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【いきべん通信】拝啓、新入社員の皆様、IT業界は世界をちっとも変えることはできません。

配信日:2011年04月01日

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◆今日のいきべん通信INDEX
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●昨日の大量アプリリリースの途中報告
●緊急特別講演「スマート化する時代の新しいビジネス」
■事件は会議室で起こってるんじゃない、現場で起こってるんだ!
■ついついやっちゃったな雰囲気の作り方
●「ケータイの向こうのあの人を動かす7つの法則」出版化計画
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【祝アップバンク掲載】「売れるiPhoneアプリの法則」
アプリビジネス関係者必読の一冊。 破天荒な文章がぶっちぎりにおもしろい!
http://www.appbank.net/2011/03/31/iphone-news/238236.php
─────────────────────────────────────

今日はどうやら歴史的な第一歩となりそうです。

まさに震災をうけたとき、私は講演の際中で、
「講演の中でソーシャルというキーワードが抜けており、
 ずいぶん軽視しているのは、どういうことですか?」
という質問を受けて答えようとしているときでした。

揺れが収まったときに私はいいました。
オンラインのつながりの神通力は終わったと。
今のオンラインソーシャルは、あくまでも流通パイプと同じ。
自分で土管を作らなくても、勝手にTwitterとかで流れるだろう。

それよりも大事なのが、
スマート釣り具とか、スマート万年筆、スマート自転車など、
もともと母集団が形成されているところに、何を提供するかだと。

セーラー万年筆に続いて、シマノやビアンキも、やってくるでしょう。

今回の試みは、アイドルがゲームを作り、それがファンにどう伝わっていくか。
まさにリアルソーシャルの仮説検証の大実験になります。

スマートの世界は、IT業界以外のひとが発信し、そのファンが享受するという、
まさに「中抜き現象」が起きることを示唆しています。

いままでIT業界の人たちは、既成の世界をぶっこわし、
中間搾取レイヤーを消滅しようとしてきました。
ところが、自分たちが中間搾取レイヤーになっていたことに気づいたのです。

おおよその世界は、ファンとブランドのリアルソーシャルの強固な絆があり、
ぶっこわすこと自体がナンセンスだとわかってきました。

私たちもうすうす気づいていたのです。
自分は、世の中の潤滑油でしかないと。

「通信キャリアと同じく、僕らも土管屋だと。」

この魔法の言葉を四月馬鹿のご挨拶とさせていただきます。

ちなみにセーラー万年筆のスマートプラットフォーム構想自体が
エープリルフールネタなのかどうかは知ったこっちゃありません。
そのまえに自動車がきそうですね。

ではいきます。


~~すべての業界大手がスマートで代理戦争中。もっとやっちまえ。~~~~~~~~

【緊急決定】4月19日「スマート化する時代の新しいビジネス」
今までお世話になった3大先輩が、サバイブ計画のラストを飾ります。
http://www.eagle-inc.jp/lastsamurai

【お詫び】3月23日開催の 「ヒットアプリは俺が出す。全国アプリ自慢大会。」
は延期となりました。再度日程が決まり次第ご案内いたします。

【お詫び】レインボーアップススクール13期生は、
4月20日の開講へと延期になりました。
http://school.rainbowapps.com/


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●昨日の大量アプリリリースの途中報告
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3月31日にリリースした16のアプリのうち、12個のアプリが
ゲーム総合ランキング300位ランクイン。
外れた4アプリもサブカテゴリ50位以内に入りました。

ジャイロセンサー対応のiPhone4専用ゲームが若干苦戦を強いられましたが、
内容は好評価をうけており、サッカーのシュートゲーム系アプリや、
ボクシング対戦系アプリ、そして縦スクロール系のレーシング系アプリの歴史に、
大きな第一歩を踏み出したことになります。

ゲームのサブカテゴリ50位以内では、
「ファミリー」で9点、「キッズ」では5点、「スポーツ」で4点がランクイン。
「お茶の間の復権」の名の通り、圧倒的なプレゼンスを発揮しております。

<今回の大量リリースの経緯>

フジテレビとEagleは、人気アイドルグループ「アイドリング!!!」
とコラボレーションし、メンバー全員がゲームプロデューサーとなりアプリを企画する、
「アイドリング!!!ゲームアプリを開発してみようング!!!」を提供開始しました。

