週刊！自分の年金の作り方！！～自分の資産は自分で守ろう！～

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◆悪い金利上昇とは？

配信日：2011年03月12日

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週刊！自分年金の作り方！！

～自分の資産は自分で守ろう！～　　　　　　　　　

2011年3月12日号

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三井住友銀行の頭取が、「悪い金利上昇」について言及しました。

悪い金利上昇とは一体どういう事なのでしょう。

そして我々はどのような対処をしなければならないのでしょうか？



2011年3月12日号のメニューはこちらとなります。

◆悪い金利上昇とは？
◆ご質問承ります！
◆編集後記

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◆悪い金利上昇とは？
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中学生の時、景気が良い時は金利を上昇させて、お金の周りを落ち着かせ、

景気が悪い時は、金利を低下させて、お金の周りを良くさせると学習したと思います。

では、悪い金利上昇とはどういう事なのでしょうか？


今の日本は超低金利です。

これは、景気が悪い事と、日本は金利を上げる事ができない理由があるからです。

金利は、基本的には国債の長期金利でコントロールされます。

日本の長期国債の金利は過去10年、0.5～2.0％の間で推移しております。

http://www.bb.jbts.co.jp/data/index_kinri.html


冷静に考えてほしいのですが、日本の経済状況はとても厳しいです。

国債の格付けも低下しました。

このような国の借金である格付けが、金利2.0％以下はおかしいと思いませんか？

でも、金利を上げられない理由があるのです。

それも借金が関係しております。

日本の債務残高はもうすぐ1,000兆円に達しようとしています。

この1,000兆円も借金ですから返済義務があります。

もし、金利が1％上がれば、返済額が10兆円も増えてしまうのです。

日本の年間予算が90兆円強ですから、返済額が10兆円も増えることは許されません。

ですので、金利を増やせないのです。


でも、金利が低くて誰が国債を買うの？と言う疑問が生じると思います。

これも日本の金融機関が買ってくれるので、金利が低くても問題ありません。

逆に言えば、海外には見向きもされておりません。


では、悪い金利の上昇とは何なのでしょうか？

日本は景気が良くなったとしても、先述した通り、借金の返済を考えると金利を上げられません。

しかし、国債の買い手である金融機関が国債を買えなくなったら、

海外の投資家に買ってもらう手筈を取らなければなりません。

どうするかと言えば、金利を上昇させる処置を取ります。

日本の金融機関が国債を買えなくなっている時点で問題ですが、

金利が上がれば、日本の借金返済額も増え、日本経済は改善しません。

これが、悪い金利上昇なのです。


日本は、金利が上昇しない＝投資環境としては劣悪なのです。

日本だけで投資を行う必要はありません。

お金をどこでどのように預け、運用すべきか、冷静に考えてみましょう。



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◆ご質問承ります！
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日本にお金を置いておいても、得をしない事がわかったのではないでしょうか？

では、どうすれば良いか？ご質問ある方は、以下フォームよりご質問下さい。

⇒　http://form.mag2.com/dreadaibew



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◆編集後記
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寒かったり暑かったりと、着る服に困る時期ですね。

三寒四温と良く言いますが、冷静に週間予報を見ていると、四寒三温のペースでした。

早く暖かくなってほしい・・・


しかし不思議なもので、夏の暑い時には地球温暖化が問題化されますが、

寒い時期にはニュースにもなりません。

本当に地球環境を考えるなら、夏も冬もないはず。

寒い季節にも暖房を使わなければ、地球の気温は上がらないはず。

と言う考えは友達なくしますかね？



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