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株レモン■■夕刊 「富の象徴」金、国外流出価格高騰が影響
配信日:2012年05月01日
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【株レモンニュース 夕刊】 経済関連ニュースとコラム
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こんばんは、原です。
夜の株レモンニュースのトピックは、以下の通りです。
<1> 「富の象徴」金、国外流出 価格高騰が影響
<2> デフレの“元凶”日銀にあり!白川発言にがく然
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<1> 「富の象徴」金、国外流出=中国、欧米に、価格高騰が影響
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日本から海外への金の流出が加速している。
財務省の貿易統計によると、2011年度の金地金の輸出量は
前年度比61%増の約135トンに急増。
金相場の高騰を受け、個人が手持ちの金製品を
地金商に売却する動きが活発化したのが主な要因とみられている。
富の象徴とされる金の流出を、
日本経済の衰退の表れと見る向きもある。
金の輸出入は06年度以降、輸出が輸入を上回り、
11年度の純輸出は130トンを超えた。
国内の金価格は昨年8月、1グラム当たり4745円
(田中貴金属工業調べ)と31年ぶりの高値を付け、
1980年代の金投資ブーム以降の最安値となった
99年9月の価格と比べると5.2倍に値上がりした。
80年代に購入した個人投資家らが売却益を求めて換金に動き、
田中貴金属の昨年8月の買い取り量は15トンと
通常の5倍に膨らんだ。
日本はデフレ状態が長引き、個人の実物資産への投資意欲が
低下していることも海外流出に拍車を掛けている。
(情報元: 時事ドットコム 2012/05/01-16:03)
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<2> デフレの“元凶”日銀にあり!白川発言にがく然
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財政政策や金融政策というものは、一般の世人には分かりにくいし、
いかにも高度そうだ。
だからエリート集団に任せればうまくいくものだと考えていたら、
とんでもない災禍が国民にふりかかる。
つくづくそう思ったのは、白川方明日銀総裁のワシントンでの発言
(21日)である。彼はデフレの原因が金融政策以外にあると論じて
己の政策に固執し、間違いを重ねるのだ。
白川氏は、「膨大な通貨供給の帰結は、歴史の教えにしたがえば
制御不能なインフレです」と言ったあと、
日本のデフレについて「人々は将来の財政状況への不安から
支出を抑制し、そのことが低成長と緩やかなデフレの
一因になっている」と言ってのけた。
解説すると、
(1)日銀は米連邦準備制度理事会(FRB)の
バーナンキ議長が実施してきたような通貨の大量増発はしない。
悪性インフレを引き起こしかねないからだ
(2)政府総債務が増え続けている日本では、
国民が財政悪化を心配する余り、財布のヒモを締めて
消費を抑制するので、需要が不足し、デフレになる
(3)従って、日銀が通貨を大量発行しても、悪
性インフレの危険を招くし、デフレから脱出できるはずもない
・・と、なるだろう。
白川総裁は、日本国内で高まる日銀へのデフレ無策批判や
金融緩和圧力に耐え切れず、中途半端な
「1%のインフレ・ゴール」設定に追い込まれ、
「金融政策でデフレは直せない」との持論を言いにくくなった。
そこで気楽な海外で「本音」を吐露したのだろう。
発言はもちろん自由だが、がく然とさせられたのは内容の誤りである。
本気でそう信じているなら、始末が悪い。
まず、「膨大な通貨供給の帰結」だが、
FRBは2008年9月以降、現在までに3倍以上もドル札を刷った。
だが、インフレ率は穏当、株価は回復著しく、
個人消費や民間設備投資は上向きになっている。
歴史が伝える、通貨大量発行による制御不能なインフレは、
モノの供給能に乏しい敗戦直後の日本やドイツなどに限られる。
白川発言に、FRBの面々はさぞかし、驚いたことだろう。
政府債務が増え続けるから消費が減り、
デフレが起きるというのも一見もっともらしいが、
根拠に乏しい俗説である。データを見ればわかることだ。
1997年の橋本龍太郎政権による消費増税・緊縮財政以降、
日本は慢性デフレの泥沼にはまりこんだ。
勤労者世帯の2011年のひと月当たり可処分所得は
1997年に比べ15%、7万6700円減った。
この間の消費者物価下落幅は3・3%で
家計消費は3%減にとどまっている。
つまり、家計の実質消費は下がらず、所得だけが落ち込んだ。
勤労者は老後や子供の将来の大学進学に備えた貯蓄を削って、
消費水準を維持しているのである。
消費減がデフレの原因だと言い、脱デフレに向けた金融の量的緩和に
背を向ける日銀こそがデフレの元凶なのである。
(情報元: 産経新聞IZA! 2012/04/27 23:19)
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