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【いきべん通信】いよいよ本日。世界のスマートビジネスは俺たちが作る!歴史的な1ページを代々木に刻もう。
配信日:2011年04月19日
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◆今日のいきべん通信INDEX
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●本日講演「スマート化する時代の新しいビジネス」
●iPhoneアプリのプロモーション11か条。
●iPhoneアプリのプロデューサーに向いている10個の資質
●ほんとにラストチャンス。やるなら今しかない。
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【祝アップバンク掲載】「売れるiPhoneアプリの法則」
アプリビジネス関係者必読の一冊。 破天荒な文章がぶっちぎりにおもしろい!
http://www.appbank.net/2011/03/31/iphone-news/238236.php
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みなさん、おっはーです。
いよいよ、「スマート化する時代の新しいビジネス」本日です。
おかげさまで100名を突破しました。
本日、行く予定ではなかった2100名のみなさんも、
もし時間が空くのであれば、ドタ参ケーオツです。
いやむしろ、この業界に入ってまだうまい酒をのんだことない人間は
来ないとあとあと後悔することでしょう。
すべてのアポをドタキャンする勇気だけで、世界が一気に広がります。
いきべんに始まり、モバイル夜間大学でつなぎ、サバイブ計画とやってきた
Eagleのビジネスセミナーはこれでもうおしまい。
これからは私たちは西郷隆盛のように下野します。
これからが本当のビジネスの戦いですから、友達以外に何も提供できません。
こつこつとレインボーズと徒党をくんで、世界を相手に旅立ちます。
今回のご講演者の皆様には、最後のしめくくりとして、
ただでさえ業界を牽引されている諸先輩に対して不躾ながら、
普段聞けないことを講演にしていただくようにお願いしたこともあり、
かなり面白い内容になるかと思っており、気合いの入ったものとなっております。
当日みなさまとお会いできますことを楽しみにしておりますと同時に、
近い将来に、「あのときに一緒の会場に居合わせた仲間が世界を変えたんだ」と
ふりかえっていただくことを祈念申し上げます。
ではいきます。
~~すべての業界大手がスマートで代理戦争中。もっとやっちまえ。~~~~~~~~
【緊急決定】4月19日「スマート化する時代の新しいビジネス」
今までお世話になった3大先輩が、サバイブ計画のラストを飾ります。
http://www.eagle-inc.jp/lastsamurai
【いよいよ14期生】レインボーアップススクールは6月4日の開講
http://school.rainbowapps.com/
【決定】5月18日(水)19時ー20時 Apple銀座店 (申し込み不要)
「ヒットアプリは俺が出す。全国アプリ自慢大会。」
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●緊急特別講演「スマート化する時代の新しいビジネス」
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1.「スマートテレビでのアプリケーションビジネス(仮)」
<講演者>佐々木陽氏
GoogleTVが発表され6ヶ月。
去年末のアドテック東京にて、日本にいち早くGoogleTVを披露した同氏に、
今後のスマートテレビのアプリケーションビジネスや、
ソマートフォンやPCとの連携での新しいサービスの可能性などをお話していただきます。
また、iPhone、android、WACについても独自の見解を披露していただきます。
2.「スマートフォン市場で成功シナリオに導くIT戦略」
<講演者>小畑陽一氏
エムティーアイならではのノウハウを
モバイルビジネスにチャレンジするお客さまの価値向上に
還元することをテーマとしてお話いたします。
・スマートフォン市場の状況
・エンドユーザーの利用状況
・コンテンツプロバイダが考えるスマートフォン対策
・弊社ソリューションのご紹介
・事例紹介
3.「ニッポン・モバイルビジネス陣営のグローバル化にエールを贈る3つの楽章」
<講演者> 武富正人氏
知的産業のグローバル化が必須になってきた日本産業界。
日本が世界に誇るモバイルビジネス業界は、
その先鋭になっていかなければなりません。
グローバリゼーションという世界中を巻き込むうねりを、
どうやってチャンスとらえるのか?
そして、どのように個人のビジネススキルを急成長させ昇華させていくのか?
