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【いきべん通信】もう焼け野原になっちゃった。「いま思えば、あの日が人生で最良の日だった。」

配信日:2010年08月15日

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◆今日のいきべん通信INDEX
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●第2回 iPhone・iPad ・Android交流会「スマートやろうぜ!」
●デザイナーもエンジニアに負けないクラウドサービスができる時代。
●アンドロイドはすでに携帯電話を見ていない。
●アンドロイドはまだ3年生。でも今後の10年を変えてしまった。
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音楽殿堂001「Eagles」リリース。
http://www.eagle-inc.jp/music/eagles
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すでにiPodで完全復活をとげて、iPhoneの開発にいそしんでいるスティーブジョブズが、
スタンフォードのスピーチで、最良の日にあげたのは、30歳のころ。

「お前は一生砂糖水を売って終わるのか。
それとも、新しい世界を一緒につくっていくのか?」
と言って、当時のペプシのCEOジョンスカリーを招聘したのち、
彼にAppleを追い出されたのがその時です。

ジョブズは、非常に落胆し、シリコンバレーを離れようとも思ったそうだ。
その時に彼が思ったことは、
シリコンバレーの精神のバトンを俺が落としたということ。

シリコンバレーはスタンフォードから、ヒューレット&パッカードが生まれ、
それから、半導体とインターネットの世界を牽引してきた。
まさにその開拓者精神がジョブズにも引き継がれ、その後塵にも引き継がれている。

では、日本に目を移そう。
戦後の復興を支え、日本を最高にのし上げた、
井深と盛田、本田宗一郎、松下幸之助。
彼らのバトンは誰が引き継いだのだろう。

はたして孫正義なのか。

スティーブジョブズはiPadを出し、
ジェフベソスはKindleを出し、
セルゲイブリンとラリーペイジはすでに、
全ての家電のディスプレイを見ている。
2020年には家電がオールIP化するのを見越して。

彼はまだケータイしか見ていない。

じゃあ、誰がバトンを受け継ぐべきなのか。

i- modeという過渡期を行きて来た人間が、
この日本には何万人といる。

過渡期を追い出された人間たちは、
この焼け野原を見て思う。

すべてやりなおせばいいんだ。
本田も松下も盛田も同じ光景を見て来たはずだ。

今日はあとから振り返れば、最良の日なんだと。


さて。ジョブズの話にもどそう。
彼はAppleをクビになって、成功者の重責から逃れ、
自分の好きなことに没頭するようになったという。

だからスタンフォードでもくりかえしこう言った。

「君たちの時間は限られている。
だから自分以外の誰かのために人生をささげる暇なんかない。」

「自分の内なる声、心、直感というのは、どうしたわけか君が本当になりたいことが何か、
もうとっくの昔に知っているんだ。だからそれ以外のことは全て、二の次でいい。」

いま、何かのしがらみで、やりたくない仕事をやっているならば、
それは2004年以降のケータイビジネスの変な常識だ。
これからは全てが変わって行く。

ボクらが、もうとっくの昔に知っていることをやりなおせばいい。



~~伝説の授業。レインボーアップススクール。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

素人だったあなたのアプリが全米チャートをかけあがる!

●第9期生、募集開始。iPhoneアプリ開発講座。
※9月開校はありませんので8月中に手をうちましょう。
http://school.rainbowapps.com/



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●第2回 iPhone・iPad ・Android交流会「スマートやろうぜ!」
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次世代デバイス(iPhone・iPad・Android)をフューチャーした新しい形での
セミナー+エンターテインメント+交流会を恵比寿駅傍のライブハウスにて実現!
未来デバイスの今後を感じ、共有する新しいカタチでの交流会です!

iPhone・iPad・Android関連のビジネスに携わっている方、ユーザの方、
これらの未来に興味がある方、是非お誘いあわせの上ご参加ください!


▼オープニングセミナー1
「Androidはここまでキテル!」

テックファーム株式会社 プロフェッショナルサービス事業部
ITプロモーション部 部長 矢吹通康氏

▼オープニングセミナー2
「iPhone、android、WAC、それぞれの魅力と課題」

株式会社GClue
代表取締役 佐々木陽氏

▼トークセッション
「デコメールサービスのスマートフォン展開について」

株式会社寺島情報企画
コンテンツ事業部 部長 水野和寛氏
新規事業準備グループ 丹羽希文氏

ビヨンド株式会社
代表取締役 一谷幸一氏

▼iPad DJ Live 2010
iPad DJ Qunoによる iPad DJパフォーマンス


▼iPhone iPad android ライトニングトーク(限定10名)


※詳細につきましてはMLにて随時発表致します。
※ライトニングトークに参加する方、大募集中です。

●お申し込みはこちら。
http://www.eagle-inc.jp/smart

ー参考ー
第1回 「スマートやろうぜ!」AppBank記事
[AppStoreへ挑む日本の開発者たち。その第2章が始まりつつあるのかもしれない。]
http://www.appbank.net/2010/07/02/iphone-news/138728.php

