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【いきべん通信】投資家や銀行からのお金をどのように使うべきか?
配信日:2012年05月22日
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◆今日のいきべん通信INDEX
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●ダーツの達人。定番のないところで定番を狙う。
●iPhoneアプリ界のIVSは5月25日
●投資家や銀行からのお金をどのように使うべきか?
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●アプリビジネス関係者必読の一冊。 「売れるiPhoneアプリの法則」
http://www.appbank.net/2011/03/31/iphone-news/238236.php
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ところで四字熟語の達人は、
215ステージをやりきりましたでしょうか?
●四字熟語の達人
http://itunes.apple.com/jp/app/id523404299?mt=8
そんなのできないよという方は、
まずダーツの達人からやってみるといいでしょう。
●ダーツの達人
http://itunes.apple.com/jp/app/id510567328?mt=8
フルーツ好きなら、収穫の達人がおすすめです。
●収穫の達人
http://itunes.apple.com/jp/app/id518658916?mt=8
ちなみに、5月29日は、MacFanで特集記事がでます。
6月下旬には、新しいiPhoneノウハウ本もでます。
では、いきます。
~~今のランキングを見ればわかる。新参者ばかりが目立つアップストア~~~~~~~~
【決定】5月25日(金)第1回iPhoneやろうぜ
伝説的イベントが代々木駅前で復活。ここからiPhoneが変わる。
http://www.eagle-inc.jp/iphone
【決定】6月20日(水)開始。レインボーアップススクール。ついに20期生!
講義がパワーアップ。30万ダウンロードのiPhoneアプリを出して起業へ!
http://school.rainbowapps.com/entry
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●ダーツの達人。定番のないところで定番を狙う。
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iPhoneアプリのランキングを狙う方法に「定番を狙う」というのがある。
例えば、フリックしてゴールを狙う「フリックゴール」は、
同様の「フリックゴルフ」と違い、ライバルアプリをたくさん作ってしまった。
定番になり得ないと、ダウンロード数をライバルと分かち合うことになる。
ダーツに関しては、たくさんのダーツアプリがある中、まだ定番になり得ていない。
国内だと、ハンゲームから「ダーツ」はでているが、評価が悪く定番にはならなかった。
ダーツの場合、本来のルールを落とし込むと、1プレイが異常に長くなるし、
1人で楽しむものではなかったりする。
そこで、「ダーツの達人」は、一人で遊べるオリジナルルールを多数用意し、
クリアしたら新しいゲームルールが解放されるようにした。
また、ジャイロでマトをあわせて、手首のふりの強さをアングリーバーズ方式にして、
シンプル操作で、どんどんダーツを投げられるようにした。
こういったリズム感も、今までのダーツアプリにはなかったことだった。
こうして「ダーツの達人」は後発にもかかわらず
リリース1ヶ月目にして20万ダウンロードを稼いでしまったのである。
●ヒットアプリの成功要因
http://ideapp.in/analysis/
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●業界人がアンドロイドを捨てる日。5月25日
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2010年から2011年にかけて計5回1200人が参加した伝説的イベント
「スマートやろうぜ」が「iPhoneやろうぜ」として生まれ変わりました。
「iPhoneやろうぜ」は、iPhoneアプリ開発者や専業事業者だけの交流会イベントです。
もはやコモディティ化したiPhone端末のアプリビジネスの爆発的な市場拡大のなか、
すでに消耗戦を強いられている同士たちが、ノウハウを共有しともに生き残るための場をご用意しました。
「スマートやろうぜ」では未来デバイスを新しいカタチで共有しようという目的で、
iPhoneやiPadのライブ演奏をメインとするイベントでしたが、