ドメドメ・ビジネスからグローバルに飛び込んでみて感じたこと、
考えたことを、素直に伝えられたらと思っています。
1楽章 波乱万丈、熱くなり激しいうねり
2楽章 幅広く、ゆるやかに
3楽章 忘れられない旋律、そして自分しかできないこと
4.「米国事例にみるアプリのマーケティング、そしてグローバル展開」
<講演者> 藤田明久氏
スマートフォンの特徴は、その機能を最大限に活用して個性を表現するアプリの存在でしょう。
本講義では、アメリカの事例を中心に、世の中にどうアプリをマーケティングするのか、お話しします。
また、資金調達の方法、グローバル化の方法についても、時間が許す範囲で、お話します。
5.「クリエイティブ表現はこう変わる!(仮)」
<講演者> 細金正隆氏
昨年、電通が発表した、iPhoneを差し込んだ絵本「Phone Book」や
AR空間上にクーポンの蝶を飛ばす「iButterfly」は世界でも絶賛されました。
家電や看板などがどんどんスマート化するなか、電通はどのような
新しいクリエーティブを模索しているのか、今後のデジタルコンテンツ、
サービスへの広告代理店としての取り組みについて語っていただきます。
<開催日時>4月19日(火)13時-18時
<開催場所>TKP代々木ビジネスセンター ホール25A(2号館5F)
http://tkpyoyogi.net/access/index.shtml
<参加費用>5000円
<講演者> 小畑陽一氏 武富正人氏 藤田明久氏 細金正隆氏
●お申し込みはこちら
http://www.eagle-inc.jp/lastsamurai
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●iPhoneアプリのプロモーション11か条。
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iPhoneアプリのアップストアは特に広告枠があるわけではなく、
マーケティングコントロールができない世界だ。
何度も言うが、良いものを作りさえすれば、必ずしも売れるというわけではない。
確実な方法論・ビジネススキームが存在していないともいえる。
ここが、i-modeビジネスのプレイヤーにとって、iPhoneビジネス参入を踏みとどまるポイントともいわれてきた。
しかしながら、全く手だてがないかというと、そうでもない。
今回は、iPhoneアプリを成功させるために重要といわれるプロモーションのキーポイントを取り上げてみよう。
1.クチコミをいかに誘発するか?
友達からのオススメでアプリをダウンロードしたという経験は、
iPhone利用者のほとんどの方が体験している。
逆をいえば、利用者にとってもクチコミが大きな便りになっているわけだ。
となれば、アプリがクチコミを誘発するような設計になっているのか、
アップストアのアプリ紹介文は利用シーンを想起させるようになっているか、ここがポイントになる。
今一度、アプリをチェックしてみよう。
最初のクチコミは、一番近い存在であるあなたの友人たちへの紹介だ。
あなた自身がオススメできないものは、誰もほかの人にススメてくれない。
自身と勇気を持って、どんどんメールやブログなどで紹介するべきだ。
「いいアプリだったらレビューを書いてね」と言い添えるなどすれば、書いてくれる人も増えるだろう。
そのほか、メールのフッターに自作アプリの紹介をする、
ブログページを作っておくなどの対策をしておこう。
2.世界展開のソーシャルネットワークを活用しよう
FaceBookやTwitterに登録していないならば、いますぐ登録すべきだ。
とにかくiPhone関連に携わっていそうな方をフォローしまくり、自分をフォローしてもらうのだ。
TwitterでiPhoneアプリに興味がある人に有用なつぶやきをしていれば
自然とあなたのアプリのターゲットになる人がフォロワーに増えてくるはずだ。
最低1000フォローくらいは目指したい。
FaceBookは世界展開に頼みの綱となるだろう。
とにかくあなたの創作活動は、今のままだと、米国では全く認知されない。
FaceBookで英語の記事に「いいね」をつけるだけでも多少の風がおこせる。
なんでも最初の一歩は小さいものだ。
