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【経営戦略考11/06/06】全店長に2週間の連続休暇>外部に目を向けられないのは危険

配信日:2011年06月06日

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■■■■■■■■■■■■ 今日の教訓 ■■■■■■■■■■■■
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あなたの企業が競争環境下にあるのなら、社内業務に忙殺され、外
部環境や競合に目を向ける余裕がない状態は危険極まりない。それ
らを知ることは、業務の重要な一環のはずだ。必要なら、それを義
務付けてしまうことだ。

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■■   全店長に2週間の連続休暇
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━━━━━━━━━ 情報源:日本経済新聞 2011.06.06【13面】━

企業が新規事業に進出しようとする際、あるいは個人が起業する際、
対象となる市場や競合環境について、十分に調べるはずです。

週末起業のレベルでも、ブログやメルマガを始める際は、競合とな
りそうな対象を研究し、どのように自分をポジショニングするかを
考えます。

ですが、立ち上げるのにも相当なエネルギーが必要ですが、さらに
大変なのは、続けていくことです。

商品や事業にライフサイクルがあることを考えると、立ち上げ時の
成功が、その継続を保証するものでないことは、明らかです。

事業でもブログでもメルマガでも、いったん立ち上がってしまうと、
その運営に忙しくなり過ぎ、そのような研究を怠ってしまうことは、
多いのではないでしょうか。

6日付けの日本経済新聞に、「食品スーパー大手の東急ストアは
2010年5月、全店長を対象に連続2週間の休暇取得を義務付けた」
という記事が掲載されています。

1年前の話ですが、6日付けの記事は、追跡調査として「その成果
を探った」とするものです。

この「2週間の連続休暇」は、「1週間の有給休暇とリフレッシュ
期間」を組み合わせたもので、このリフレッシュ期間は「出勤はせ
ず、店舗周辺の食文化や地域住民の生活実態の自由研究に充てても
らう」のだそうです。

この取り組みについて、木下雄治社長は「店長が自分の店と他店を
比較し、主体的に店作りを考えるようになった」と成果を強調して
います。

実際に休暇を取得した店長の一人は、「首都圏の食品スーパー約20
件を視察。自分の店に足りない部分をリポートにまとめ」、早速、
店舗の改善に取り組み、成果を上げています。

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■■  外部に目を向けられないのは危険
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成果が上がったのは、めでたいことですが、他店の視察などは本来、
休暇期間中に限らず、職責の一環として、当然行なっていなくては
ならないことではないでしょうか。

恐らく、仕事熱心な店長なら、休日のプライベートな時間を使って
でも、近隣他店の視察くらいはしているでしょう。

ですが、普通の店長にそこまで求めるのは、酷かも知れません。

記事は、「東急ストアに限らず、休日出勤があり有給休暇の取得率
も低い小売業は就職を敬遠する学生が少なくない」と伝えています。

そこで、今回の記事のような施策が打ち出されることになるわけで
す。こうでもしないと、他店をゆっくり視察することもできないと
いうことなのでしょう。

記事は成果を強調し、休暇で店長が不在になることについてのデメ
リットは述べられていません。

実際のところは、記事から知る由もありませんが、店舗の改善はも
ちろんのこと、後継人材の育成にもつながるのなら、メリットが多
いと考えるべきでしょう。

さらに記事は、さらに、この取り組みが「業績に一石を投じるかも
しれない」としています。

休暇制度を導入するかどうかは別として、店に店長を貼り付けてお
くよりも、競合店や周辺地域をどんどん視察させた方がよい、とい
う考え方にシフトすることも検討した方がよさそうです。

これはもちろん、食品スーパーに限ったことではないでしょう。

競争環境下にある業務に従事している場合、忙しさに追われるあま
り、外部、特に競合に目を向ける余裕がないとしたら、危険信号だ
と考えるべきです。

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