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【いきべん通信】本当に焼け野原になってしまいました。
配信日:2010年11月15日
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◆今日のいきべん通信INDEX
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●第26回体育会系モバイル部 モバイル業界最大の交流イベント
●第5回サバイブ計画「ランキングに居残り続けるために努力すること」
●素人発トップクリエイターに学ぶiPhoneアプリ開発の秘訣
●思えばあの日が人生で最良の日だった。(いきべん最終回)
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社内恋愛応援アプリ。iPadでホワイトボード、CommuBoad
http://www.eagle-inc.jp/commuboard
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みなさん、おはようございます。
iPhoneアプリのランキングは、見てますか?
ここんところずっと、10位くらいに居座っています
「SM診断」すごいですね。
ボクは「テラどエム」と出て来て、
そのアプリの作者からも「それは違う」と言われました。
その彼が、急遽、来週のサバイブ計画にて登壇決定。
素人だってランキングを狙えるこの世界。
彼らの考えていることに耳を傾けることも、生き残るには重要です。
今回のサバイブ計画は、カネに直結するところにフォーカスしてます。
ちなみに彼は、2月からはじめてプログラミングに挑戦して、
もうすでにみなさんよりも、儲けています。
それでは、いきましょう。平和のうちに。
~~伝説の授業。レインボーアップススクール。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
※トップランカーがぞくぞく登場。
http://school.rainbowapps.com/
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●第26回体育会系モバイル部 モバイル業界最大の交流イベント
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日程:2010年12月7日(火)
時間:19:30-22:00
場所:渋谷南口 club axxcis[クラブ アクシス]
http://www.axxcis.net/about/index.html
会費:4000円(飲み放題/軽食あり)
☆完全招待制「事前の参加申し込み」をお願いします。
☆参加申し込み(会社名・氏名)は世話人または以下までご連絡ください。
chu-pa_mobile-owner@yahoogroups.jp
☆当日はクロークに限りがありますので軽いお荷物でお越しください。
※人材業界、保険業界 他、モバイルに直接関係のない方々のご来場はご遠慮ください。
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●第5回サバイブ計画「ランキングに居残り続けるために努力すること」
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毎日1000本近くがリリースされるiPhoneアプリ。
毎週のようにランキングが入れ替わるアップスストアにおいて、
ずっと定番のように張り付いているアプリもあります。
今回は、ランキングインの滞在期間が長いアプリの特徴や、
ランキング維持にためにどのような努力をすればいいのかに迫ります。
11/26(金)13:30-17:30
溜池山王:山王健保会館
募集人数:132名
<講演内容>
1.「成功確率をあげるアプリプランニング」椎谷ハレオ氏
iPhoneアプリ400本、日本一のアプリレーベルAPPLIYAより、
アプリマーケットの状況を知る事でアプリの成功、失敗の分析をします。
アプリの分析をすることで成功確率の高いプランニングが可能になります。
リリース後のPR、検証、更新、効率的な運用方法を考えます
2.「素人からのトップランキングへの挑戦」臼井廉人氏
5月末のリリース以来、カテゴリーランキング50位以内(最高位1位)をキープ、
最近のバージョンアップで総合ランキング25位以内(最高位10位)に返り咲き、
もはや占い/診断系の定番アプリとなった「SM診断」の作者からみた、
iPhoneアプリの世界の戦い方について語っていただきます。
3.「見えてきたiPad市場とコンテンツの方向性」相澤謙一郎氏
iPadの国内販売の前から市場調査をはじめ、
有料総合3位をとった「Zen Artist」の企画開発の経験をふまえ、
iPadならではのコンテンツの方向性について探ります。
また日本市場での収益性や、米国市場への展開方法について語ります。
4.「ランキングに居続けるということ」木村武弘氏
スマイリーメールは上位ランキングの定番アプリとして、
ランキングに入り続けております。
レビュー対策や日頃のメンテナンスやバージョンアップなど、
さまざまな実体験談からランキング入りするための秘訣に迫ります。
●お申し込みページ
http://www.auriq.co.jp/event/2010/det/1126.html
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●素人発トップクリエイターに学ぶiPhoneアプリ開発の秘訣
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レインボーアップススクールにて、初めてiPhoneアプリを作りはじめて、
アップストアのランキングインを経験した卒業生を集めたイベントが、
10月4日にApple銀座店にて行われた。
今回は、彼らから見たiPhoneアプリの世界について特集してみたい。
●きっかけは軽いノリから。
・彼女から「iPhone好きだしアプリ作ってみれば?」と言われた。
・これだったら今のスキルでもできるかも。
・講座で知り合った仲間と意気投合。
・娘のためにiPhoneアプリをつくってみたい
以上のように、はじめから明確にこんなアプリを作りたいという想いがあるわけではなく、
なんとなく興味を持ったという程度であることが面白い。
他の受講生と彼らのどこが違うのか、インタビューを進めているとそのポイントが明らかになった。
●プログラム開発以外にも苦労している。
まず共通していることが、時間の捻出だ。
今までの生活からiPhoneアプリ開発分の時間を割き、卒業以後も確保している。
その確保した時間を、アイデアの創出や、使いやすさの追求、イレギュラーな操作の対応処理など、
アプリの完成度を高める作業についやしている。
一度ランキングインを経験すると、画像や音などの素材、他のアプリの発売動向などが、気になり始め、
自分の創作作業に対して厳しくなっているようだ。
また、同じ立場になってわかる著作権への理解や、掲載許可のこまめな依頼など、創作意識の変化も見られる。
●アプリを出して何が変わった?