できればFaceBookでファンページを作り、海外記事にRTをしたりして、
少しずつでもいいので一人でも多くの外国人に気づいてもらうことをしていこう。
日本人の仲間同士で、お互い英語でコメントしあうだけでも、
ときどき英語圏の人からの反応を貰えるのだ。
国内最大規模のiPhoneアプリ関連のメーリングリストは、
GClueの佐々木陽氏が管理している
「iPhone Developer Japan」という開発者向けが1400人、
ジェントルふじふじ(私のコードネーム)が管理している
「スマートやろうぜ」というビジネスマン向けが600人の2つがオススメだ。
ほとんどのひとが、FaceBookやTwitterを登録しており、
多少なりとも海外ネットワークもあるので、今後の海外を意識したコミュニティ作りに活用してほしい。
3.YouTubeの動画を録っておこう
YouTubeから人気が出たアプリはたくさんある。
「美女が鼻でオカリナを吹いている」とか、「一人で音楽をひきこなす」など、
動画自体が面白ければ、そのアプリの存在はネット世界ですぐに広まる。
「いいアプリだぞ」という前に、「見ておもしろいぞ」という動画を録ることを心がけよう。
4.世界中のブログやニュースサイトに取り上げられよう
感度の高いiPhoneユーザがチェックしているGizmodoやTechCrunchなどのサイトで、
あなたのアプリが取り上げられるとダウンロード数は飛躍的に伸びる。
こういったサイトでどういうアプリが取り上げられやすいか、常に見て置こう。
アップストアでの紹介文の作り方で参考にもなるし、
今後、どういうアプリを作っていくべきか、拡張機能を設けるべきかなども見えてくるだろう。
5.プレスリリースはこまめに
アプリを公開したら、プレスリリースは必ず打とう。
ニュース媒体は常に情報を求めているが、記者は毎日忙しいので、
あなたのアプリをわざわざ探して見つけてはくれない。ここはプッシュあるのみだ。
最近は Cnet JapanやITmediaなどのネットメディアだけでなく、
雑誌や新聞にもiPhoneアプリが記事になっている。どんどんPRをしよう。
海外プレスは、無料のプレスリリースサイトは全く効かないし、
1回5万円くらいの有料プレスリリースサイトを使っても驚くほど効果がない。
記者にしてみれば、システムから吐き出されて殺到するPRメールをそのままゴミ箱に捨てるのだろう。
やるからには300以上のメディアに対して個別にメールするくらいの努力が必要だ。
何度も送ることで名前を覚えてもらえば、いつかとりあげてくれるかもしれない。
6.アップストア内検索を試してみよう
ユーザがアプリを購入に元の情報は、クチコミ(直リンク、アプリ名検索)、
広告、アップストアのオススメやランキングコーナー、そしてキーワード検索になる。
なかでもキーワード検索をするケースは、利用シーンや目的がはっきりしているので、
ここだけは取りこぼさないように注意する必要がある。
どのようなキーワードから自分にアプリにたどり着くかをよく研究しよう。
そしてそのキーワード使ってアプリのキーワード設定や紹介文を作成しよう。
通常のインターネット検索と同様に、利用者は複数のアプリを吟味する。
機能に対して値段が妥当か、他のアプリよりも魅力的な紹介文になっているか、
こまめにチェックしよう。
7.上位ランキング25位以内に入ったらやるべきこと
ランキング内と圏外では、アプリのダウンロード数は数十倍の差がつく。
ここでいかに長く滞在するかが宣伝機会の最大化のポイントになる。
一度ランキングに入ったら上昇あるのみだ。
期間限定値引きキャンペーンでランキングアップを図るのはいうまでもないが、
それだけ売れているわけだから、潜在顧客は少なくなり滞在寿命を縮めることにもなる。
もう出来る限り宣伝するしかない。何位獲得などを対外的に言いふらすのだ。
ストアの紹介文でも必ず自画自賛をするべきだ。
人は売れているものを選ぶ。売れている事実は買う人の購買意欲をさらにかきたてるのだ。
毎日アップストアを見る人は少ない。多くの人はたまたまアップストアを見る。
1日でも多くランキングに滞在するように色々試行錯誤するのだ。
8.スマートフォン向けの広告は効くのか
admobのなどのiPhoneアプリ向け広告は、ランキングインを見越しての特需を狙うときに、