観客とイベント趣旨の方向性の違いから1年以上閉鎖しておりました。
iPhoneは、もはやフツーのケータイ代替機となってしまったからこそ、
フツーにビジネスとしてドライブさせなければなりません。
「iPhoneやろうぜ」はセミナー&名刺交換会をメインとする交流会として原点回帰いたしました。
第1回「iPhoneやろうぜ」開催概要
日程:2012年5月25日(金)
時間:18:30〜22:30
会場:レインボーアップススクール代々木本校(代々木駅より徒歩0分、スタバ上3階)
会費:3,000円(ビール/軽食あり)
▼前座セミナー「広告で収益をあげるUI設計」19:00-20:00
Eagle.inc Founder 藤永真至
6月発売予定のセカンドシングル「アプリやめますか、それとも人間やめますか(仮)」より、
広告収益の向上にまつわる箇所のみにフォーカスして講演いたします。
誤クリック誘導に頼らない本質的なアプローチを提唱いたします。
・ライフタイムバリューの設計とKPI設定
・基本サイクルに立ち返ったアプリ企画とUI設計
・適材適所のハイブリッド広告配信(iAd/ChartBoost/admob/AppBank)
・広告主になって気づく、これをやると収益があがるということ。
▼本編セミナー「iPhoneビジネス2012年前半総括」20:00-21:00
AppBank株式会社 代表取締役 村井智建氏
日本で最もiPhoneアプリを見続けてきた村井氏が、
2012年に見られるiPhoneビジネスの異変やトレンドについて、
AppBankだからこそ知っている裏情報もまじえて、こっそりお伝えいたします。
・型ができるとみんな突入、崩れる型・新しい型
・ユーザーを知りたければ原宿のAppBank Storeに行け
・AppBank内緒話
▼ネットワーキング 21:00ー22:30
会場内で、ビール片手に名刺交換会。
<参加資格>
・なんらかのiPhoneアプリビジネスに携わっている方、それに準じた方
・参加者メーリングリストを荒らさないような方
※iPhoneアプリ以外のセールス目的でのご来場はご遠慮くださいませ。
●iPhoneアプリ界のIVSは5月25日
http://www.eagle-inc.jp/iphone
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●投資家や銀行からのお金をどのように使うべきか?
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私の記憶が正しいならば、投資家からの出資は、企業価値の向上のために使うべきで、
銀行からの融資は、事業経費のつなぎ資金に使うべきということが、
事業家にとっての一般常識になっている。
投資されたものは、未来の事業のために使うべきで固定費の捻出に使うべきではない。
そして、融資は入金タームの遅れで資金繰りにこまらないために、
支払い能力を維持するための保険として扱うべきなのだ。
ネット関連の上場企業をリサーチしてみると、
平均的な一人当たりの売上げは、
広告代理店はだいたい5000万円(利益1000万円)、
広告メディアやコンシューマー課金は、だいたい2000万円(利益1000万円)、
開発事業は、だいたい1000万円とでてくる。
社員全員に1000万円を分配するなんて無理で、
いかに安い人件費のプレイヤーが、ヒエラルキーを支えているかがわかる。
こうしてみると、いかに人件費やオフィス家賃、サーバ費用が
企業の収益性を圧迫しているかがわかる。
ネットビジネスの事業者の間には、
「人とサーバを増やせば売上げがあがる」という神話があり、
ほとんどの会社が規模の追求をしている。
しかし、それは裏を返せば、人件費とサーバ費は
あたかも変動費のように機能していることを認めていることになる。
グリーやディーエヌエーのように利益率が50%もある企業は、
サーバや人件費がほぼ固定の状態を維持しながら売上げを伸ばしている。
彼等はサードパーティが頑張った分が自分の懐にも利益が入り込み、
そして彼等の給与を払う必要はないというカラクリだ。
Appleも同じようなカラクリで、iPhone開発者の給与を支払う必要なく、
iPhoneアプリのラインナップを充実化している。
このようなデパートみたいなビジネスをプラットフォームビジネスというわけだが、
誰かのプラットフォームに乗るビジネスをしている限り、
人件費とサーバ費が変動費として扱わなければならないのだ。
そうなると、この変動費のために、投資家のお金を使うべきではないという解釈ができる。
この変動費は、プラットフォームのために日々使われるお金であり、
未来の収益を生むわけではないからである。
つまり、投資家からあずかったお金を、
iPhoneアプリの開発費に使うということは、
確率論的には、ほとんどAppleのために使われることになる。
しかし、こういう見方もできる。
Eagleの場合、1本アプリの開発費は20本目くらいから異常にさがり、
