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【歴史・一日一話】(毎日2分で読める歴史)
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【歴史・一日一話】第2391話「6・3制」
配信日:2013年12月29日
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第2391話 「6・3制」
「6・3制」は、日本の義務教育制度をあらわす言葉です。
1946(昭和21)年12月30日、文部省(現・文部科学省)が「6・
3制」の教育制度採用を発表しました。
日本の第二次世界大戦前の学校教育制度では、最初に6年制の尋常小学校が
あります。
した。
その後は、進学を前提にするなら5年制の旧制中等教育学校(男子の中学校、
実業学校、女子の高等女学校がある)に進学します。
就職ないし家事手伝いを前提にするなら2年制の高等小学校に進学します。
1941(昭和16)年に国民学校に再編され、6年間の初等科、2年間の
高等科とされました。
敗戦後、新しい学校教育法の下で、義務教育は6年制の小学校の後に3年制
の新制中学校が加えられました。
年齢主義による進級制度が普及しているため、多くの場合で留年を経験せず
に6年間・3年間となっています。
しかし、学校教育法が制定された1947(昭和22)年と比較して、子供
は遥かに早熟化しています。
また、僅か3年間では腰を据えた中学校教育が出来ないとの批判もあり、中
高一貫教育の試みなど、現代の社会状況に符合した教育制度の改革が各地で
実践されています。
なお、韓国でも、「6・3制」が採用されています。
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(第2391話)(2013年12月30日)
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