あと一押しをさせるという効果がある。ただしクリック課金がメインとなるので、ギャンブルに近い投資となる。
ランキングインをしなければ全く意味のない投資となってしまうことに注意が必要だ。
一般的によく行われているのは、広告で無料アプリをダウンロードさせて、徐々に有料アプリに誘導するという方法だ。
この方法で難しいのが、無料アプリで十分楽しんでしまったユーザが有料に移行してくれないという点である。
アプリによほどの中毒性や、ワンショット以外の継続課金のしくみがない限り、広告を使う方法はリスクが高い。
現状では広告流入元は、無料アプリを楽しんでいるユーザ層なので、有料化へのハードルが高いのだ。
9.いっそのことAppleに紹介されてしまおう
Apple社は、iPhoneを使うにふさわしいアプリをどんどん紹介する。
それが「個人の嗜好にカスタマイズできる」というiPhoneの持つ魅力だからである。
TVCMに取り上げられるなど、アップストアのオススメに載れば、軒並み上位ランキングに食い込む。
Apple社に取り上げられそうなアプリを狙って作るというのも戦略の1つだ。
同様にソフトバンクにとりあげられたり、街の電機ショップでもとりあげられる事例もある。
10.アプリがアプリを呼ぶ連鎖
iPhone のアプリは、シンプルな機能のものが主流である。
あなたのアプリも機能を絞っていれば、そのアプリの利用者層は、ある程度限定されているはずだ。
そして、あなたに次回作のアプリのターゲットが、現在の利用者層と同じであれば、
利用者たちがあなたの次回アプリもダウンロードしようとする可能性も高くなる。
i-modeサイトにおいて「占い」や「デコメ」、「恋愛ゲーム」など、
カテゴリーに特化して多くのサイトをプロデュースした企業が勝ち残っているように、
iPhoneアプリもターゲットにセグメントされたアプリを徹底して開発すべきだ。
そして各アプリに紹介ページを1つ用意しておけば、タダで効果のある広告を出していると同じ成果を上げられるのだ。
11.良いレビューを書いてもらうための工夫
・何回か起動したときにアプリからレビューページへの導線をはる
・改善要望などをレビューに書いてもらう
・クレームはメールアドレスを表記してレビューを荒らされないようにする
これらのプロモーション手法に共通していることは、
自分がコントロールできない「誰かの一押し」が必要であるということだ。
あなたのアプリを一押ししてくれた人は、あなたやあなたの制作活動になんらかのブランドを感じている。
あなたのブランドに一番早く気づいてくれるのが、あなたの近くにいる友人である。
まずやるべきことは、身近にいるつながりのある人とコンタクトをとり、ネットワークを作ることだ。
あなたのアプリを全く知らない人から見れば、あなたのアプリはただの「くそアプリ」にすぎないが、
誰かの特別な一押しがあれば、「一目置かれるアプリ」となっていく。
そうした個々のユーザがつながっていって、大きな渦になるのだ。
最初のプロモーション相手は、開発仲間でも、飲み仲間でも、Twitter仲間でもいい。
あなたのアプリを紹介できる仲間作りを今からはじめよう。リリースされてからじゃ遅い。
「アプリが売れない」と嘆くことは、「俺は友達がいない」と嘆くのとおなじと思ってほしい。
ニューヨークでは、iPhoneアプリを専門にするマーケティング業者が現れ出した。
広告代理業よりもPR代行業の方がニーズがあり、
その業務委託フィーは、1アプリに対して月50万円ぐらいが相場観だという。
もはや彼らは有力メディアの編集者とのパイプを商売にしているわけで、
広告枠を販売する手法では効果を得られないという逆説でもある。
マーケティングをビジネスにしている彼らですら、
広告ではなく、人と人のつながりを重視しているのである。
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●iPhoneアプリのプロデューサーに向いている10個の資質
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●プロデュースに必要なものは、お金、キャスティング、シナリオ。
●少しだけみんなより早く一攫千金アイデアにたどりついた者が勝つ。
●人気アプリのバージョンアップの記録は、アプリの育て方のヒントだらけ。
