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【いき通緊急寄稿】ガラケー人気ゲームはAppStoreでどこまでいけるのか?
配信日:2011年09月13日
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◆今日のいきべん通信INDEX
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●ガラケー人気ゲームはAppStoreでどこまでいけるのか?
●1000人のiPhoneクリエイターが見てきたiOSビジネス環境の変遷
●この夏、楽しませてもらった、糞アプリ。蚊の巻。
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【祝アップバンク掲載】「売れるiPhoneアプリの法則」
アプリビジネス関係者必読の一冊。 破天荒な文章がぶっちぎりにおもしろい!
http://www.appbank.net/2011/03/31/iphone-news/238236.php
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みなさんどもです。
ギフから返ってきました。
ネバーギフアップですよ。
ギフがセカイのアンドロイド工場になるかもしれません。
というわけで、緊急寄稿が3本、どんとこいです。
というわけで、そろそろ、いきます。
PS)ギフで何をして来たかは、Eagleファンサイトにて確認できます。
http://www.facebook.com/EagleBiteApple
~~すべての業界大手がスマートで代理戦争中。もっとやっちまえ。~~~~~~~~
【いよいよ16期生】レインボーアップススクールは9月24日の開講
http://school.rainbowapps.com/
【決定】9月26日(月)19時-20時30分 Apple銀座店 (観覧申込み不要)
「エンターテインメントアプリの成功と失敗の分かれ目とは。」
http://www.facebook.com/event.php?eid=246260232072722
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●ガラケー人気ゲームはAppStoreでどこまでいけるのか?
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こんにちは、株式会社CyberXの三浦といいます。
初めて寄稿させていただきます。
携帯ソーシャルゲームをこれまでに10本以上リリースしている弊社ですが、
このたび、ある試みに取り組んでおります。
その試みとは
「携帯ソーシャルゲームのiOS版展開」
です。
すでに「探検ドリランド」や「モンプラ」といったガラケーソーシャルアプリが
AppStore向けにGREEさんから何本もリリースされており、
この流れは今後も加速していくと思われます。
そんな中、弊社で行った試みは
○ヒットしたソーシャルゲームをAppStore向けに開発しなおす
○ガラケー版の仕組みを基本的に生かす
○一方でスマホ用に仕様を部分最適化する
というものでした。
今回は、こちらの取り組みについて状況報告をさせていただこうと思います。
前段からの説明になりますので少々長くなりますがご容赦ください。
今回リリースしたのは
「ドリームプロデューサー」というアプリです。
もともと、某大手携帯ゲームプラットフォームで提供しており、
最終的に会員数は130万人を超えた作品でした。
※現在は配信終了
内容は「街中で女の子をスカウトしてアイドルデビューさせる」というもので、
従来の「アイドル育成」というジャンルではなく、
「アイドル発掘」「デビューさせる」というコンセプトがユーザーに受け入れら
れました。
このゲームシステムをもとにしてiPhoneアプリを制作することになったのですが、
主な特徴は以下のとおりとなっています。
・iPhone版オリジナルのミニゲーム要素を追加
・UIをiPhone用に大きく変更
・ゲーム内でのアイテム課金
これらの要素をいれてみて、ユーザーの反応を伺うことにしました。
結果は・・・8月4日のリリース依頼、
現状では累積で9万DLを超えており、
無料総合ランキングで一時は2位まで獲得する、という滑り出しです。
トップセールスでも30位台に入るなど、
売上のほうもある程度見えてきています。
ガラケーでも人気だったこともあり、
