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【歴史・一日一話】(毎日2分で読める歴史)
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【歴史・一日一話】第2442話太平洋戦争。硫黄島攻防戦
配信日:2014年02月18日
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第2442話 太平洋戦争。硫黄島攻防戦
1945(昭和20)年2月19日、アメリカ海兵隊が硫黄島に上陸を開始
しました。
当時は、太平洋戦争の最末期で、日本の降伏まで6ヶ月です。
硫黄島は、東京の南、約1000キロに位置し、小笠原諸島に属する火山島
です。
土壌は火山灰のため保水性はなく、水は塩辛い井戸水か雨水に頼るしかあり
ません。
攻める側にも、守る側にも、地獄の地です。
アメリカ軍は上陸後1ヶ月の3月17日、島を制圧しましたが、まだ日本軍
は兵力を残していました。
同月26日、栗林忠道中将、他300名が最後の攻撃を行い、壊滅しました。
日本軍は2万1千名の守備兵力のうち2万が戦死しました。
損耗率が96%という、太平洋戦争の中でも最も壮絶な戦いでした。
アメリカ軍も、戦死6800名、戦傷2万名の損害を受けました。
物量を誇るアメリカ軍が、守る日本軍より大きな犠牲を出しました。
それだけでも、硫黄島攻防戦がいかに激しい戦いであったかがわかります。
硫黄島は東京都小笠原村に属しています。
したがって、沖縄戦を『日本本土で唯一の地上戦』と呼ぶことは正確ではあ
りません。
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(第2442話)(2014年02月19日)
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