●コラボすべき相手は開発だけではなく、プロモーションとフィードバックが重要。
まず、成長する会社に身をおいたときを想定して欲しい。
はじめは、一人がなんでもやっていたのが、どんどん分業になっていく。
どんな仕事も受けていたが、ビジネス効率の悪い仕事はやらなくなっていく。
こんな感じで専門職種の軍団が形成されていくとおもう。
iPhoneアプリの開発はその真逆だ。
ひとりで多くの仕事をやりこなす人は少ない。
ほとんどのケースは、本来一人でやれればいいところを、
スキルがないゆえに人をまきこまざるを得ないのが現実だ。
「カイシャ発想」ではうまくいくわけがない。
あなた自身がプロデューサーとしての腕を磨かなければならないのだ。
ざっと書くとプロデューサーの役目はご覧の通りだ。
1.情報源の確保
2.アイデアをためるしくみをつくる
3.適切なエンジニアをみつける
4.適切なデザイナーをみつける
5.適切な音(職人)をみつける
6.コンテンツを持っている人(企業)をみつける
7.プロモーションのしくみをつくる
8.アプリの育成シナリオをつくる
9.ファンサービスをおこなう
10.資金の調達やお金の分配のしくみをつくる
独力でできないことは、「しくみをつくる」という発想が必要だ。
あとから第三者から見て、「それは、そういうカラクリだったわけね。」と言われるようになれば、
あなたはプロデューサーの素質がある。
「コラボすればいい発想」の危険なところは、みんなで共倒れすることだ。
そうならないように、知恵を働かせることが、プロデューサーのミッションだ。
これもまたアイデアの世界なのである。
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●ほんとにラストチャンス。やるなら今しかない。
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いよいよ最終章の最終節となった。
最後くらいは、自分の身上話でもしよう。
私が最初に起業したころはまさにケータイの黎明期。
ちょうとJavaアプリが出始めたところだった。
夏野剛氏が「ケータイがパソコンになるんです」と高らかに謳い、
我々は世界の最先端に立っていることを実感したのだった。
しかしJavaアプリはビッグビジネスに至らず、
着メロ、着うた、デコメといったつまらないビジネスが流行った。
気づいたら起業家というボードを降りて、サラリーマン生活に毒されていた。
そんなときに、iPhoneの登場はJavaアプリで苦い経験をした者にとって、
再挑戦のチャンスだと思った。
でも他の連中は、Javaアプリが流行らなかったじゃないから、
iPhoneアプリは流行らないときめつけた。
いま世界の潮流がスマートフォンアプリにあるのは周知の通りだ。
iPhoneが盛り上がってくると、
世界最先端のモバイルビジネスを行っているはずの日本がくすんで見えてくる。
事実、盛りさがってくるのをみんなが目の当たりにした。
まるで焼け野原を見ているようだった。
i-modeの公式課金ビジネスは、モバゲーやGREEの勝手サイトビジネスにとってかわられ、
ソーシャルアプリという新しい切り口が産まれた。そして真打ち登場がスマートフォンというわけだ。
今目の前にあるビジネスが数年後には役に立たない。
これはおもろくなってきたぞと、
もう一度、自分でビジネスをはじめようと思ったのが2010年である。
スティーブジョブズによって、まさにボクはよみがえった。
そんな感じの2010年だったから、この気持ちを忘れたくないので、
人前でしゃべるときは、いつもあることをしゃべっていた。
それは、「今日が人生で最良の日」だということである。
後から今日をふりかえったとき、人生の最良の日だったなと
思っていただくために、一生懸命しゃべりましたというシメの言葉である。
その内容をみなさんにもお伝えしたい。
●思えばあの日が人生で最良の日だった。
今やマイクロソフトの時価総額を超えたApple。
さぞかし、スティーブは人生で最良の日々を送っているのだろう。
誰もがそう思うはずだか、おそらく彼は未だにそうは思っていないだろう。
すでにiPodで完全復活をとげて、
iPhoneの開発にいそしんでいるスティーブジョブズが、
