「社長の言霊」ピンチ脱出法と問題解決方法

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★社長の言霊★第74号★副社長に昇進した派遣の星(夢への挑戦編)

配信日:2009年04月27日


       コネなし、金なし、人脈なし、学歴なし、最高!
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            社┃長┃の┃言┃霊┃
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          ピンチ脱出法と問題解決方法

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           Vol.74 2009/04/27 発行  

     起業して自力で稼ぎたいけど、どうすりゃいいんだ?
   長く会社経営やってるけど、今までのやり方ではダメなのか?
    その答えは、実践している社長の本気の言葉に学ぼう!

           【副社長に昇進した派遣の星】
            (夢への挑戦編)


■ごあいさつ
___________________________________

先日、電車に乗っていたら、前に座っているお兄ちゃんが同じ服を着ている
ことに気が付き、恥ずかしいのでソッと隣の車両に移動した、20代の若者
と同じ服を着る、若作りの中野です。

今回のメルマガは、久しぶりのインタビュー形式です。

取材対象者は、長らくこのメルマがの編集を手伝っていただいている、東西
株式会社の副社長、池上直斗さんです。http://www.touzai.jp

池上さんは、音楽一家に生まれ育ち、音楽で食べていくための生活費確保の
手段として派遣登録スタッフとして働き、そのまま昇進し続けて副社長にま
でなっちゃった特異な経験を持つ方なのです。

その経緯を一度詳しく聞いてみたいと思っていたのですが、やっと今回実現
しました。

さっそくどうぞ!


※過去の社長取材のお話はバックナンバーでどうぞ!
■バックナンバー→ http://blog.mag2.com/m/log/0000170107
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■このメルマガはこんな方にお薦めです■━━━━━━━━━━━━━━━━

 ・出世を目指しているビジネスマンの方
 ・アンテナビンビンの経営者の方
 ・野心あふれる起業家予備軍の方
 ・向上心旺盛な学生さん
 ・ネタを探しているコンサルタントの方
 ・更なる飛躍を狙う個人事業主の方
 ・時代の変化についていけないベテラン経営者の方


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 【1】 尺八免許皆伝の渋い少年時代

 【2】 夢を仕事にすることのリスク

 【3】 お勧め本の紹介

 【4】 編集後記「おくりびとに見る天職の考え方」



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┃【1】┃尺八免許皆伝の渋い少年時代                 ┃     
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中野///今日はいつもメルマガの編集でお手伝いを頂いております東西株式
     会社の副社長の池上さんにお話を伺いたいと思います。

池上さん/どうぞよろしくお願いいたします!なんか緊張するというか照れる
     というか。いつも中野さんの取材には同席させて頂いている方で、
     一緒にお話を聞く側なので中野さんとこうやって向かい合って話を
     するのも不思議な感覚です!

中野///そうですね。前から池上さんのお話は聞きたいなと思っていたんで
     すけど、今日のポイントは、派遣社員の立場から副社長まで上り詰
     めたという珍しい経緯と、もう一つは良いタイミングなので、しゃ
     れにならない不況の波が、派遣業界に限らず日本全体に押し寄せて
     きている中、報道でもよく言われている「派遣切り」というものに
     ついてご意見を伺いたいと思っています。

     「派遣」という存在がマイナスイメージでメディアに出てくること
     が多いので、現場の現実をお伝えしつつも、派遣の立場でも自己実
     現が可能だということを同時に伝えたいと思っています。厳しさと
     希望を両方伝えたいですね。

     まずは池上さんのバックボーンや生い立ちなどについて聞きたいの
     ですが、聞いたところ音楽畑の人なんですよね?

池上さん/そうですね。実家は神奈川の茅ヶ崎にあるんですけど両親がお琴教
     室をやってましたので、母親のお腹の中にいるときからお琴や三味
     線や尺八の音を聞いてました。私は5人兄弟の真ん中なんですが、
     私以外の兄弟は、今でも全員お琴をやってますね。

中野///池上さんは、お琴はやらなかったんですか??

池上さん/父親から習ってたんですけど、私が習い始めた頃にはすでに妹がや
     ってまして、今から頑張っても妹に追いつけないのが嫌だったんで
     すよ!(笑)なので確か1年経たないうちにやめちゃいましたね。

中野///なるほど。やっぱり音楽でも自分の存在をアピールしたいというの
     は昔からあったわけですね!