日程:2010年9月2日(木)
時間:19:30〜23:00
会場:「LIVEGATE」地下1階(恵比寿駅徒歩8分)
アクセス:http://www.livegate.jp/index.php/map
会費:4000円(飲み放題/軽食あり)
協賛:テックファーム株式会社(http://www.techfirm.co.jp/

●お申し込みはこちら。
http://www.eagle-inc.jp/smart



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●デザイナーもエンジニアに負けないクラウドサービスができる時代。
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【6/25講義録】「ケータイでのFlashLiteの功績とandroidで広がるビジネ ス。」
         ●山本直也(カタリストモバイル)

最近になって、HTCがスマートフォンではじめてのFLASH対応を発表した。
アンドロイドによってようやく実現したわけだ。

しかし日本のケータイは6年前からFLASHが動いていたのだった。

ケータイ向けのFLASHはFLASHliteと名付けられ、
日本ではキャリアの戦略によって端末がコンテンツライツを保護。
ビジネスとして成立した。

待ち受けや、マンガ、ゲーム、デコアニメ、iチャネルのみならず、
UIとしての優位性としてコマースやポータルなどにもHTMLの代替えにもなった。
機種依存がJavaに比べて少ないことも項を奏した。

3.1のバージョンではお待ちかねのFLV対応。
もう日本では当たり前のように定着している。

ところが本家本元のアドビはどうも違うらしい。

FLASH10とAIRの戦略をすすめており、
FLASHliteではないというのだ。

オープンスクリーンプロジェクトの流れで、
ブラウザとアプリケーションを両面で展開しようというのだ。

FLASHliteはケータイビジネスの上では、名前のついたコンテンツの種類で通っている が、
実は自由度が高いものだ。ブラウザのようなものにもなるし、一つのコンテンツにもなる。

FLASHコンテンツのマーケットプレイスができてもおかしくない。
当面ミクシィがその役割を間接的に果たしてくれるだろうが、
アンドロイドではこのあたりが期待できる。

Javaがエンジニアなら、FLASHはデザイナーを囲っている。

FLASHの生みの親はすでにアドビを離れ、コロナという企業で、
なんと、FLASH制作の感覚でiPhoneアプリをつくれるサービスを構築した。

どうやらアンドロイドはエンジニアのみならず、
デザイナーまで虜にしようとしているみたいだ。

WEBの世界を自由に泳いで来たFLASH。
技術面やデザイン面、人材面でいえば、
クラウドとの親和性が高い。

ケータイとクラウドをつなぐところ、
つまりウェブとケータイの中間が実はブルーオーシャンだったりする。

スマートフォンは、サーバになりうる。
端末ローカル上のフラッシュでちょこちょこやっていたら、
ホームページが出来たとか、
写真を取るだけで、ホームページが更新されたとか、
絵文字が自動に共有されたとか、
そういったものが普通にデザイナーでもできるようになる世界が来るだろう。

デザイナーが、アンドロイドとフラッシュを武器に、
クラウドとウィジットとUIのあり方を変革する時代がやって来たのだ。


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●アンドロイドはすでに携帯電話を見ていない。
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【6/18講義録】「Androidがケータイを飛び越え、家電機器を塗り替える。」
         ●近藤昭雄(ブリリアントサービス)

アンディールービンからはじまったアンドロイド。
そもそも人造人間、つまりロボットの世界を夢見てはじまっている。

現在50社の団体になったOHA。
10のキャリア。
13の半導体プレイヤー。
10のメーカー。
11のソフトウェア。
商業化プレイヤーというよくわからないカテゴリも6社。

アンドロイドでケータイをだそうという目的だけのために生まれた組織で、
1年以内になんらかの成果をあげなくてはならない。

オープンソース版では、グーグルマップと、アンドロイドマーケットを使用できず、
ある意味はじめからOHA限定のクローズドな世界とも言える。

とはいえ、組み込みの世界にはエポックメイキングなことだった。
組み込みの現状は、メーカーは企画だけ、
つぎたしつぎたしであとから設計、外注になげる。
デバッグ環境は貧弱、未経験が現場へ、納期も短い、
組み込み業界自体が疲弊している。

このアンドロイド、ソフトウェアの開発環境を抜群にした。
最新技術を簡単に乗せかえることができる。
Javaを知っているだけでいい。オブジェクト指向。
ダウンロードアプリで上位アプリケーションを変更することができる。
市販の製品を買ったユーザだってデバッグできるのだ。

WEB業界の当たり前がそのまま組み込み業界にもあてはまる。
アイデアがあったらパートナーを見つければ、いきなりコトをしでかすことができるのだ。

組み込み業界の敷居が低くなり、中小企業でも参入できるようになる。
これは大手メーカーの差別化が難しくなったことを意味し、
ハードウェアメーカーも土管屋となる時代の幕開けだ。

世の中には、ケータイ以外にたくさんデバイスがある。

ゲーム機、ネットブック、冷蔵庫、エアコン、プリンタ、トイレ。。
冷蔵庫につめば、地震測定ネットワークなんかもできる。

外ではケータイ、
家ではキーボードとモニタさえあれば、
すべての家電をコントロールすることができる。
これも、電脳メガネでことたりるかもしれない。

注目されるところはライフログ。
温度計、湿度計、体重計、脈拍計などのセンサー系デバイスは、
医療の発展に寄与できる。

台湾では30のアンドロイド機器が発表されている。

最近発表されたグーグルウェイブは、
オンラインゲームのような感じで、
メールではない生々しさを実現し、
SNSのあり方やプロジェクト進行のあり方を変えようとしている。

こんな感じでテキスト以外のセンサー感知情報がつながれば、
いよいよ物理的距離を感じなく未来が実現する。

日常のルールを変えるようなSomething.

