湯けむり通信

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■メルマガ湯けむり通信　第６３３号■　『経営コンサルティングを依頼するということ』

配信日：2013年06月05日

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┏┏┏　　週刊　メルマガ湯けむり通信　2013年 6月4日
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┏　　　●2408部発行●　　http://www.u271.com

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　　今週のCONTENTS
●コンサルタントの視点
　『経営コンサルティングを依頼するということ』

●お知らせ
　『温浴施設の運営受託のご希望』

●編集後記
　『温浴チーム　阿久津の高貴な後記！』

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人工アルカリ風呂「湯の旅」
■来館動機の創出：アルカリ泉＝美人の湯　（美容男子市場が狙い目！）
■施設の有効活用：既存の浴槽・循環設備を活用
■経営の効率化：売上UP、運用コストの削減
詳細・お問い合わせはこちら↓
http://www.schliemann.co.jp/
株式会社シュリーマン
代表取締役　平野善之
ＴＥＬ：03-6459-0073　ＦＡＸ：03-6893-6333

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┏┏　　■コンサルタントの視点
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こんにちは、温浴・温泉経営コンサルタントの相良祐司です。
以前から「温浴ビジネスチームにコンサルティングを依頼すると、
どういう風に進んでいくの？」といったご質問をいただきます。
なので今週は、我々の業務について少し触れたいと思います。

うちの会社は経営コンサルタントの集団であり、
多くはセオリーに沿って仕事を進めます。温浴ビジネスチームも
コンサルティング契約をいただくと、その企業がどういう状態かを
調べる事から仕事をスタートさせるのです。　

　おおざっぱに言うと、

●店舗の商圏エリアの市場性を確認
●現状の営業データの確認（新規開発の場合はここは無し）

から着手し、

●今後の経営戦略を提案
●戦略実行のための現場レベルの取り組みと、その進捗管理

という流れです。

◆市場性確認で、今後どこまで売上が伸びるかを知る
　商圏エリアの市場性確認では、まず店舗を取り巻く商圏の
　温浴市場規模が何億円あるかを確認、そこから自店が
　何パーセントの市場を獲得できるか、という視点で数値を
　はじき出します。この値こそが将来の売上予測値なのですが、
　温浴店舗では業態ごとに、市場規模を10％獲得可能、
　20％獲得可能というのが決まっているので、人口規模や
　競合情報を把握すれば、比較的容易に算出できます。
　（「お風呂商売はどれだけ儲かるんだろう」と夢膨らませて
　相談された方には、時々悲しい現実をお伝えし、
　ガッカリされることがあります。逆に「おぉ。結構儲かるのね」と
　喜ばれることも時々あります。この辺は社長の想いや
　前向きさ次第だったりします）

◆営業データのチェックで、業績向上のキーポイントを見つけ出す
　次に現状の営業データの確認です。これには温浴特有の
　基準値を用います。年間で最も売上が大きい月、あるいは曜日ごとの
　時間帯別客数をチェックし、男女比率や大人・子供比率、
　全売上に占める入浴売上やレストラン売上、各コストの
　ウェイトなどを調べ、基準値と比較します。営業データに
　異常が発見されれば、それが売上や客数、利益向上の鍵になることが多く、
　業績向上の可能性を細かく確認できるのはこの部分の仕事です。
　（子供客や年配客が少ないため増やしましょうと言うと、
　「やだ。子供増えると店内が騒がしくなってクレームが増える」
　といった類の反応をいただく事があります。ないものねだりにならないよう、
　多少は気を使う部分でもあります）

◆戦略づくりで、今後どこに向かって走るかを決める
　今後の戦略提案というのは、エリア市場性と営業データを
　見ることで、ほぼ抽出されてきます。さらに、温浴業界を
　取り巻く外部環境の変化を加味するため、自社（自店舗）が
　今からどっちに向かって走るべきかが決まります。
　よく戦略の失敗は、現場レベルでは絶対に取り戻せない
　と言われるように、業績向上の取り組みの根幹にあたる
　部分になります。（仮に地元密着の戦略をとった場合、
　利用者が気軽に来店できるように内装は、POPやチラシが
　ベタベタ貼られ、お手軽さ満点の雰囲気になる事があります。
　年商や客数は増えるのですが、「かっこいいお店」路線からは
　完全に外れます。業績が回復する過程で、日常的でコンビニ的な
　温浴施設になっていくのを見て、なんとかく浮かない顔をする
　社長さんもいますが、仕方ないかなと思ってます）