わりと初期のDLは調子がいいようです。
今後はゲーム全体のバランス調整や
新たな課金を狙ってのイベントの追加など、
いくつかの施策をいれてみようと思っています。
また、面白いデータがとれましたら詳細に報告させていただく機会もあるかもしれません。
乱文失礼いたしました。
●ドリームプロデューサー
http://itunes.apple.com/jp/app/id449826471?mt=8
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●1000人のiPhoneクリエイター集団までの道のり
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iPhoneアプリ開発講座レインボーアップススクールは、
2009年の年末に開始して1年半あまりで、受講生が1000名を超えた。
東京では16期生を現在募集しており、
札幌、仙台、横浜、京都、大阪、福岡でも開催されるようになった。
まさにiPhoneアプリの市場拡大とともに成長した、
このクリエイターネットワークの歴史をふりかえり、
この産業のトレンドの変遷をふりかえってみたい。
2010年初頭は、まだまだIT業界からの参入企業が少なかった。
「モバイル業界のトップ集団に仲間入りしておめでとう」というのが初めの挨拶になっていたほどだ。
受講生は、「うちの会社がなかなかiPhoneやらなくて」という方もいれば、
モバイルビジネスも知らずに「一攫千金を狙ってやってきた」という
業界外のプログラマー初心者がかなり多かった。
というのも、テレビや雑誌の取材が非常に多かったからだ。
iPhoneアプリを作ること自体がファッションであり、クールだった時代といえる。
特に3期生は取材が多く、宣伝機会を得た受講生も多かった。
スクールを運営する身としては、素人でも短期間で効果的にマスターできる方法について
さんざん検討したあげく、毎回そのコマ内で実際にうごくサンプルアプリを作るという方針にした。
「Hello World」や、C言語の基礎のキから教えるようなスクールビジネス群と違い、
当時としては画期的な手法だったが、その後、似たような講座が多くできあがったので、
我々のとった方法は間違いではなかったようだ。
もう一つ功を奏したのは、受講生同士のネットワークだった。
20万人あまりの開発者が個々に戦っているiOSアプリの世界で、
効率よく戦い抜くのは「横のつながり」と考えた。
幸い受講生同士の勉強会や合宿も開かれるようになり、
私たちも勉強会や懇親会、ブレスト大会などを繰り返した。
秋には番外編としてシリコンバレーツアーも敢行。
IT業界の著名起業家たちと実践の場を探訪した。
こういうつながりの中で、卒業後にアプリを完成した方も多く、
また、完成後にメーリングリストで販売開始報告というプロモーションも一般化した。
有料アプリで1位をとった1期生の「カロリー管理」や3期生の「SM診断」では、
1位をとるまで、みんなでカウントダウンの投稿が相次ぎ盛り上がった。
メーリングリスト以外のプロモーション方法としては、
Apple銀座店でのアプリ自慢イベントも定期的に行うようになった。
また私たちは、プログラムスキルだけだと片手落ちだと感じ、
ブレイクタイム講座というビジネス面での講座にも注力した。
特別講師として、コニットの橋本氏、アップバンクの村井氏、トイカメラ開発者の深津氏、アプリヤの椎谷氏なども呼んだ。
こうして、2010年の夏頃から年明けにかけて、ランキング上位アプリが連発できるようになった。
2010年の最後の授業に訪れたアップバンクの村井氏が、
大手ゲームメーカーの台頭に危機感を持ちながらも、
個人ディベロッパーのパワーに対し大きな期待を寄せていたのが印象的だった。
2011年になると、わが社員にも受けさせたいと企業から送り込まれた受講生が増えてくる。
もうケータイのスマートフォン化は待ったなしの状況になってきており、
IT企業のスマートフォン参入が相次いだ時期だった。
iPhoneアプリのランキングは、一発屋的なものが以前より流行らなくなり、
ビジネスモデルとクリエイティブの両面がきちんとケアされていないと
ビジネス的にも美味しくないものになってきた。
震災後は、大手IT企業による大きな波が押し寄せて来て、
個人が戦えなくなったという危機は、以前のコラムに書いた通りだ。
しかし、それでもレインボーアップススクールのネットワークには、
まだまだ戦える要素があると思っている。
まず第一点は、このネットワークの中に、IT業界人がたくさん配合されてきたことである。
