【音声も聴ける！】元新聞記者による著者インタビューメルマガ「人生を変える一冊」

※メルマガ内容は省略されています。もっと詳しく見る

• 
• 

【音声も聴ける！】著者インタビューメルマガ「人生を変える一冊」Vol.25【川上徹也さん】

配信日：2009年11月03日

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ vol.25━2009.11.3
「著書への想い」「座右の書」「仕事・人生」について聞く
【音声も聴ける！】元新聞記者による著者インタビューメルマガ「人生を変える一冊」
┏───────────────────────────────────────
┃目次　
┃ 　　 （1）今日の著者インタビュー
┃ 　　 （2）ポッドキャスト（インタビュー音声）更新情報
┃ 　　 （3）編集後記〜海外からのうれしいメッセージ〜
┃ 　　 （4）今日のプレゼント

　発行：KIQTAS（キクタス）　早川洋平
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
このメルマガは、ご登録くださった皆様、及び早川洋平が、
名刺交換、お会いさせていただいた方々に送信させて
いただいております。
解除を希望される方はお手数ですが、
本メルマガの文末にある解除フォームからお願いいたします。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
（１）今日の著者インタビュー：
クリエイティブディレクター川上徹也さん
------------------------------------------------------------------------

【プロフィール】川上徹也/かわかみ・てつやクリエイティブディレクター。
大学卒業後、大手広告代理店にて営業、クリエイティブ局を経て独立。
並行してドラマや映画の脚本も手がけ、ビジネスと
エンターテイメントを融合した独自の分野にて
活躍中。2008年湘南ストーリーブランディング
研究所を設立。
ブログ：カワテツの「出版プロモーションの裏側、
全部見せます」
http://ameblo.jp/kawatetu14/


【早川】みなさんこんにちは。今日はクロスメディアパブリッシングから発行、
インプレスコミュニケーションズ社から発売中の
『価格、品質、広告で勝負していたら、お金がいくら
あっても足りませんよ』著者の川上徹也さんをお迎え
してお話をうかがいます。

まずは現在のお仕事にいたるまでの経緯と、
自己紹介をお願いします。

《ビジネス×エンタメ＝ストーリー》

【川上】クリエイティブディレクターをしています。広告だけ
ではなく、企業や店舗のストーリー提案の仕事を
しています。

私は大学卒業後に広告代理店に入社して営業を5年
経験し、次にクリエイティブ局に移りコマーシャルを
作っていました。
その後会社を辞めてフリーランスでコピーライター
兼プランナーとして10年近く仕事をしていたのです
が、学生時代に劇団に所属していた経験から、
並行してドラマや映画などの脚本も書いていました。

そんななかで、自分はビジネスとエンターテイメント
をかけあわせた仕事ができることに気づき、
『仕事はストーリーで動かそう』（クロスメディア
パブリッシング）という本の出版で形にしたところ
ご好評をいただき、今年『価格、品質、広告で勝負
していたら、お金がいくらあっても足りませんよ』を
出版しました。


【早川】本書の読みどころはどこでしょうか。


【川上】前作『仕事はストーリーで動かそう』の
感想に、「ストーリーの大切さはわかったが、
具体的にどう作ったらいいのかを知りたい」という
リクエストが多かったので、それをより深めた内容に
なっています。

ひとくちにストーリーと言っても、実はいろいろな
レベルがあり、「志のストーリー」「ブランド化の
ストーリー」「エピソードのストーリー」の三つに
分けることができ、それらがいわば｢3本の矢｣
のように一つになると非常に力を発揮するということ
が実例とともに書かれています。

ストーリーの大切さを説くビジネス書は多いのです
が、こういう視点で具体的に説明しているものはない
ので、ここが読みどころだと思います。


【早川】ストーリーの「3本の矢」について説明して
いただけますか。


【川上】まず「志のストーリー」ですが、

（１）「何かが欠落した主人公」が、

（２）「遠い目標」に向かって

（３）「様々な敵や障害を乗り越えて頑張る」

この三つの要素があると人間は感動するという
「ストーリーの黄金律」があります。

その黄金律にかなうような自分を表明するのが
「志のストーリー」です。そうすると周りから応援を
してもらえるし、自分や社員もがんばることができ
ます。

「ブランド化のストーリー」は、その人やその会社
ならではの、他と差別化ができるポイントのことで、
「エピソードのストーリー」はその志やブランド化の
ために自分がしていることです。このストーリーが
あるとさらに話がふくらみます。これが私の言う
「3本の矢」です。


【早川】本書で一番伝えたかったことは何ですか?


