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配信日:2014年06月26日






ちょい見せまぐ!






















2014/06/26 ※サイトで読む
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■クレジットカード審査にお困りの方へ
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 ≫ 『お客は「ゴミを拾っていい」のか?』 冷泉彰彦



 ≫ 『除染装置の現在』 木野龍逸



 ≫ 『ムダな会議がなくならない本当の理由』 五百田達成















 














冷泉彰彦のプリンストン通信



 



格下に、あるいは卑屈に見られるという危険

【お客は「ゴミを拾っていい」のか?】



 




 ブラジルで開催されているワールドカップに日本から観戦に行った人々が、試合終了後のスタンドでゴミを拾っていたいたというニュースは、一部の海外メディアで美談として伝えられました。


 これを受けて、日本では「これは日本人の美質」であるとして、賞賛するような報道が続いたわけですが、一方でロンドン在住のITエンジニアである谷本真由美さんは「自分もやったことがある」としながら、欧米では「お客が自分でゴミを拾うのは、清掃の仕事をする人の仕事を奪うから」という理由で、止めたほうがいいと言われたというエピソードを紹介しています。


 この問題ですが、確かにアメリカでも同様な感覚があります。例えば、アメリカでは子供に学校の清掃をさせることはありません。清掃当番という制度は、アメリカには絶無です。その延長で、確かにスタジアムや公園などでユーザーである個人が、ゴミ拾いをするということは自然には行われていません。


 勿論、公園や自然公園では、ゴミを出した人にはゴミ箱があれば、そこに処分することが、もしもゴミ箱がないのであれば、ゴミは持ち帰ることが正しいという感覚はあります。ですが、高額なチケット代金を払う代わりに、一定のサービスの期待できる交通機関や、スタジアムでの公演などの場合は、わざわざ床に落としたゴミまでを拾うことは求められていないように思います。


 何故なのでしょうか?


 確かに「仕事を奪うのは良くない」という言い方はしますが、その奥にはどんな思想があるのかというと、多分、社会のそれぞれの持場をリスペクトするという発想だと思います。


 例えば、アメリカの学校には「ジャニター」という清掃員の人がいます。そのジャニターの人というのは、大体の場合は学校の人気者であるわけです。多くの子供たちに親しまれ、いつもニコニコしていて、時には困っている学生に声をかけてくれたりするのです。


 その姿を見て、子供たちは「社会の一隅を照らす人」をリスペクトするということを経験的に学んでいくのだと思います。その発想の延長で、スタジアムでは、専門の清掃員の人がいるのであれば、清掃はその人に任せようということになるわけです。仕事を奪うなというのは、あくまで言い方であって、要はそうした職種の人へのリスペクトをするというカルチャーです。


 では、お客がゴミを拾うのは「アウト」なのでしょうか? そこまでは言えないと思います。TPOによっては今回のように、礼儀正しい人々だという評価もされるのではないかと思います。ですが、TPOによっては、屈んでゴミを拾う行為をしただけで「軽く見られる」「格下に、あるいは卑屈に見られる」という危険はあるかもしれません。


 ですが、それも許容範囲かもしれません。但し、暗黙の了解でリスペクトすることになっている「社会の片隅を支えている人々」に対して、明らかな軽視や蔑視をやってしまうと、これはアウトになります。その場で非難はされないでしょうが、人間としてのクオリティを疑われることはあると思います。


 それはともかく、今回のブラジルでの「ゴミ拾い」という行動は、何となく対コートジボワール戦終了後に、サポーターの人々が敗戦を受け止める「心の整理」として「いつも以上にやってしまった」のではないかと思うのですが、本当のところはどうだったのでしょうか? 少々気になるところです。




 


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●冷泉彰彦のプリンストン通信

http://www.mag2.com/m/0001628903.html 
月額864円 毎第1〜第4火曜日

アメリカ北東部のプリンストンからの「定点観測」です。テーマは2つ、「アメリカでの文脈」をお伝えする。「日本を少し離れて」見つめる。







 











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木野龍逸のメールマガジン ニッポン・リークス



 



ちょっと解説

【除染装置の現在】



 




 福島第一では、メルトダウンして固まった燃料デブリを冷やすため、原子炉に水を入れ続けています。この水は、燃料に触れて高濃度の放射性物質を含んでから、穴が開いた原子炉から原子炉建屋の地下へ流れ込み、隣のタービン建屋地下などに溜まっています。建屋地下には毎日、地下水が400トン程度流れ込んでいると考えられており、これが汚染水増加の原因になっています。


 現在、建屋地下から汚染水をくみ上げて、主にセシウムや塩分を除去して、一部は原子炉に再注入し、残りは汚染水のタンクに貯めています。


 福島第一にあるセシウムを除去する設備は、「サリー」「キュリオン」のほか、アレバ社のものがありますが、今はほとんどサリーで処理しています。


 なぜサリーだけを使っているのか。理由はいくつかあります。まずキュリオンは、放射性物質を除去する部分のカートリッジが大きいため、スペース効率が良くありません。設置当初から、カートリッジ交換時の被曝も問題でした。


 またアレバ社の装置は、事故直後に短期で設置できたのがよかったのですが、除染のために添加物が必要なのでm除染後に出てくる高濃度の放射性廃棄物の量がもともとの汚染水の量より増えてしまうこともあり、今は時々メンテナンスをするだけで使っていません。このメンテナンス時に、何度か汚染水漏れや、被曝事故が起きています。東電、協力企業にとって、アレバの装置は鬼門のようなものかもしれません。