・受託開発の仕事をもらった
・社長がiPhoneに興味を持ち出した
・テレビや雑誌をアプリ目線で見るように。
・社内の人の自分への見方が変わった。
・テレビ放送で、職場でも近所でもヒーローに。
レインボーアップススクールをきっかけに、
「生活ががらりと変わった。」という卒業生は多い。
アプリを出すと、友達が応援してくれ、一般消費者からも手応えを感じる。
何かしらの気づきがあると、受講生同士でシェアをして、また次の創作に活かす。
このようなスパイラルは、普通のカイシャ生活では無いものだとみな口を揃えて言う。
●日頃、努力していることは?
・アイデアをひねるために走る。
・徹底的なリサーチ。ターゲット層に意見を聞く
・他のアプリの情報入手を怠らない
・寝る前の1時間を開発時間にする。
・フォトショップなどの素材制作スキルアップ
質問の答えは様々だが、そもそも努力家だというところが共通している。
たまたまヒットしたように見えて、実は自分に鞭を叩いている人たちなのだ。
●売れるアプリの秘訣は?
・自分ならではのこだわり
・見た目のデザイン
・機能、品質、低価格では、そこそこ売れても爆発しない。
・使いやすさ、伝えやすさ、わかりやすさ。
・ターゲットが明確かつ自分が欲しいもの。
一発売れたからと言って、その後付けの理由を言うことは簡単だ。
しかしながら、次のアプリをまた売れるものにするために、
彼らはヒットの再現性をすでに模索している。
それだけに、彼らのインタビューへの答えは素早く歯切れがいい。
●異業種交流であり、年齢層が幅広い「同期」がいる。
レインボーアップススクールはすでに、
1ヶ月違いの先輩、後輩がいて、1期生から9期生までいる。
メーリングリストや懇親会では、誰も強制していないのに、
「3期生の後藤です」といったような、自分が何期生かを名乗る習慣がある。
先日、友人の起業家から「こないだレインボーアップスの2期生と会いましたよ。」といわれてビックリした。
彼らはスクールの外でも、レインボーの何期生であるかを表明しているのだ。
1期生がカロリー管理で1位をとれば、2期生が「俺たちも!」と鼓舞される。
かと思えば、期をまたがって開発上の質問を答えたり、ふらっと卒業生が遊びにやって来たりする。
「仲間のアプリのリリースが自分ごとのように嬉しい」
「リリースしてからも応援がどれだけ心強いことか」
こういった言葉が普通に聴ける、「強い味方でありライバル」の集団なのである。
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●思えばあの日が人生で最良の日だった。
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すでにiPodで完全復活をとげて、iPhoneの開発にいそしんでいるスティーブジョブズが、
スタンフォードのスピーチで、最良の日にあげたのは、30歳のころ。
「お前は一生砂糖水を売って終わるのか。
それとも、新しい世界を一緒につくっていくのか?」
と言って、当時のペプシのCEOジョンスカリーを招聘したのち、
彼にAppleを追い出されたのがその時です。
ジョブズは、非常に落胆し、シリコンバレーを離れようとも思ったそうだ。
その時に彼が思ったことは、
シリコンバレーの精神のバトンを俺が落としたということ。
シリコンバレーはスタンフォードから、ヒューレット&パッカードが生まれ、
それから、半導体とインターネットの世界を牽引してきた。
まさにその開拓者精神がジョブズにも引き継がれ、その後塵にも引き継がれている。
では、日本に目を移そう。
戦後の復興を支え、日本を最高にのし上げた、
井深と盛田、本田宗一郎、松下幸之助。
彼らのバトンは誰が引き継いだのだろう。
はたして孫正義なのか。
スティーブジョブズはiPadを出し、
ジェフベソスはKindleを出し、
セルゲイブリンとラリーペイジはすでに、
全ての家電のディスプレイを見ている。
2020年には家電がオールIP化するのを見越して。
彼はまだケータイしか見ていない。
じゃあ、誰がバトンを受け継ぐべきなのか。
i-modeという過渡期を行きて来た人間が、
この日本には何万人といる。
過渡期を追い出された人間たちは、
この焼け野原を見て思う。
すべてやりなおせばいいんだ。
本田も松下も盛田も同じ光景を見て来たはずだ。
今日はあとから振り返れば、最良の日なんだと。
さて。ジョブズの話にもどそう。
彼はAppleをクビになって、成功者の重責から逃れ、
自分の好きなことに没頭するようになったという。
だからスタンフォードでもくりかえしこう言った。
「君たちの時間は限られている。
だから自分以外の他の誰かの人生を生きて無駄にする暇なんかない。」
「自分の内なる声、心、直感というのは、どうしたわけか君が本当になりたいことが何か、
もうとっくの昔に知っているんだ。だからそれ以外のことは全て、二の次でいい。」
いま、何かのしがらみで、やりたくない仕事をやっているならば、
それは2004年以降のケータイビジネスの変な常識だ。
これからは全てが変わって行く。
ボクらが、もうとっくの昔に知っていることをやりなおせばいい。
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<編集後記>ご愛読、1.5年間、ありがとうございました。
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執筆活動の再出発をここみたものの、
モバゲーの落とした焼夷弾の傷跡はあまりにもおおきく、
どうも筆がのりません。しばらく筆を擱くことにします。
きっとこのバトンは、灼熱の大地、中国から帰って来た
ケータイキングがつなぐことでしょう。
スマートビジネスにおける見解については、
https://twitter.com/ikiben
にて、ちまちまとつぶやいていこうと思います。
いままで、ご愛読、ありがとうございました。
Stay hungry Stay foolish.
Very enough of Social games.
Thanks.
Tad
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