1本あたりの収益があがっているという事実をまのあたりにした。
同じジャンルのアプリを作り続ければ、ソース資産や企画資産がモジュール化する。
モジュール化とは、再利用ができる事業資産のことをいう。
そしてほとんどのアプリを私が見ているわけだから、売れるためのノウハウもたまっていき、
それを再活用できるというわけだ。
こうやってみると、最初の資金が20本くらいのアプリ開発の中で、
モジュール化に成功すると、こんどは他の企業が普通につくるアプリよりも、
低コストで高利回りのアプリ事業が展開できるというわけだ。
それだったら、投資家からの資金の使い道としては妥当ではないか。
さて、話をもどそう。
私はこの10年、いろいろなネット企業を見てきた。
その結果わかったことは、ほとんどの社員が入れ替わっているという事実だ。
面白いことに、iPhoneアプリを当てた人材から真っ先に辞めている。
企業は「人が財産」だという。
しかしすぐに辞めるのだから、その場の売上げのためのコストでしかない。
ピザを作るときの小麦粉のようなものだ。小麦粉は製品になったら終わりである。
辞める人材のために、理念を説きふせ、教育を施している間に、
どんどん個人開発者にとってかわられているのがiPhoneアプリの世界だ。
個人開発者に勝つには、得意分野のソース資産を蓄積し、
アプリのモジュール化、テンプレートアプリの充実化をせっせと行うしかない。
元来、企業は社員のためにあるわけではない。
顧客のためにある。顧客を潤わしてからようやく、
社員や投資家にリターンがある。
iPhoneアプリの顧客は、あなた達が作ったソースコードの
パフォーマンスに対して対価を払うわけで、あなた達の人格は関係ない。
したがってiPhoneアプリ事業を行う限りは、
ソースコードを中心に人をまわし、サクラダファミリアのように成長させ、
そのソースを使いたいから、人が集まるというようにしなければならない。
もしあなたの会社が社員の気まぐれアイデアでアプリを作っているのならば、
ただちに、ソースコード本位制に切り替えるべきだ。
「こういうプログラムソースが育ってきたから、
こういうアプリができるよね」という考え方である。
では、人やサーバにお金を使わないのなら、何に使うのか?
私たちの答えは、会社だった。
iPhoneアプリを開発するソースコードを大切にする組織に、
銀行から借りたお金や、個人資金を投じている。
ベンチャーキャピタルやインキュベーターが
どうやら機能していないようなので、自分たちでやってしまった。
組織にはソースコードが残る。
iPhoneが廃ったとしても、ユーザ体験のマーケティング資産が残っているし、
ソースコードは方言を直せば、違うプラットフォームに使えるのである。
いくら会社に投資するとしても、古い人間で構成されている組織には興味はない。
若い才能じゃないと、私たちが教えることを吸収してくれないし、
私たち以上のパフォーマンスを出してくれないと、投資のリターンはかえってこないからだ。
ついでに言うと、私たちは理系の人間しか手を差し伸べていない。
理由は簡単だ。彼等の方が、ファイナンスやマーケティング、
ヒューマンサイエンス、コピーライティング、デザインについて習得が早く、
それを企画やソースコードに落とし込めるからである。
これは渋谷と六本木のベンチャーたちとは全く違うアプローチだ。
ハイパーリンクのHTML時代はそれでよかった。
言葉とリンクをつなぐだけで人々はモノを買ってくれたりした。
営業センスがあればそれで足りるし、
エンジニアは言葉とリンクをつなぐだけのプログラムを書けばいいので、
文系の人間が理系の人間を指図するぐらいで済んだのだ。
しかも、理系の奴らは生来、舌っ足らずで、勉強したら報われるという
自分に甘い考えをもっていたから、文系の奴らにいじめられて当然だったのだ。
もう弁の立つ奴だけでは、高度なITテクノロジーを使いこなせない。
シリコンバレーの事業家がほとんど理系であるのは自明なことなのだ。
読者の中に文系の諸君がいたら、まずは三角関数からはじめよう。
人間は自然界のものに反応しやすい。物理演算ができる人間こそ神に近い存在だ。
ビルドが通らないという苦行に耐えた人間こそ、神の力を借りることができるのである。
●売れるiPhoneの法則
http://www.shuwasystem.co.jp/products/7980html/2929.html
~~US citizen wait for us ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
●English PR for iPhone Apps
http://www.facebook.com/IDEAPP
●Share the knowhow of iPhone Apps
http://ideapp.in/
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