントにこう聴こう。
「あなたはアプリを今まで20回はプロデュースしましたか?」と。
筆者がいろいろなクリエイターに聞いた確率論でいうと、
20本に1本が、有料で1万本以上のセールスを出している。
であれば、当てるためには、20回のプロデュース経験があるに超したことはない。
20回のプロジェクトのなかで、いろいろな競合を見て来て、セールスの反応や、
いろいろなレビューをかかれた経験などが、彼らに蓄積されているからである。
受託側、発注側、双方に大切なこと3つあげるとすれば、下記のとおりだ。
・経験を嘘つかない
・スケジュールを守る
・役割分担を明確にする
それってビジネスの基本中の基本だと誰もが思うかもしれないが、
この前提がないのが、このスマートフォンビジネスだ。
ひとえに経験者が少ないビジネス黎明期だということである。
プロなんかいない。お互いにプロになっていかなくてはならない。
実は癌になっている存在もいる。それは、中間搾取業者だ。
フットワークが軽い者たちだから仕方のないことだが、
「仕事は間に入るものではなく、お互いまわしあうもの」という
先述の精神をもてば、案外紹介だけでなんとかなるのである。
アプリを世の中にだすクライアントにしても、
アプリを実際開発するディベロッパーにしても、
競合といって牽制しあわず、お互いをリスペクトしあえばいいのだ。
消費者によりレベルの高い商品を出そうとする共鳴が、
結果的に業界を潤わすのである。
最後にまとめるとこうなる。
狙っている分野のアプリ開発3本以上の開発スキルと、
20本以上のプロデュース経験が出会ってはじめて、
ランキングの神様が微笑む。
ユーザの評価を得なければ、儲かる仕事、
そして継続する仕事にはならないのである。
60本のうち59本のアプリが消費者からクソアプリと言われ、
すぐに忘却されるなか、私たちは業界内でいさかいをしている暇などない。
いちはやく、身の回りにヒットクリエイターを生み出すことだ。
世界中のクリエイターたちがいさかいあっているうちに。
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●「Future of Apps」にて優秀賞決定。
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Eagle株式会社(本社:東京都新宿区、代表:藤永真至、以下Eagle)
が企画したアプリ「スプレーアート」と「ChildDiary」が
次世代アプリ開発プラットフォーム「Future of Apps」
にて優秀賞を受賞致しましたのでお知らせ致します。
■「スプレーアート」
本アプリはiPhoneをスプレー管のようにあやつり、AR空間に絵を描くアプリで、
ユーザに空間を超えるような楽しさを与えることができます。
カメラのファインダー風景がアートをする背景に変わり、色は24色から選択可能、
ボタンを押すとスプレー独特の噴射音とともにインク投射すると同寸大でペイントを行えます。
http://www.jisedai-appli.com/kekka/eagle01.html
■「ChildDiary」
ChildDiary は子供達の成長を写真、映像、音声、定量データ(数字)、
テキストでカテゴリー(アイコン)ごとに簡単に記録、時系列に整理された
Diary(日記感覚のデータベース)が直感的に再生できるアプリケーションです。
また、どなたにもライフログとして、アルバムの代替品として、
または将来のお子様やご親族へのギフトとしてもご利用いただけます。
http://www.jisedai-appli.com/kekka/eagle02.html
ー参考ー
「Future of Apps」について
次世代アプリコンテンツ市場をリードする
クリエイターエンジニア発掘プロジェクト、それが Future of Appsです。
http://www.jisedai-appli.com/
Eagle株式会社について
2010年、世界一のiPhoneアプリケーションのレーベルを作るべく創業。
Eagleが運営する「レインボーアップススクールiPhoneアプリ講座(http://school.rainbowapps.com/)」
の受講者は既に700名を超え、世界最大のiPhoneアプリクリエイター集団を目指している。
また自社開発のアプリケーションでは、世界初となる英語のリアルタイム口述筆記アプリケーション
「TalkWriter」が世界中で好評を博している。
Eagle株式会社は、「異言語の人々が出会った時」の対話に特化したサービスを提供しながらも、
iPhoneプログラマーの人材育成や、スマートフォンビジネスのセミナー開催など、
国内のモバイル産業全体の発展と各企業の海外展開に尽力して参ります。
”Equip Your Language” by Eagle
~~~~過去の講義録をPDFで見たいアナタに~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
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http://www.mag2market.com/profile/838/
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