池上さん/そうですね。お琴を習う前はピアノを習っていました。母親の方針
     で兄弟全員ピアノはやったんですね。でもピアノの先生がちょっと
     厳しい先生だったこともあって、親にピアノを辞めたいと言ったら
     「尺八を習うんだったら辞めていい」と言われたんです。(笑)

中野///なして尺八?って感じですが、交換条件ですね!(笑)

池上さん/5人兄弟のうち、お琴を弾けなかったのは自分だけだったので、そ
     れならば直斗に尺八を習わせれば合奏曲ができる!と思ったんでし
     ょうね。
     よくお正月に流れる「春の海」などでもわかるように、お琴と尺八
     ってよく一緒に演奏されるんですよ。
     
中野///尺八だったらライバルがいないぞ、ということもありますもんね!
     尺八は続いたんですか?

池上さん/そうですね。尺八は好きで小学校3年生くらいから中学1年くらい
     までは習ってましたね。

中野///小学生で尺八を吹く子どもって渋すぎですね!(笑)。音からして
     人生の酸いも甘いも知っている人が演奏するみたいな印象ですが。

池上さん/珍しいですよね!(笑)。小学生で首振り3年とか(笑)。中伝と
     いう免状を持ってますよ。

中野///小学生時代から話が飛びますけど、そんな邦楽一家で育った池上さ
     んが高校のときは吹奏楽部に入部したんですよね?

池上さん/そうですね。中学、高校と吹奏楽部でした。

中野///その時から指揮をやってたんですか?

池上さん/中学の時は部長をやっていたこともあり指揮したりしてましたが、
     高校の時は打楽器をやってました。

中野///高校卒業するときも音楽の道に進もうということで専門学校に通っ
     たんですよね?そこで本格的に指揮指導の勉強をされたんですか?

池上さん/高校3年の時は大学進学って考えてたんですよ。ただ大学進学を考
     えていた理由というのは、周りの友達がそうだったからなんですね。
     周りの友達が予備校に通い出したりしたので、俺もやんなきゃいけ
     ないのかなと・・・・・

     そんなある日、吹奏楽の専門雑誌をパラパラと見ていたら、日本で
     初めて吹奏楽指導者になるためのコースを設立したという言葉が飛
     び込んできたんですよ。

     その時は指導者になる夢というのを忘れていて友達と同じ波に乗ら
     なきゃ、と思っていたのですが、その言葉を見て即この学校に行き
     たい!と思ったんですね。



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┃【2】┃夢を仕事にすることのリスク                 ┃     
┗━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

中野///行く意味がいまいちわからん大学目指すより「俺はこれがしたい!」
     ということを見つけて明確な目的ができたんですね!それでコロッ
     と進路を変えたんですか?

池上///その晩に両親に頭下げて「予備校に通わせてもらいながら申し訳な
     い、でも自分はこの学校で勉強してみたい」と伝えて、許しを得た
     んです。

中野///なるほど。我々のデザイン業界もそうなんですが、音楽の世界で食
     べていくための門戸って、やたらと狭いですよね?まあ芸術家の世
     界はみなそうなんでしょうけど。

池上さん/狭いですね。とんでもなく給料をもらっている人もいれば、そうで
     ない人は全く食べられず・・・そんな人は山のようにいますからね。

中野///プロの音楽家を目指している人で、食べていける人って1%とかで
     すよね?

池上さん/そうですね。100人に1人いるかどうかかも知れないですね。

中野///その時はそれでも専門学校で勉強して、音楽の世界で生きていこう
     と考えてたんですね?

池上さん/学校に入ったときは、この世界で食べていこうというよりも、今や
     っていることが楽しくてしょうがない、という方が強かったですね。

中野///「今」が充実していれば、不安は感じませんものね。

池上さん/「指揮者になりたい」という夢を叶える最初の一歩の段階で、自分
     が興味を持っていることに対して色んな勉強ができる事にワクワク
     していました。

中野///卒業が近づいた頃には、就職は考えたんですか?

池上さん/確かに就職を考えたことはあったんですが、当時はバブルの絶頂期
     だったんですよ。ニュースを見てても企業が学生を採用するのにク
     ルーザーを借り切って、内定者でパーティーしたり海外旅行に連れ
     て行ったりとか、そういう光景を見て「就職するって簡単なんだ」
     と思ったんですよ!

中野///なるほど!まあ実際、その時代は簡単でしたからね(笑)。

池上さん/就職なんていつでもできるって思ってましたし、企業はいくらでも
     人を欲しがってるんだという考えを、ニュースによって植えつけら
     れたんですよ。

     そんなこともあり、専門学校在学中から神奈川の高校と東京の大学
     の吹奏楽部の指導をやっていたので、とにかくこの仕事を継続した
     い!と思ってたんです。

     ただ就職するとなると学校での指導の時間が持てない。ならば就職
     せずに指導を継続しつつ、指導先を増やすなりして力をつけ、生計
     を立てられるようになればいいなと思ってました。

中野///目指した安定はあくまで音楽の基盤の上にあって、今は目の前のこ
     とをやり続けてたいと。それを継続するための方法は後で考えよう
     ということですね。