【川上】最近は価格競争が盛んに取り上げられて
いますが、私はそれに対する疑問が大きかったんです。

あとがきにも書いたのですが、私はビジネス
ドキュメントを見るとたいてい感情移入するの
ですが、あるスーパーのドキュメントは全くできな
かったんです。

それは単に安くすることだけが
ミッションで、今まで理不尽に高かったものが安く
なるというのならまだしも、980円のジーンズを
本当にみんなが欲しいのかと感じたからです。

もちろん商売ですから売れればいいのかもしれ
ませんが、やはり違うのではないかというのが本書
執筆の一番のモチベーションになっていました。


《遠回りが思いがけない発見を生む》


【早川】川上さんが実践している時間術はありますか?


【川上】時間術ではないかもしれませんが、
無駄と思えることが色々なきっかけや発見を呼ぶ
気がしているので、あえて遠回りしたり違う路線を
使ってみたりして、生活のローテーションをできる
だけ毎日変えています。

私の住まいは湘南なので、「えのラン」という
ジョギングをしていますが、それもできるだけ時間を
変えて、いろんな時間帯の江ノ島を見ています。
あえて規則正しくしないことで発見することも
たくさんあるのではないかと思います。


【早川】川上さんの「人生を変えた一冊」はあり
ますか?


【川上】ホイチョイ・プロダクションズの『きまぐれ
コンセプト』（小学館）という広告業界の内情を
描いたマンガです。バブル時代の雰囲気を残した
ようなマンガなのですが、こんなにいい加減なら
自分でも行けるかもしれないと思って広告業界
を目指しました。そういう意味では「人生を変えた
一冊」と言えますね。


【早川】座右の銘を教えてください。


【川上】「無の用」です。お茶碗でもコップでも、
中が空っぽだからこそお茶を入れることができる。
効率化だけを目指さない考え方が好きです。


【早川】最後に、ストーリーを作るうえで大事なことは
何でしょうか。


【川上】実はストーリーは「作る」のではなく
「発見」するものなんです。自分の過去を振り返って
みると、当時は無駄と思われたことでもストーリーに
なることがあります。

それと平穏無事な人生を目指すだけでなく、
何かを発見できるような人生を歩むこと
です。「ちょっと自分にはエピソードが足らないな」
と思ったら意識的に幅をつくるといいと思います。
また私のほうにも「個人のストーリーに特化した本を
書いてほしい」というリクエストがたくさん寄せられ
ているので、現在構想中です。


【早川】楽しみにしております。
今日はクロスメディアパブリッシングから発行、
インプレスコミュニケーションズ社から発売中の
『価格、品質、広告で勝負していたら、お金がいくら
あっても足りませんよ』著者の川上徹也さんをお迎え
してお話をうかがいました。　　　　　　　　（了）


●インタビュアー／早川洋平　ライティング・構成／関根美代子

【川上さんの著書】
『価格、品質、広告で勝負していたら、お金がいくら
あっても足りませんよ』〈クロスメディア・パブリッシング(インプレス)〉　
　http://amazon.co.jp/o/ASIN/4844370669/yohaya10-22


【川上さんおすすめの一冊】
ホイチョイ・プロダクションズ『きまぐれコンセプト』（小学館）
　http://amazon.co.jp/o/ASIN/4091086152/yohaya10-22

【このインタビューを音声で聴きたい方は…】
　ポッドキャストでお聴きいただけます。
　↓　↓　↓　↓
　https://i-magazine.jp/bm/p/aa/fw.php?i=yh1043&c=32&n=__no__
（iTunesストアが起動します）　


　◆次号（予定）：
　　Ｂefore 9（ビフォア・ナイン）プロジェクト主宰 池田千恵さん
　　『「朝4時起き」で、すべてがうまく回りだす! 』


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
（２）ポッドキャスト（インタビュー音声）更新情報
------------------------------------------------------------------------


●「人生を変える一冊2」（音声）更新しました。
　↓　↓　↓　↓
　 https://i-magazine.jp/bm/p/aa/fw.php?i=yh1043&c=32&n=__no__
（iTunesストアが起動します）

◎Vol.55　クリエイティブディレクター川上徹也さん
◎Vol.54　クリエイティブディレクター 湯山玲子さん
◎Vol.53　株式会社ペリエ代表取締役 和田裕美さん

●今後取材予定の著者さんへ質問募集中！

・内藤真一郎さん　（ファインドスター社長）
・武沢信行さん（有限会社がんばれ社長）
・鳥井シンゴさん（鳥井シンゴデザイン事務所代表）

質問フォームはこちら　　
　↓　↓　↓　↓
http://www.formpro.jp/form.php?fid=43198

●早川のプロデュース番組（動画）
　『野宮真貴の新宿二丁目ハーメルン』
　↓　↓　↓　↓
https://i-magazine.jp/bm/p/aa/fw.php?i=yh1043&c=33&n=__no__