アンドロイドケータイはその序章にすぎないのだ。



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●アンドロイドはまだ3年生。でも今後の10年を変えてしまった。
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【6/12講義録】「Androidで変わる携帯電話のサービス」
        ●嶋是一(日本Androidの会幹事)

アンドロイドプロジェクトが動き出して丸2年。
携帯電話やインターネットをとりまく全てのプレイヤーの考え方を変えてしまいました。

まずLimoが統合されました。
シンビアンがオープン化されました。
ウィンドウズもマーケットプレイスを作りました。

オープンソースの考え方がアンドロイドでも踏襲され、
プログラム改編は可能、そして戻さなくていい、
リナックスでいうレッドハットのようなビジネスが可能です。

アンドロイドプロジェクトはOHAという団体で運営され、
世の中にアンドロイド端末を出すという目的のもと、
メーカー、ソフトウェア、キャリア、半導体、商業化という5つのカテゴリープレイヤー
50社で組織されております。

どんなところがオープンなのかというと、
iモードがアプリ限定のオープン、
iPhoneがキャリアをオープン、
Limoが会員のみでオープン、
なのにくらべ、すべてのソースが仕様公開さて、
デバイスを選ばず、キャリア、メーカー、ポータル、
どこのプレイヤーもがビジネス利用できるというところにあります。

言わば勝手ケータイができる、
いや通話をしなくてもいいから、勝手ウィジットができるということです。

配布されるSDKは「まんま携帯電話」というぐらい、
タッチパネルの質感以外はパソコン上で検証できます。
これは、組み込みエンジニアにとって夢のようなこと。

Javaを書けるエンジニアだったら、何でも作れる、
今までのPCエンジニアの開発のノリで、カーナビだって、PDAだって作れちゃう。
そんな世界を開いたところがアンドロイドの最大の功績です。

開発と配信のレイヤーが同じになってきたとも言えます。

また、ただコンピューティング機器を簡単につくれるだけではなく、
クラウドにつながる窓口としてもすぐれており、
インターネット上のAPIとマッシュアップすることでの、
アプリケーションの可能性は無限に広がります。

ここで歴史が繰り返すという一つの法則が予見されます。
携帯向けに考案されたHTDLという言語があります。
しかしながインターネットに馴染みの深いCHTMLが一般化しました。

今回は組み込みエンジニアよりもJava開発者の方が多いですから、
彼らが、組み込み領域の方へどっと押し寄せれば、
もっともっと新しい用途のクラウドに接続するデバイスも増えるというわけです。

ビジネスも多様化します。
アプリ開発、プラットフォーム開発(ミドルウェア含む)、ポーティング(ハード関連)など、
いままでプレイヤーがきっちりわかれていたところが自由に行き来できる、
言わば、開発者にとってもキャリアのフリーパスが開かれたようです。

これだけ自由だともちろんしんどい面もでるでしょう。

やはり肝はアプリ。
どんなサービスを世の中に生み出すか、
こういった意味では今までのノリのプレイヤーは居心地悪い面もでてきそうです。

ケータイは属人機だといいます。

ヒトにまつわる感覚(センサー)や機能(知能)の拡張のところに、
ニューアプリの期待が高まります。

ケータイを超えたデバイスごとに、マーケットプレイスが生まれ、
ニューアプリが流通する。

まるで夢の世界を連想させます。

アンドロイドのプロジェクト名は、
CupCake、そしてDonut、次はEclairと言われています。
お菓子の名前にもその夢追う少年らしさを匂わせます。

とはいえ、インターネットの新潮流、
RIA(リッチインターネットアプリケーション)という言葉にも敏感になるべきでしょう。

本家本元のグーグルのウェブサービスの進化は、
PCのデスクトップですら変革しております。

今回のアンドロイドは、インターネットのものすごい可能性を、
ただ他のデバイスにトレースしただけなのかもしれません。

今まで巨人がやってきたところが近くなったというのがアンドロイドの嬉しい未来なら、
リッチインターネットアプリケーションの世界は、すぐ目の前にある恐怖。

私たち自身もすごく熾烈な戦いを迫られています。
国籍も、立場も、経験も関係なく、みんなが横一線で競争する世界。
それがインターネットの世界なのだから。

アンドロイドはグーグルの目くらましの道具なのかも知れません。



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素人だったあなたのアプリが全米チャートをかけあがる!

●第9期生、募集開始。iPhoneアプリ開発講座。
※9月開校はありませんので8月中に手をうちましょう。
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