◆現場レベルに落とし込んだ取り組みで、即時に業績アップを実現
　戦略確立によって経営・運営の方向性が定まると、
　それに沿った実行策を決めます。取り組みが多すぎると
　失敗しかねないため、温浴現場の実情に落とし込んだ実行策は、
　だいたい３つ程度に絞り込んで進めてもらいます。
　現場スタッフを巻き込んで実施するため、毎月のコンサルティング・
　打ち合わせ時に進捗や結果を確認しつつ、実行と改善を
　繰り返す事になります。（即時業績向上策という言葉を
　我々は使います。この言葉、一瞬で業績上がるイメージですが、
　チラシ原案をこちらが書いたり、イベントも企画から
　立ち上げたりするため、だいたい結果がでるのに3ヶ月は
　かかります。誤解のないように使わねばと時々感じます）

　これが温浴ビジネスチームのコンサルティングの主な進め方ですが、
　付け加えたい大切な事があります。業績を伸ばして多店舗展開・
　全国制覇という青写真でもいいし、日本のお風呂文化を洗練し、
　全国や世界中に発信するという想いでもいい。コンサルティングを
　依頼する企業と我々の両方に、ワクワクする感覚や
　明るい未来イメージが必要なのです。これがなければ、
　営業数値の確認と次回の取り組みの打合わせが毎月繰り返され、
　互いにどこかで息切れが生じてしまいかねないのです。

　コンサルタントという仕事は、言い換えれば企業の夢実現を
　お手伝いするもの。このメルマガ読者の皆さんとコンサルティング契約を
　交わす時期が、これまでと同じく普通にやってくると思います。

　ここにきて新たに温浴施設を開発オープンしたい、
　という話は多いですが、既存店舗の業績アップコンサルティングも
　新規開発も何ら変わりません。これから店舗開発を目指す方も、
　既存店をお持ちで今以上の業績にしたい、あるいは多店舗展開を
　進めたいという方も、どうせやるなら、一緒に未来を夢見て
　ワクワクしながら進めていきましょう。
　（さがら　ゆうじ）

◆◆　温浴ビジネスチームのコンサルティング商品（一部をご紹介）◆◆

■温浴施設の業績向上コンサルティング
　⇒今のお店がもっと集客するように
　⇒もっと売上と利益を生むように
　⇒店がもっと楽しくなるように
毎月のコンサルティングでご支援します。
期間：多くは半年〜1年単位でご契約いただいております。
　費用：施設の大きさやテーマで費用は変わりますが、目安は月あたり25万〜42万円です
　【お問い合わせ】※お問い合わメールを頂くと、経営相談の場をご用意いたします
http://www.u271.com/contactus.html

■温浴事業の成立可否診断調査
　⇒その立地で、温浴事業は成り立つのか！3週間以内に結果報告書をご提出します）
　⇒年間売上はどこまでいくのか、
　⇒事業の成算性がどうか
あわせて、類似成功モデルも資料として添付いたします。
温浴事業を新規に立ち上げたい方、温浴事業が成り立つかどうかを確かめたい方
期間：2〜3週間程度
価格：一案件あたり、99.75万円（税込）
【お問い合わせ】※お問い合わメールを頂くと、経営相談の場をご用意いたします
http://www.u271.com/contactus.html


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┏┏　　■　お知らせ
┏　『　温浴施設の運営受託希望の企業さんがいます』

　●「静岡県」で、温浴施設の運営受託を希望される企業さんが
　　　いらっしゃいます。
　　　運営を委託したい、という温浴施設さんがいらっしゃい
　　　ましたら、お気軽にご連絡下さいませ。
　　　希望される企業さん同士をお引合わせ致します。

　　⇒お問い合わせ先
　　　船井総合研究所　温浴ビジネスチーム
　　　チームメールアドレス　：　e026@funaisoken.co.jp　　

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【 編 集 後 記 】「阿久津の高貴な後記！」

★皆様こんにちは！編集長の阿久津若奈です。
　先日久しぶりに仙台へいってきました♪
　帰りにお土産を買ったのですが、仙台は美味しいものが
　色々ありすぎて迷ってしまいますね。
　結局「萩の月」と「喜久福」の大福を購入。
　定番ですがやっぱり美味しかったです☆　
　
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　　　　　　　　　［週刊 メルマガ湯けむり通信］
　ご意見・ご感想お問い合わせなどは⇒ e026@funaisoken.co.jp
　フォームメールはこちら⇒ http://www.u271.com/contactus/index.html
　編集長：阿久津　若奈
　発行所：株式会社船井総合研究所 温浴ビジネスチーム
　〒100-0005　東京都千代田区丸の内1-6-6　日本生命丸の内ビル21階
　TEL 03-6212-2931（直通）
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