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【歴史・一日一話】第2297話中華人民共和国の国旗が制定
配信日:2013年09月26日
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第2297話 中華人民共和国の国旗が制定
中華人民共和国の国旗は、赤地に5つの黄色い五芒星(ごぽうせい)を配し
たもので、五星紅旗と呼ばれています。
五芒星は、互いに交差する、長さの等しい5本の線分から構成される図形で、
星型正多角形の一種です。
赤色は革命を、黄色は光明を表します。
また、大星は中国共産党の指導力を、4つの小星はそれぞれ労働者・農民・
小資産階級・愛国的資本家の4つの階級を表します。
全ての小星の頂点は、大星の中心に向いており、これは人民が一つの中心(
共産党)の下に団結することを象徴しています。
ソ連の国旗を参考にしたものと考えられます。
五星紅旗は、1949年(昭和24年)7月、経済学者で芸術家でもある曾
聯松が中国人民政治協商会議が行った公募に応じてデザインしました。
国旗として制定されたのは、同年9月27日です。
その四日後の10月1日、中華人民共和国の建国に際し、天安門広場にこの
旗が国旗として初めて掲げられました。
中華人民共和国憲法第136条に「中華人民共和国の国旗は、五星紅旗であ
る」と定めています。
1990年(平成2年)、中華人民共和国国旗法が制定され、旗の掲揚方法
や取り扱い方などが明文化されました。
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