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【いきべん通信】いきべん通信休刊のお知らせ「ガラケーと同じ轍を踏みませんように」
配信日:2012年06月11日
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◆今日のいきべん通信INDEX
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●パズルの常識を変える領地分配ゲーム「ナンバーゾーン」
●赤ペン先生の気持ちになれるゲーム「赤ペン検定」
●IPhoneアプリで成功する人だけが必ず守る77の教え
●生き証人が死に絶え、ガラケーと同じ轍を踏みはじめたスマホ広告事情
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●アプリビジネス関係者必読の一冊。 「売れるiPhoneアプリの法則」
http://www.appbank.net/2011/03/31/iphone-news/238236.php
※2冊目は6月19日に発売「iPhoneアプリで成功する人だけが必ず守る77の教え」
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今日はみなさんに悲しいお知らせがあります。
今まで3年間週3ペースで配信しておりました
いきべん通信を休刊したいと思っております。
いきべん通信は、去年まで読者が2300名まで順調にのびておりましたが、
そこから低迷、2200名を切りました。
同じコラムを配信しても、アプギガで10万PVを獲得したりと、
このまぐまぐで、今のままのコラムを配信することにギャップを感じております。
一方的に配信しても、読者が見えないジレンマもあります。
そこで、今後はFBファンページでコラムを配信し、
ディスカッションができるような形にした方が有意義かと思ったわけです。
●IPhoneアプリで成功する人だけが必ず守る77の教え
https://www.facebook.com/IPhoneAppsBook
ちょっと聞きたいことがあれば、ウォール投稿してもらえば、
私や他のメンバーも答えるといった知の共有ができます。
なお、今までいきべん通信用に書き貯めていたコラムは出版することにし、
6月19日に下記のタイトルで発売いたします。
ちょうど3000部限定なので、いきべん通信読者分には配給が可能です。
●IPhoneアプリで成功する人だけが必ず守る77の教え
では、最後のいきべん通信いきます。
~~今のランキングを見ればわかる。新参者ばかりが目立つアップストア~~~~~~~~
【決定】6月20日(水)開始。レインボーアップススクール。ついに20期生!
講義がパワーアップ。30万ダウンロードのiPhoneアプリを出して起業へ!
http://school.rainbowapps.com/entry
【買得】6月24日(日)MacFanアプリ解説特別講座
これをパクるだけで、大ヒットクリエーターの仲間入り。
http://school.sfidante.co.jp/nodaben604.html
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●赤ペン先生の気持ちになれるゲーム「赤ペン検定」
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赤ペン検定は、あこがれの塾の先生になれるアプリです。
華やかに見える塾の先生、だが実は地味な仕事もたくさん...
しかし、仕事の世界は下克上!!
アルバイトからでも実力次第で社長の座も狙えるかも...
あなたはこの厳しい赤ペンの世界でどこまで行けるのだろうか!?
カリスマ教師、Great Teacher ◯◯◯と呼ばれる日を夢見て頑張ろう!!
●赤ペン検定
http://itunes.apple.com/jp/app/akapentest/id517581298
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●IPhoneアプリで成功する人だけが必ず守る77の教え
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織田信長は、永年の宿敵の頭蓋骨を漆塗りの盃にして愛用したそうだ。
スティーブジョブズは、SONYのVAIOにMacOSをインストールして愛用したという。
楽市楽座のように見えるアップストアは、もはや血みどろの戦乱の模様となった。
渋谷や六本木のIT業者たちは、無数の個人開発者の一揆に呑み込まれ
文系経営者たちが作ってきた砂上の楼閣が無意味になってしまった。
アップストアは食うか食われるかの世界だ。胡座をかいていると誰かにその上を行かれる。
だから、自分たちの邪魔になる者は完膚なきまでに焼き尽くさなければならない。
ところで、iPhoneの黒いコーティングは漆でできているそうだ。
この漆の盃でうまい酒を飲む奴が世界のどこかにいる。
我々はそいつらの酒の肴になってはならない。
だから、前著「売れるiPhoneアプリの法則」に続き、ペンをとることにした。
82名が乗船したグランマ号は、上陸時に壊滅的な打撃をうけたが、
最後まで諦めなかった12名がキューバ革命を成功に導いた。
断っておくが、読者全員がうまく行くわけではない。
でも、読者の一部がアップストアを大占拠してしまうだろう。
それはなぜかは、読めばわかる。読み終わったらすぐに実践して欲しい。
賽は投げられた。では、靖国で会おう!
●IPhoneアプリで成功する人だけが必ず守る77の教え
https://www.facebook.com/IPhoneAppsBook
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●生き証人が死に絶え、ガラケーと同じ轍を踏みはじめたスマホ広告事情
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私たちは先日、アドネットワークをインモビに全て組み替えることを意思決定した。
クリック単価が同業の中で一番高いという重要要素はさることながら、
モバイル広告の歴史と自分たちの実験結果による示唆が大きく起因している。
6年前、ちょうどモバイル広告市場が300億円になったと騒いでいるとき、
「死ぬ気でモバイル広告を考える会」という100名以上の観客を前に
著名企業からパネラーを呼んだディスカッションイベントを、
「平日夜の粋な勉強会」の番外編として開催した。
このイベントは計3回おこなわれ、ファイナルの2009年版では、
モバイル広告市場は1000億円と言われるほどになっていた。
スマートフォンという言葉は無い時代の話である。
アドネットワークの機械的なマッチングについて、
当時のアドウェイズの岡村社長、および、インタースペースの河端社長は
奇しくも同じことを言っていたのを思い出す。
アドネットワークがまわるのは、強力なメディアと強力な広告主のマッチングが
おこなわれたときでしか、事業はまわらない。だから人が張り付く必要があるのだと。
先述の死ぬ気で「モバイル広告を考える会」でさかんに議題になったのは下記の通りだ。
1.糞メディアと糞広告のマッチングをしていていいのか?
