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【歴史・一日一話】2010.09.28第1211話 アヘン戦争が勃発

配信日:2010年09月27日

【歴史・一日一話】(毎日2分で読める歴史)
 第1211話 アヘン戦争が勃発

  道光19年(1839年)9月28日、清国とイギリスとの間でアヘン
  戦争が勃発しました。

清国がヨーロッパ諸国と戦って敗れた最初の戦争がアヘン戦争です。

  そして、植民地化への第一歩となりました。



  戦争の原因は、イギリス人の『お茶好き』です。

  18世紀中ごろから、イギリスではお茶を飲む習慣が広まりました。

  それは、現在でもイギリス人の生活の一部となっています。

  当時はイギリス人が飲むお茶は、清国から輸入していました。

  そのため、イギリスは、多額の銀を清国へ支払わなければなりませんで
  した。

  当時は、銀が国際通貨の役割をになっていたのです。

  現在の言葉では『貿易不均衡』『貿易赤字』です。



  現在では貿易問題は外交交渉で解決しますが、その当時のイギリスは、
  インドで生産されたアヘンを清国へ輸出して、これまで清国へ流入して
  いた銀を取り返そうとしました。

  アヘンの流入は、清国に二つの大きな問題を突きつけました。

  第一は、アヘンによる健康被害、精神の堕落です。

  特に官僚、官吏、軍人の堕落がはなはだしく、国家統治のゆるみにつな
  がっていきました。

  第ニは、銀の流出は、銀本位制の清国には経済的な打撃となって襲いか
  かりました。

  このアヘン問題について、清国政府は『アヘン厳禁論』を採用し、林則
  徐を全権を持つ『欽差大臣(きんさだいじん)』に任命して、広東に派
  遣しました。

  林則徐は国際法を研究して、この問題に対処しました。

  『今後はアヘンを清国に持ち込まない』という誓約書を提出させて、外
  国商人からアヘンを没収し、使用不可能にしてしまいました。

  現在であれば、自国民の健康保持のため、アヘンを禁止することは、当
  然の国家主権の発動ですが、当時のイギリス人はそうは考えませんでし
  た。

  イギリス議会は、清国政府の『不当処置』を理由として、武力制裁の発
  動を決定しました。

  さすがに『紳士の国』イギリスでは『アヘン貿易擁護』のための戦争に
  は批判が多く、議会での戦費支出の予算案は、賛成271票、反対26
  2票という僅かの差で可決されたほどです。

  近代装備と訓練に勝るイギリス軍の前に、清国軍は敵ではありませんで
  した。

  この敗戦は、すぐ日本に知らされ、知識人は大きな衝撃を受けました。

  講和条約である南京条約の締結から11年後の1853年、ペリーの黒
  船4隻を見た日本人には、アヘン戦争での清国の敗北がよみがえったで
  しょう。

  その危機感が、13年後の明治維新へと突き進むのです。


  現在の中国は、イギリスに対して、アヘン戦争の謝罪を求めていません
  し、教科書にアヘン戦争を記載するように要求もしていません。


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