スタンフォードのスピーチで、最良の日にあげたのは、30歳のころ。
「お前は一生砂糖水を売って終わるのか。
それとも、新しい世界を一緒につくっていくのか?」
と言って、当時のペプシのCEOジョンスカリーを招聘したのち、
彼にAppleを追い出されたのがその時です。
ジョブズは、非常に落胆し、シリコンバレーを離れようとも思ったそうだ。
その時に彼が思ったことは、
シリコンバレーの精神のバトンを俺が落としたということ。
シリコンバレーはスタンフォードから、ヒューレット&パッカードが生まれ、
それから、半導体とインターネットの世界を牽引してきた。
まさにその開拓者精神がジョブズにも引き継がれ、その後塵にも引き継がれている。
では、日本に目を移そう。
戦後の復興を支え、日本を最高にのし上げた、
井深と盛田、本田宗一郎、松下幸之助。
彼らのバトンは誰が引き継いだのだろう。
はたして孫正義なのか。
光の高速道路が出来たところで、サービスが走らないと意味がない。
新しいサービスを作る者がバトンを繋ぐのだ。
スティーブジョブズはiPadを出し、
ジェフベソスはKindleを出し、
セルゲイブリンとラリーペイジはすでに、
全ての家電のディスプレイを見ている。
2020年には家電がオールIP化するのを見越して。
彼はまだケータイしか見ていない。
じゃあ、誰がバトンを受け継ぐべきなのか。
i-modeという過渡期を生きて来た人間が、
この日本には何万人といる。
過渡期を追い出された人間たちは、
この焼け野原を見て思う。
すべてやりなおせばいいんだ。
本田も松下も盛田も同じ光景を見て来たはずだ。
今日はあとから振り返れば、最良の日なんだと。
さて。ジョブズの話にもどそう。
彼はAppleをクビになって、成功者の重責から逃れ、
自分の好きなことに没頭するようになったという。
だからスタンフォードでもくりかえしこう言った。
「君たちの時間は限られている。
だから自分以外の他の誰かの人生を生きて無駄にする暇なんかない。」
「自分の内なる声、心、直感というのは、どうしたわけか君が本当になりたいことが何か、
もうとっくの昔に知っているんだ。だからそれ以外のことは全て、二の次でいい。」
いま、何かのしがらみで、やりたくない仕事をやっているならば、
それはいま衰退している日本でしか通用しない変な常識だ。
これからは全てが変わって行く。世界はこれから元気になる。
ボクらが、もうとっくの昔に知っていることをやりなおせばいい。
もう焼け野原だと思ってしまえば、焦燥感もふっきれて再出発できる。
「これからは好きなことだけすればいい」と思った今日こそ、人生最良の日なのだ。
Thank You & Steve Jobs.
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【もっと知りたい方は】「売れるiPhoneアプリの法則」
アプリビジネス関係者必読の一冊。 破天荒な文章がぶっちぎりにおもしろい!
http://www.appbank.net/2011/03/31/iphone-news/238236.php
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●「ケータイの向こうのあの人を動かす7つの法則」出版化計画
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連載中のあの原稿をよんで、「これって出版化しないのもったいないよ」と思った方は、
ぜひ出版社のご友人をご紹介ください。
え。出版社のひとってジェントルの方が詳しいんじゃないのって。
今回の「売れるiPhoneの法則」の出版にあたっては、今まで全く知らない編集者の方が、
野田のサティアンまで来てくれて、急遽決まったといういきさつがあります。
古くからのつながりでは「人を動かす」ことができません。
「熱意」がそれを動かすということを、実体験を持って知りました。
ボクの知らない誰かがこれを出版してくれると信じています。
敬愛するしみPもおそらく、そう信じています。
<連載中の3章の残りは明日以降、お楽しみに。>
■面倒くささゼロ
■開放政策とスンドメ戦法
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