 これらに比べると、サリーはメンテナンス性もよく、使い勝手がいいようで、現場責任者の中には「サリーちゃん」といってかわいがっている人もいました。


 ところで。。。


 現在、アレバの装置から出た廃棄物(スラリー)は現在は装置の近くに貯蔵していますが、実は2年前に、4号機の南側高台に移す計画がありました。稼働し続けた場合、もっと大きな貯蔵場所が必要だったからです。


 東電はそのための施設を、億単位のコストをかけて高台に建設しました。値段は発表されていないので、関係者の話からの推計ですが、数千万円ではなく、億のようです。


 ところが設置完了の頃には、アレバはほとんど使わなくなっていました。そして廃棄物を移送する作業での被曝や事故の危険性などを考慮した結果、そのまま置いておくことになりました。つまり新設の設備は、不要になってしまったのです。建設費は、捨てたようなものです。


 こんなことが、福島第一ではよくあるそうです。事故発生直後はとくに、工程の管理が粗雑だったため、多くの被曝をした作業が翌日には無駄になったり、発注ミスで仕様の違う機械を設置してしまってやりなおしになったりということがあったと、作業員たちは話します。それでも使命感をもってやっていたので、なんとか最悪の事態は免れました。


 でも現在は、そうした作業員の多くが、被曝限度の関係で福島第一を離れています。そんな現地の話を聞くと、不安は大きくなりこそすれ、決して小さくはなりません。




 


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●木野龍逸のメールマガジン ニッポン・リークス

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月額864円 毎月10日・20日・30日

奥の奥まで暴くとなると、ぼくの力の及ぶところではありませんが、あまり専門的にならず、わかりやすい解説を心がけたいと思います。







 















五百田達成(いおた たつなり)メールマガジン




 



男と女の地平線

【ムダな会議がなくならない本当の理由】



 



 「マシュマロチャレンジ」というユニークなワークショップがあります。会社の研修などでもよく登場するので、やったことがある人もいるかもしれません。


 簡単にルールを説明すると、4人ずつのチームで、20本のスパゲッティと、90センチずつのテープと紐で自立する建造物をつくり、そのいちばん上にマシュマロを乗せます。制限時間内で、できるだけ高い建造物をつくったチームが勝ち、というルール。


 おとなも子どもも無理なく行えるとてもシンプルなワークなのですが、やってみるとこれがなかなか難しいのです。


 作業が始まると大抵は仕事の要領で、メンバーで条件を整理して話し合い、簡単な設計図を描いて方針を決め、おぼつかない手つきでなんとか塔を作ります。で時間ぎりぎり最後になって、頂上にマシュマロを置くと、残念、たいていの塔はマシュマロの重みで倒れてしまう、というわけです。


 世界中で行われているこのワーク、実は幼稚園児のほうがコンサルタントや弁護士よりもいい成績をおさめるそうです。なぜでしょう? それは園児たちがとにかくマシュマロを使って「試す」から。


 キレイにまとまった設計図や、上手な役割分担なんてお構いなしに、園児たちはマシュマロにスパゲティを突き刺しては立て、突き刺しては立て、します。


 うまくいかなかったらスパゲッティを補強し、やり方を変え、とにかくマシュマロありきでどんどん試作品を作ってはブラッシュアップ。その結果、大人たちが知恵を寄せ合ったものよりも、よほどしっかりとした、そして美しい塔を作るのだとか。あれこれと話し合うけれど、最後に計算外の重みにやられてしまう大人たちよりも、失敗しながらスパゲッティを組み立てていた子どものほうが、良い結果が残せるということ。


 これは「試行錯誤・プロトタイピングが欠かせない」という教訓が得られるワークですが、の会議の進め方についても示唆を得ることができます。


 男性たちの会議・話し合いで重視されるのは、序列と理屈です。いつも上下関係を気にする男性は、肩書きが上の人の顔色ばかりうかがい、自由な意見を出すことができません。また、対等な関係においても、無意識のうちに、どちらが上かをハッキリさせたがります。


 マシュマロチャレンジで開始直後に起きるのは、誰がそのチームのリーダーになるかという権力争いです。仕切りたがる人、それに反発する人、タイムマネジメントをしようと言い出す人、ボードに案を書き出そうと提案する人、我関せずと独自のスケッチを描き始める人。各員それぞれが、リーダーたらんとしてバラバラになります。


 そしてもちろん発言には理由が求められます。「よく分からないけど、とりあえずやってみましょう!」という意見は「バカ」「考えなし」と批判されてしまいます。結局、権力争いと机上の理屈に終始し、ギスギスと何も決まらないのが、男性の話し合いです。


 いっぽう、女性たちの話し合いで重視されるのは、空気と感情です。その場のみんなが仲良く和やかに、雰囲気よく話し合いが行われることがもっとも大切な女性たち。上下関係を気にしない代わりに、横の関係を重視。突出して目立たないよう、お互い気をつけます。


 意見の正しさよりも、みんなの感情が気持ちよく保たれるのが会議の狙いなので、すべての意見は肯定され「いいよね、いいよね」と尊重し合います。誰かの意見が否定されるくらいなら、結論なんか出さずに楽しくおしゃべり。つまり、互いに気を遣い合うので、楽しく何も決まらないのが、女性の話し合いです。


 では、子どものように仕事をするのが一番かというと、そうではありません。マシュマロチャレンジのような単純作業だからうまくいくのであって、実際のビジネスはそうはいかないでしょう。


 ですが、


 ・子どものフットワーク(=とりあえずやってみようという精神)


 ・男性の厳格な意志決定システム(=偉い人がリードし、責任を持つ仕組み)

 ・女性の和やかな雰囲気作り(=言いたいことがきちんと言える風通し)


 この3つのバランスを意識すれば、ムダな会議は減り、もう少し生産的な時間になるはずです。



 


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【ちょい見せまぐ!】 2014/06/26号(毎週火・木曜日発行)
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