本サービスでは、アイドリング!!!メンバー全員が自らゲームアプリを企画しました。

犯人の顔を覚えてモンタージュを作成する、3号遠藤舞プロデュースの「Face Montage」や、
AR(仮想現実)空間に泳いでいるタイヤキを捕まえる、
9号横山ルリカ「Eacape Taiyaki」など、それぞれの個性あふれるアプリが生まれました。

メンバーからは、より多くの皆様に自分の顔と番号を覚えて欲しいという声も多く、
そんな想いを込めたオリジナリティのあるカードゲームやコインゲームも誕生しています。

本企画の様子は番組「アイドリング!!!」のコーナー企画として放送しています。

フジテレビとEagleは、約3年で1000タイトルをリリースする
「フジテレビ怒涛のゲームアプリ1000本ノック!!!」を1月末より実施。
今後も、フジテレビの企画開発力と、Eagleのアプリ制作力及び育成ノウハウを活かし、
皆様に良質なゲームアプリを提供してまいります。


●アプリの開発秘話一覧はこちら。
http://www.fujitv.co.jp/games/idoling/app.html


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●緊急特別講演「スマート化する時代の新しいビジネス」
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1.「スマートフォン市場で成功シナリオに導くIT戦略」

<講演者>小畑陽一氏

エムティーアイならではのノウハウを
モバイルビジネスにチャレンジするお客さまの価値向上に
還元することをテーマとしてお話いたします。

・スマートフォン市場の状況
・エンドユーザーの利用状況
・コンテンツプロバイダが考えるスマートフォン対策
・弊社ソリューションのご紹介
・事例紹介


2.「ニッポン・モバイルビジネス陣営のグローバル化にエールを贈る3つの楽章」

<講演者> 武富正人氏

知的産業のグローバル化が必須になってきた日本産業界。
日本が世界に誇るモバイルビジネス業界は、
その先鋭になっていかなければなりません。
グローバリゼーションという世界中を巻き込むうねりを、
どうやってチャンスとらえるのか?
そして、どのように個人のビジネススキルを急成長させ昇華させていくのか?
ドメドメ・ビジネスからグローバルに飛び込んでみて感じたこと、
考えたことを、素直に伝えられたらと思っています。

1楽章 波乱万丈、熱くなり激しいうねり
2楽章 幅広く、ゆるやかに
3楽章 忘れられない旋律、そして自分しかできないこと


3.「米国事例にみるアプリのマーケティング、そしてグローバル展開」

<講演者> 藤田明久氏

スマートフォンの特徴は、その機能を最大限に活用して個性を表現するアプリの存在でしょう。
本講義では、アメリカの事例を中心に、世の中にどうアプリをマーケティングするのか、お話しします。
また、資金調達の方法、グローバル化の方法についても、時間が許す範囲で、お話します。


4.「クリエイティブ表現はこう変わる!(仮)」

<講演者> 細金正隆氏

昨年、電通が発表した、iPhoneを差し込んだ絵本「Phone Book」や
AR空間上にクーポンの蝶を飛ばす「iButterfly」は世界でも絶賛されました。
家電や看板などがスマート化するなか、電通はどのような新しい表現方法を模索しているのか、
今後の広告やコンテンツ、消費体験などのあり方について語っていただきます。


<開催日時>4月19日(火)13時-18時
<開催場所>TKP代々木ビジネスセンター ホール25A(2号館5F)
http://tkpyoyogi.net/access/index.shtml
<参加費用>5000円
<講演者> 小畑陽一氏 武富正人氏 藤田明久氏 細金正隆氏

●お申し込みはこちら
http://www.eagle-inc.jp/lastsamurai


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●事件は会議室で起こってるんじゃない、現場で起こってるんだ!
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あの人のメアドをゲットしようとしたら、あの人の生活を妄想し、
登録しそうなシチュエーションを考え抜く重要性について2章に書きました。
これはあの人に知ってもらう部分に限った話ではありません。

ケータイでは、あの人に興味を持ってもらって、
衝動的なままメアド登録してもらうのがポイントですので、
シチュエーションはケータイサイトのあり方にも多大なる影響を与えます。
あの人がせっかく興味を持ってくれたのに、サイトにきたらがっかり、
なんてことになってはもったいないですよね。

PCサイトは、先にサイトを作ってその後で集客の方法を考えるのが一般的です。
サイトはユーザー中心に考えて設計すべきだ、なんていいますが、
集客まで考慮に入れていないのがPC流です。
対してケータイは、会員獲得までは全ての中心を
あの人のシチュエーションとモチベーションに据えてシナリオを考えることが大事です。