2.リワード依存でいいのか?
3.焼き畑系の広告主依存でいいのか?
このイベントに参加していた者たちの多くは、偉くなり現場を離れるか、
もしくは業界から去っていった。
あれから3年、2012年のアドネットワークのメディアは個人開発者が担うようになってきた。
CtoBtoBビジネスの隆盛である。
1.メディアはミスタップを誘導するようになる
2.アドネットワークはクリックがはけるものをどんどん優先する
3.広告主は広告クリエイティブをテキトーにさばく
こんな風に見えるのが現状のスマホ向けアドネットワークだ。
一番驚いたのは、アドネットワークのメディアに返す料率が5割というのが
当たり前になったことである。個人開発者はこういうものだという感じでうけとめているのだろう。
単価が下がっても、広告が非表示になってもこういうものだと。
その昔、直売りは100、代理店経由は80、レップ通しは60なんていうジョーシキがあったし、
そもそもアフィリエイト広告は純広告が売れないときにまわすものだった。
それがいま、人をかえさないアドネットワーク(しかもクリック成果報酬)が主流というわけである。
昨年末より私たちは色々な実験を試みた。
まずメディアの施策についてだが、きちんと目立つように広告を差し込めば、
ミスクリックを誘わずともUIの改善でクリック率は0.5%から1%に上昇した。
次に広告を出すときにクリエイティブをきちんとすると、
これもまた、クリック率は0.5%から1%に上昇した。
そして、自社広告で、1個のクリエイティブをずっと出し続けるのと、
10個のクリエイティブを用意するのとでは、0.25%から1.5%に変わる開きがあった。
つまり、メディアと広告主、各々がきちんと努力すれば、
少なくとも4倍以上はパフォーマンスがでることが簡単に予想されるのである。
(そして、大広告主のヘビーローテは決してよくないということも。)
まさに、「死ぬ気でモバイル広告」で唱えられていた、
広告主とメディアの積極的な相互リスペクトが今もなお、新鮮に映るビジョンなのだ。
そして、この理想のために、仲介業者が入る意味があるわけだ。
インモビは、広告は代理店経由で販売し、メディアは担当者の面談があって開設される。
こうすることで、広告クリエイティブの向上を働きかけることができ、
メディア側にはミスクリックやハイスピードローテーションをさせないように牽制することができる。
インターネットの時代に対面営業というのは、実にもどかしいジレンマではあるが、
広告主を喜ばせてナンボ、広告代理店を食わせてナンボの世界には、
実は対面営業が必要だという逆説はこういうわけなのだ。
広告主に不信感を残しつつもとにかくふんだくり、
広告代理店はすっとばして、メディアに返すというのは、
一見メディアに優しい石川五右衛門のように見えて、
実はメディアを無力化しているという逆説も上記のとおりである。
特に企業は、個人のようなやんちゃはできずに個人と同じ土俵の1アプリとして埋もれるのだ。
一部の個人や悪徳業者による、でも、クリック母数の多い不正を見てみぬフリをした方が、
アドネットワークは儲かるわけだから、彼らはいつもモラルとの駆け引きと直面している。
人と人をかえして商取引をやれば、悪事をしようという気運は萎えるが、儲けは少なくなる。
しかも、間に人が入れば、そこにマージンが発生し、利益率は減る。
さらに、くちやかましい広告主とメディアの板挟みになる。
これらのことを考えれば、何もしらない個人開発者相手に新規開設の営業のための
新人担当者をつけるだけの最近のアドネットワーク業界のやり方はきわめて妥当だ。
しかし、インモビは、時代に逆行して、対面営業、代理店経由の手売りを選んだ。
この10年間のモバイル広告の歴史を見れば、私はこの判断にとても共感できる。
我々は10年のモバイル広告の歴史の「次」に立ちたい。
また振り出しに戻って、未成熟な業界として誰かに目をつむってもらうなど、我々のような古参にはできない。
だからインモビに私たちは賭けたというわけである。
ちなみにインモビは昨年、スプラウト社を買収した。
スプラウト社は、リッチバナーやインタースティシャル広告の先駆け企業で、
私は2年前の東海岸への出張で知った。
日本は未だに、リッチバナーやインタースティシャルの広告実績が薄いどころか、純正の日本製の広告システムがない。
アドネットワークが乱立するのは多いに結構だが、エクセルやパワーポイントばかりに執心せずに、
もう少しは広告主やメディアに目を向けたらどうだろうか。そしてモバイル広告業界が抱えてきた論点にも。
●IPhoneアプリで成功する人だけが必ず守る77の教え
https://www.facebook.com/IPhoneAppsBook
今後はこちらでコラムを配信して参ります。
いままでご愛読ありがとうございました。
PS.早速ですが、2012年5月のアドネットワーク成果比較(Eagle調べ)をあげました。
https://www.facebook.com/IPhoneAppsBook
●売れるiPhoneの法則
http://www.shuwasystem.co.jp/products/7980html/2929.html
~~US citizen wait for us ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
●English PR for iPhone Apps
http://www.facebook.com/IDEAPP
●Share the knowhow of iPhone Apps
http://ideapp.in/
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~Google,Apple,Eagle~~
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