強い者たちとのコラボをすることで十分に戦えるというわけだ。
もう一つは、2009年を振り返ることで、答えがでてくるようだ。
当時の本当のアーリーアダプターの開発者たちは、技術的に格段にも上だった。
しかしながら、去年に遅れて参入してきたサンデープログラマーたちが、
開発スクールや開発本などを駆使して、十分に戦えたのである。
開発ノウハウが体系化された後だからできた世界がそこにはあった。
であれば、同じことをやればいい。
何を駆使して戦うかということだけシフトチェンジすればいいのだから。
そして、以前と今も変わらないことは、まだ諦めていない1000人のネットワークがあるということだ。
私たちも引き続き、彼らに知恵を与え、ビジネスチャンスを与えることに注力していきたい。
マスメディアが一攫千金をあおらなくなってきた今こそ、本当の勝負時なのである。
最近は、「iOS3年間の歴史の集大成の上に立てるのは後発組の特権だ」とスクールの冒頭で言うようにしている。
トップスピードのノウハウと、分厚いネットワークで、
果実を効率的にとりまくりたい方は ぜひレインボーズへのトビラをノックして欲しい。
1000人の先輩たちがあなたを快く迎えてくれるだろう。
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●この夏、楽しませてもらった、糞アプリ。蚊の巻。
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俺は蚊を誰よりもヘイトしている。
世の中にはライクボタンがあるのに、
ヘイトボタンがないのは不思議なくらいだ。
それほど蚊がヘイトな俺に、グッジョブなアプリが
6月12日に公開された。またたくまにランキングはあがり。
300位を超えたころ、この俺様に見つかってしまったといわけだ。
すぐさま俺はこのアプリをダウンロードし、
So Cool!と思わずつぶやいたほどだ。
So Coolをしていない読者はこちらからダウンロードすべし。
http://itunes.apple.com/jp/app/id442151054?mt=8
このアプリの名は「The 蚊」。
英語と漢字というユーザが最もヘイトする、
SEO学的にはクレイジーなタイトリングをしており、
制作者の「誤って検索されないように」という配慮が感じられる。
なぜなら、このアプリ、蚊があの音をたてて無数に飛んで来て、
ひたすらつぶすゲームとなっており、つぶすと赤い血がでる。
むかつく奴にはむかつくだろう。
さらに絵のテイストが実にテキトーで、
血の演出なんかも、赤いスタンプみたいなチープなもので、
もっとモアアングリーになれる。
このように、俺は相当、熱を入れて応援して来たわけだが、
6月25日まではランキングをぐいぐいあがり、
そのあとしばらく29位らへんで粘るものの、
夏本番を前にあえなく1000位圏外へ落ちてしまった。
なぜか、8月に復活、222位が最高位になっている。
やはりヒール役のアプリは、ランキングがシビアみたいだ。
俺も寝ている奴の耳のそばで、プレイしれみたら、
シビアな顔をされたので、おそらくそうなのだろう。
しかしながら、このアプリ、ユーザには好評価だ。
「無駄にはまる」「かゆくなってきました」「ハエもよろしく」
など、かなり絶賛されていることがよくわかる。
中には、「800万匹なんてありえねえ」と
ゲームセンターのランキングスコアに文句つけている奴もいる。
「せっかくコツコツランキングをあげている人がいるのに、
不正な人がいるとさめる。制作者は処置すべきだと思います」という
レビューなんか読むと泣けてくる。
そこまでこの糞アプリを応援してくれているのかと。
ちなみにゲームセンターのスコアは制作者はいじれないんじゃないかと。
というわけで、このアプリのことを書くとキリがないので、
シーユーアゲインっちゅうわけで。
今後も俺が超リスペクトする、ロックな糞アプリ100選、おたのしみに。
~~US citizen wait for us ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
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●売れるiPhoneの法則
http://www.shuwasystem.co.jp/products/7980html/2929.html
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