池上さん/将来の明確なビジョンも何もなく突き進んでました。(笑)。

中野///指導していた学校は、夏のコンクールで地区大会を突破するという
     結果を出されて、その後に厳しい現実が待っていたんですよね。

池上さん/練習は本当に朝から晩まで一日中やってました。コンクールに向け
     ての練習というのはどこの学校も集中して練習をしてまして、指導
     していた学校以外からも指導しに来てください、と声がかかるわけ
     ですよ。

     そして指導に行った結果としてギャラを頂くのですが、けっして大
     金ではありません。でも実家から通っていたので生活するに困らな
     い状態だったわけです。

     ところが・・・・・

     夏のコンクールが終わったら、パッタリとどこからも声がかからな
     くなってしまったんです・・・・・

中野///それって一瞬恐怖を感じたんじゃないですか?
     「あれっ?俺、この先どうなるの?」みたいな将来への不安を。

池上さん/ここで気付いたんです。今まで指導に呼んでいただいていたのは、
     私に指導してもらいたい云々ではなく、単純にコンクールでいい結
     果を得たかったから、声がかかっていたんだという現実に・・・

中野///大げさに言えば、自分のアイデンティティー崩壊みたいな感じです
     かね。こりゃきついですね。

池上さん/そうですね。考えましたし、悩みましたね。

中野///で、そのピンチをどう切り抜けたんですか?



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┃つ┃   ┃づ┃   ┃く┃
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★お勧め本の紹介★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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(この話は手作りの○○がミソでした。なるほどです)
フロントエンド商品の設定で、メイン商品の売上げをV字回復させた写真展や美
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しかも言霊名刺との共通点も多く、著者の米満さんは、僕と同様、印刷会社出
身で起業時には大変な苦労と模索を積み重ねてきた方です。

言霊名刺に共感してくれている方なら、本気で集客しようとしている方なら、
間違いなく役に立つ本です。



「最小の経費」で「最大の集客」を実現する販促戦略とは?
「0円販促」を成功させる5つの法則
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編┃集┃後┃記┃━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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遅ればせながら「おくりびと」見ました。 http://tinyurl.com/ckal4w

これほど国内外で評価の高い映画ですので、ティッシュも箱ごとスタンバイ。
結果、予定通り何度も泣けました。期待以上の内容です。
※ブログでも書いてます↓
http://plaza.rakuten.co.jp/iyashirochi/diary/200904200000/

この映画の主人公も、池上さんと同じように音楽で食べていくことを夢とし、
長い時間と大金をはたいた結果、夢破れて全てを手放し、「納棺師」という
天職に巡り会う訳ですが、本来の夢だった音楽は、本心からの夢ではなく、
親の期待に応えようとした結果、それがいつの間にか自分の「夢」と、思い
込んでいた・・・と、僕は解釈しました。

皆さんの夢は、本当に皆さんが望んでいる未来でしょうか?

「これ実現したらカッコいいと思ってもらえるんとちゃうかな?」
「こうなれれば、みんなに凄いと思われるんとちゃうかな?」

そんな主体性の無い動機が裏に潜んでいないでしょうか?
そんな事を、おくりびとを見て感じました。

逆に意義さえ見いだせれば、更に誰かの役に立つ仕事ならば、たとえカッコ
悪くても、評価されにくくても、人生を懸ける価値がある「夢」としてふさ
わしい仕事は、身の回りにいくらでも転がってる筈です。

世間の常識や、自分の「夢」や目標さえも一度疑ってみてください。
天職は意外なところに潜んでいる可能性アリです。

池上さんの場合は、本気で音楽を愛してその道を目指したのですが、次週
意外な天職に巡り会います。お楽しみに〜!



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次回は5月16日の東京での開催です。名刺の依頼が殺到しているため、
しばらくセミナーを休止します。!詳細やお申し込みはこちらです。↓ 
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ミナーはいくつか決まっているのですが、これらは全てクローズのセミナ
ーで、一般参加を募集しておりません。
皆様の街で、セミナーの主催をご希望の方は、メールでご連絡下さい。
info@kotodama-m.com
条件等は、話し合いの上、お互い無理のないようご相談にのりますよ〜。


ソウルプロダクツ代表 言霊マーケッター 中野 貴史
オフィシャルサイト→ http://kotodama-m.com
自己啓発できる名刺本→ http://tinyurl.com/kotodama

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■発行周期    週1回発行(取材・編集中は間隔がかなり空きます)
■マガジンID   0000170107
■発行者     ソウルプロダクツ代表 中野貴史(言霊マーケッター)
         東京都中央区日本橋本石町2-1-1 ANOビル208号室
■サイト     http://kotodama-m.com
■ブログ     http://plaza.rakuten.co.jp/iyashirochi/
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