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株レモン■■夕刊 ギリシャに迫る悪夢のシナリオ、「ドラクマゲドン」襲来か

配信日:2012年05月22日

 
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 【株レモンニュース 夕刊】 経済関連ニュースとコラム
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こんばんは、原です。

夜の株レモンニュースのトピックは、以下の通りです。



<1> 中国製の偽造電子部品、米軍の兵器に多く使用−米上院報告書

<2> ギリシャに迫る悪夢のシナリオ、「ドラクマゲドン」襲来か



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<1> 中国製の偽造電子部品、米軍の兵器に多く使用−米上院報告書
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米防衛産業の供給網で見受けられる偽造品の大半は
中国製の電子部品だが、
中国政府はそうした偽造品の生産を抑制できていない−。

米上院軍事委員会が調査報告書で指摘した。

21日公表されたこの報告書は、偽造の疑いがある約8万4000個の部品を
販売した中国・深?市の会社について、
米空軍が複数の米企業への部品供給を1月に停止させた実例を掲載した。

1年2カ月に及ぶ調査の概要を示し、
偽造が疑われる電子部品をめぐる多数の具体例を示した同報告書は、
米国の企業と軍がこうした偽造品を取り締まっていないとした上で、
防衛業界が「疑いのある部品の事例を定期的に報告しておらず、
サプライチェーンの質をリスクにさらしている」と解説した。
偽造品が原因で起きた死亡事件や飛行機墜落などの例は示していない。

軍事委は、中国国内で「公然と行われている」行為をやめさせる措置を
同国当局が講じていないとの結論を
「支持する圧倒的で否定できない証拠」が判明したと指摘。
さらに「中国政府は問題を認識して偽造品を排除するよう
積極的に動くどころか、調査の一環として中国本土を訪れようとしていた
当委員会スタッフのビザ(査証)発給を拒否し、検証回避を図った」という。

ワシントンにある中国大使館の報道官にコメントを求める電子メール
を21日送付したが、回答はない。

(情報元: 5月22日 ブルームバーグ)



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<2> ギリシャに迫る悪夢のシナリオ、「ドラクマゲドン」襲来か
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ギリシャの首都アテネでは、ホームレスの数が1年前と比べ2倍になった。
何か売れるものがないかと、ごみ箱をあさる人の姿も見られる。

ギリシャは限界が近い。緊縮財政策をめぐって四苦八苦している状態だが
これは悪夢の前触れでしかない。ギリシャには混乱や飢餓が訪れ、
場合によっては無政府状態になる可能性もある。

ユーロ圏から離脱した場合、ギリシャは単一通貨のユーロ導入前に
使っていた「ドラクマ」を使用することになるだろう。
その先に待ち受ける債務危機が、ギリシャ国民にどのような影響を
及ぼすのかを予想するのは容易ではない。

ギリシャは国内で消費する食糧の約40%を輸入に頼っている。
ギリシャ中央銀行のプロボポラス総裁は、ユーロ圏から離脱すれば、
その後の混乱で物資供給はなくなり、
生活に物が急激に不足することになると指摘する。


<悪夢のシナリオ>

「燃料がなければ、軍や警察は車両を動かすことさえできなくなる」。
プロボポラス総裁は、ギリシャはユーロ圏離脱で、
初めのうちは悪夢のシナリオを味わうことになると説明した。

「ギリシャは1100万人の国民を養うことができなくなる。
 大量の移民が生まれるだろう」と
無政府状態が訪れると警鐘を鳴らしていた。
昨年ギリシャからドイツに渡った移民は、2万3800人に上った。
ギリシャは5年目のリセッション(景気後退)に突入しており、
国内のビジネスマンが置かれている状況はすでに
厳しいものになっている。

文房具などを輸入している女性が訴えるには、
「フランスやスペインの業者は信用取引を継続してくれているが、
 ドイツの業者は特に厳しく、取引を拒み始めている」という。
ギリシャの小売連盟ESEEは、「海外の取引先は、
ギリシャのビジネスマン個人を信用していないのではなく、
ギリシャの銀行を信用していないのだ」と指摘した。

ギリシャは機械類やソフトウエアなどを基本的に全て輸入に
頼っているため、ユーロ圏から離脱して価値が下落した新ドラクマを
採用するようになれば、企業は成長することができなくなるだろう。



<ドラクマゲドン>

さらに新たな通貨を短期間で導入できるのか、という問題もある。
ウニクレディトのチーフエコノミスト、エリック・ニールセン氏は、
「ギリシャには秩序だった新通貨導入ができるだけの制度面での
 強さがない」と分析する。
ユーロ圏離脱による悪夢のシナリオが国民に広がってきた
証しかもしれない。

昨年11月には、ギリシャのテレビ番組で「ドラクマゲドン」という
言葉が紹介された。
「ドラクマ」と映画「アルマゲドン」を合わせた造語で、
ユーロに加盟時に宇宙へとはじき出されたドラクマが、
隕石のように地球に舞い戻り、全てを破壊してしまうという話だ。
証券会社ブラウン・ブラザーズ・ハリマンのマーク・チャンドラー氏は、
「われわれがギリシャのユーロ残留を予測している主な理由は、
 離脱ということになれば、今でも悪い状態がさらに
 悪化すると思われるからだ」と語った。

(情報元: ロイター 2012年 05月 20日 14:01)



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