目からウロコの東洋哲学

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目からウロコの東洋哲学

配信日：2009年05月17日

おはようございます。

昨日からのインフルエンザの報道で

緊張の朝を迎えた感じですが

みなさんもくれぐれも気をつけてくださいね。

手洗いうがいが一番の予防だそうです。

静岡の読者の方から勉強会のお問い合わせがきました。

おかもんの友だちがいろんなところで勉強会を開催しています。

おそらく、離島でなければ近くでの勉強会のご縁があると思うので

遠慮なくお問い合わせくださいね。



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【ここから】


「人生の目標」と「人生の目的」の違い




有為の奥山　今日　越えて　（いろはうた）

苦しみ悩みの人生を今日私は越えました！！


親鸞聖人の教えの一枚看板

これが平生業成です。

人生にはこれ一つはなさねばならない
目的がある（業）

それは生きている現在、完成できる

達成できる　だから

早く、完成しなさいよ

達成しなさいよ

と教えられたのが親鸞聖人です。





「人生の目的」と聞いて思い浮かべている目的とは、

大学合格、英会話をマスターする、スポーツ大会優勝、恋人を得る、安定した職に就く、マイホーム、大金持ちになる、ノーベル賞……などではないでしょうか。





しかしそれらは、“とりあえず今はこれを目指す”という、人生の通過駅であり、

「目標」と呼ばれるものであって、「人生の目的」というものではありません。

おかもんも東大を受験したとき、合格前は　東大合格こそが、おれの生きる目的、合格できれば死んでもいい
なんて思っていましたが、合格すると、とても、それで死んでいいとは思えません。

つぎは、大学でなにやろうかな・・どんなサークルにはいろうなか、
卒業後はどんな仕事につこうかな・・・

次の目標があらわれます。


恋愛ドラマなんかで

好きな彼と結婚　めでたく　ゴールイン　なんていいます。

ところが現実は、そこから苦しい？毎日がスタートです。


「まずは受験突破」「つぎは就職」「そろそろ家を」を、つぎからつぎへと変化する「生きる目標」と、


「生まれてきたのは、これ一つ」という「人生の目的」との“違い”を、


明らかにされたのが仏教であり親鸞聖人なのです。

いろは歌には「人生の目的」があることが示されています。


★本当の人生の目的を達成したとき、一切の苦労は報われ、流した涙の一滴一滴が、真珠の玉となってその手に戻るのです。
人生の目的が成就した、永遠の幸福とは、どんな世界かそれが親鸞聖人の教えです。

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