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
（３）編集後記　海外からのうれしいメッセージ
------------------------------------------------------------------------
ポッドキャストはiTunesを介しているので
理論的には世界中のどこでも聴くことができます。

私の番組も誰か聴いていたらいいなあ、なんて
うっすらと思い描いていたのですが先日とーっても
感動するメッセージ（アメンバー申請のメッセージ）をいただきました。

その一部をご本人の承諾をえて掲載させていただきます。

……………………………………………………………………………………………
はじめまして。ミラノ在住のさゆりと申します。

６年仕事でロンドンにおりまして、そこで知り合ったイタリア人と結婚、
去年からイタリア、ミラノ生活に突入しました。


日本人が多く日本の 古本屋まであるロンドンに比べると、ミラノにはなにもありません。
人生を変える一冊は通勤途中に聞いていて、気になる本がでてくると、
アマゾンのお気に入 りリストにいれてます。

そんなわけで、里帰りのスーツケースはいつも本でいっぱいです。
インタビューの活字読みたさに（もちろん、聞いてはいるんですが）アメンバー登録してしまいました。

そもそもポッドキャストにたどり着いたのはipodが語学学習にはもってこいのツールだったから。
イタリア語の勉強の為に使っていたんです。

そのうち、イタリア語学習系のポッドキャストをはじめ、
BBCの英語系、日本にはあまりいいポッドキャストがないなぁとおもってたら、
早川さんの「人生を変える一冊」がでてきたので、これはいい！というかんじ で愛聴者になりました。


応援しています！
……………………………………………………………………………………………

ミラノ在住のさゆりさんからのこのメッセージ、
本当に本当にうれしかったです。

「ネット社会だからこそリアルを大切に」

を信条にしている僕にとってなかなか読者さんや
リスナーの方の顔が見えないのが
日頃ひっかかっているところでもありました。

そんななか突然届いたミラノからのメッセージ。

とっても勇気づけられました。

あなたも、僕でなくても構いませんので、
もしよかったら応援しているブログやサイトの運営者の方に
メッセージを出してみたらいかがですか？

きっと喜んでくれると思います。

追伸：その後ロサンゼルスでポッドキャストを聴いてくださっている方からも
メッセージをいただきました。

いつか番組内で「海外特派員だより」なんていうコーナーも
できたらいいなあ、なんて思っています。


●アメブロ、始めました。「聞くをビジネスに！聞きコミ」
　新聞記者やポッドキャストのパーソナリティーとして培った「聞く技術」、
　さまざまな著者さんへのインタビューから学んだビジネスに活かせる
　「聞く技術」を公開しています。
　↓　↓　↓　↓
　http://ameblo.jp/kiqtas/


●始めました、Twitter
　早川のTwitterアカウント
　↓　↓　↓　↓
　　　yh1043


●梶原しげるさん（フリーアナウンサー）、木戸一敏さん（営業コンサルタント）と
　【口下手な人がビジネスで結果を出す】ための
　オーディオセミナーを出させていただきました。
　↓　↓　↓　↓
https://i-magazine.jp/bm/p/aa/fw.php?i=yh1043&c=31&n=__no__


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
（４）今日のプレゼント
------------------------------------------------------------------------
総計38名様に「あの一冊」をプレゼントします！


・「ビジネス書」のトリセツ/水野俊哉さん（3名様）

・すぐにケータイをかけなさい!/井上裕之さん（5名様）

・戦わない経営/浜口 隆則さん（10名様）

・「心の翼」の見つけ方/浜口 隆則さん（10名様）

・1回きりのお客様を100回客に育てなさい/高田 靖久さん（10名様）


ご応募はこちらから
　↓　↓　↓　↓

http://ameblo.jp/kiqtas/entry-10360228887.html

《11／23（金）締め切り！》

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
発行者　　　　KIQTAS（キクタス）　代表 早川洋平
　　　　　　　　プロフィール　
　　　　　　　　https://i-magazine.jp/bm/p/aa/fw.php?i=yh1043&c=34&n=__no__

バックナンバー　https://i-magazine.jp/bm/p/bn/list.php?i=yh1043&no=all

登録・解除　　　http://j.mp/kiqtas-meruma

ご意見・ご感想
・献本ご希望　　http://www.formpro.jp/form.php?fid=42748

広告の
お問い合わせ　　podcast.haya@me.com

お問い合わせ　　podcast.haya@me.com

ご意見・ご感想はメルマガをそのまま返信していただいても発行者に届きます。
メルマガ本文中やサイトで掲載させていただくことがございますのであらかじめご了承ください。

------------------------------------------------------------------
無断転載を禁じます。
kiqtas.Copyright 2009

「人生を変える一冊」はご自由に転送いただいて結構です。
　ご連絡も必要ありません。
　ただし、無断転載は厳禁。出所を必ず明記してください。