川島和正の日刊インターネットビジネスニュース

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【スパ経】組織図を見ても”わからない！”【繁盛する店の法則　流行らない店の法則】

配信日：2012年03月06日

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◆ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2012/03/06 ━ ◆

こんにちは！

利益・モチベーションを一度に向上！の専門家
ウィズスマイル　降旗（ふるはた）です。

本日も当メルマガをお読み下さり、ありがとうございます！
感謝しております。

では、早速、再創刊第９号の本編へ！！！

当メルマガの位置づけについては、メルマガの最後をお読み下さい。

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　　★　組織図を見ても”わからない！”
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そろそろこの組織変更の件も、
終わりに近づいてきました。

ズーッとお話を続けている経営幹部の方を、
以下、”幹”と略します。


■　もう１点、、、

幹：「案の段階としてですけれども、
　　　組織の変更を考えた時の不安というか、
　　　ぶっちゃけ、頻繁に組織を変えている状況への、
　　　疑問というのでしょうか、、、
　　　スッキリしてきました。」

降：スッキリしましたか！それは良かったです。

幹：「何が足りないかもハッキリして、
　　　業務の全体の流れのこととか、
　　　やることも明確になりました。」

降：そうですか。
　　それは良かったですね。
　　お話をした甲斐があったということですね。

幹：「ありがとうございました。
　　　あとは、、、やるのみですね。」

降：そうです、そうです。
　　あとはやるだけです。

幹：「教えていただいた内容を、
　　　戻ってフィードバックして、
　　　実行する中身をスケジュールにしようと思います。」

降：そうですね。是非、やってくださいね。
　　ただ、明日できるというものでもないので、
　　当面は割り切ることも必要です。

幹：「えぇ、、、そうなんですよね。
　　　やることはわかったのですが、
　　　やはり直ぐできない部分もありますから。」

降：まずは、目前に迫った部分で、
　　変更等をできるだけ業務の流れを意識して、
　　組織を変更されることになると思いますよ。

幹：「そっ、そうですねぇ〜。
　　　直近に関しては、
　　　やってしまわないとまずいこともありますからね。」

降：で、それを考えたとき、
　　もう１点だけ、考えていただいたほうが良いことがあるんですが、、、

幹：「えっ、何でしょうか？？？」


■　名称の意味は？

降：とっても簡単なことなんですけれど、、、

幹：「はぁ、、、簡単なことが、
　　　できていませんか？」

降：えぇ、、、
　　何かというと、組織の名称です。

幹：「組織の名称、、、ですか？」

降：組織に名称をつける意味は？

幹：「意味って、、、それは、、、
　　　組織の単位がわかる、、、だと思いますが、、、」

降：それはありますよね。
　　でも、それだけなら”第一部門”とか、
　　”第一チーム”とか、順番の名称でも良いですよねぇ〜？

幹：「いや、それじゃぁねぇ〜、、、
　　　何の仕事をやっているのかわかったほうが良いかと、、、」

降：とすると、どんな名称になりますか？

幹：「えっっと、、、営業とか、マーケティングとか、、、
　　　仕事がわかるような名称が入っていたほうが良いでしょう。」

降：ですよね。多くの経営者が同じように答えますよ。


■　混乱する！？

降：で、その観点で考えたとき、今の組織図のこの横文字名称、、、
　　仕事がわかりますかね？？？

幹：「あぁ、、、まぁ、慣れないと、、、
　　　わからないですよねぇ〜。」

降：ええ、、、判らないと思いますよ。
　　で、社員も慣れないと判らないということになると、
　　お客様は益々判らないでしょうねぇ〜。

幹：「お客様ですか、、、
　　　まぁ、確かに判らないでしょうねぇ〜。」

降：そのような組織名称を付けるのは、
　　どうなんだろうと思うわけです。
　　同じようなので、
　　英語名称の頭文字を並べたものとか、、、

幹：「えぇ？？？どんなのでしょう？」

降：例えば、、、ですよ、、、
　　ＭＫＴＧ（エム・ケー・ティ・ジー）部とか。

幹：「なんですか、そのエム・ケー・なんとか部って？？？」

降：わからないですよねぇ〜。
　　ＭＫＴＧ（エム・ケー・ティ・ジー）部はマーケティング部ですよ。　

幹：「わっかりずらいですねぇ〜。
　　　英単語から、
　　　マーケティングを略してＭＫＴＧ（エム・ケー・ティ・ジー）か、、、」

降：わかりずらいですよねぇ〜。
　　でも、同じような略称が組織名になっていること、
　　少なくないですよ。

幹：「うちがそうですもんねぇ〜。（苦笑）」

降：しかも、通常の使われ方と違う意味で。

幹：「えっ、どれの事でしょう？？？」

降：例えば、このＣＩＯという単語。
　　通常は、チーフ・インフォメーション・オフィサー
　　の事です。でも、当社は違いますよね。

幹：「”ちょっと嫌なおじさん達”（苦笑）、
　　　済みません。ちょっと悪ふざけをしました。
　　　でも、確かに通常のＣＩＯとは違う意味ですね。

降：お客様が混乱しませんかねぇ〜？
　　社員にも判り難いし、、、
　　略称は止めて、わかりやすい、
　　それでいて仕事内容が判る組織名称が良いでしょうね。

幹：「わかりにくいために、お客様や取引先が混乱するとなると、、、
　　　それは本意ではありませんから。」

降：ですよね。だから、尚の事、
　　組織名称は、この様な英文字の羅列など、
　　仕事内容が判らないものは避けた方が良いでしょうね。

幹：「組織名称も通常に戻します。
　　　確かに、ご指摘の通り、意味がないですねぇ〜。
　　　却って混乱しますね。
　　　、、、これも見直します。」

細かい事ですが、
組織名称って結構大事ですよ。
伝わらない名称は、無いのと同じですから。


本日も最後まで読んでくださり、
ありがとうございました。


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◆　編集後記
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朝、そのクライアントの所に行く際には、
必ず立ち寄るチェーンのコーヒーショップがあります。

コーヒーは図抜けて美味しいわけでもなく、
私にとっては仕事場がわりのコーヒーショップです。

だから、朝はブランドをブラックで！です。

で、ここのスタッフのうちの二人。

もう私の事を覚えていて、
「いつものでよろしいですか？」
と、黙っていてもブラックが出てくるんですね。
（もちろん、代金はお支払いしますよ。苦笑）

そもそも、注文の前に、
「おはようございます！」って挨拶をしてくれますけどね。

で、お店から出るときも、
接客で忙しいときもありますが、
タイミングがあれば、
「ありがとうございました。いってらっしゃいませ」
なんて言ってくれるんですね。
（メイド喫茶じゃないよ。念のため、、、）


で、この話をすると、
「しょっちゅう行っているんでしょ！
　それならあったり前だよ！」
とおっしゃる方もいます。

でも、、、

ちょっと思い出してみてください。

あなたがしょっちゅう行くお店で、
あなたの顔を覚えていて、対応してくれるお店。
どのくらいありますか？

実際には、それほど多くない事に気づかれるでしょう。
そう、意外にも希有な存在なんですねぇ〜。



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本日も、最後まで読んでくださり、
ありがとうございました。


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