店内POPのQRコードからアクセスしたのに、
メインのコンテンツが店舗検索じゃダメですよね。
あの人に会員登録してもらいたければ、登録メリットをきちんと伝えるのがいいですし、
商品だったらその商品の詳細情報やこだわりコラムなんかが見れるといいわけです。
イベント会場でのアクセスなら、会社紹介とかよりも、
そのイベントのリアルタイムの催事情報などがうれしいですよね。
とあるシチュエーションであの人を引っ張ってきて、
メアド登録して欲しい場合は、
そのシチュエーションとメアド登録をつなげるメリットや情報は何か、
ということを考えた上でサイトを作る、そういった順序で考えるのがケータイ流です。

このことを愚直に実践しようとすると、PCサイトを作るときと、
ケータイサイトを作るときでは、その場に参画するメンバーが変わってきます。
PCは先にサイトを作るため、サイト担当者と制作会社や制作担当者だけで事足りるのですが、
ケータイサイトはそうはいきません。
あの人がなびくシチュエーションを知っているのは
広報・宣伝・サイト部門ではなく、販促・営業・店舗・実際の業務運用
といったいわゆる現場部門になります。
そういう部門の人たちがお客であるあの人と日々接して格闘しているわけで、
現場の巻き込みがうまくいくケータイサイト作りでは大事になります。

「事件は会議室で起こってるんじゃない、現場で起こってるんだ!」
なんて湾岸署の青島が室井さんに言いましたが、ケータイもまさにこのとおりなんです。

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●ついついやっちゃったな雰囲気の作り方
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メアドゲットのポイントはどのようにあの人に興味を持ってもらい、
どのようなメリットをあの人に提供するか、言い換えれば
「何の提供を代価にあの人のメアドを取るか」です。
そんなの既にやってるよ、割引クーポン出してるけど、
全然会員あつまらねーんだよ!なんて怒り心頭のあなた、
早まらないでください。まだ話は終わっていないのです。
あの人が自身のメアドをついつい差し出しちゃう工夫があるのです。

メアドをゲットするには、あの人が夢中になってるそのときに、
登録のハードルを低くすることが大事です。
わざわざ「メール会員はこちら」だなんて商売じみたところに、
あの人はわざわざ行きません。ふとしたタイミングで
「これからも、セール情報をお届けしますね」なんて軽いノリで聞いて、
「はい」というチェックがはじめから入っているぐらいが丁度いいでしょう。

 ハードルを低くするには、購入や申込のついでなど、
手続きの終わりに目くらまし的に行うのがひとつの方法です。
なんとなく夢中になっているうちに、気づいたらついついメアド登録しちゃってた、
くらいでいいのです。決して「これからも、
こんなメール送ってもいいですか?」なんてまどろこっしいこと聞いてはいけません。
購入や申込という形で一度はあなたに心を開いているのだから、
そんな自信なくモジモジしてたらあの人はドンビキです。
あの人があまり気づかぬうちに会員登録しても、
その後メルマガ送ったときに、
好意的な返信がかえってくるくらいの関係性を築ければいいわけです。 

ケータイ以外の場でも、タイミングを上手くはかることが有効です。
例えば飲み屋で支払いのときに
ホットペッパーのクーポン500円引きを持ってきたあの人に対して、
「今うちのケータイサイトに登録して特割クーポン見せてくれたら700円引きなんです」
と積極アピールするのです。あの人がメリットを享受できるまさにその時、
今だけ感を感じてもらえる時が、メアドゲットの絶好のチャンスです。

また、とにかくメアドが欲しい、というメアド本命みたいなときは、
スンドメ戦法が有効でしょう。例えば待ち受け画像などのエサを何個も用意して、
散々興味を喚起したあげく、最後の最後に「メール会員登録が必要です」
という流れを作るわけです。
「登録後に○○を上げますよ」という訴求ではなく、
まず「○○をあげますよ」という強烈なエサを見せたあげくに「会員登録するとあげます」
というような順序の違いをつけてあげるだけで効果は全然違います。
スンドメを喰らうまで、あの人もそれなりの労力を費やしているので、
メアドを渡すぐらいヘッチャラになっているのです。

ここまで紹介したようなテクニックを見ると
「そんなアコギなことをしてまで」なんて正義ぶったことを思うかもしれません。
人と人との信頼関係にはすべて段階があります。メアドをゲットするような場合、
あなたの真価が問われるのは、あなたが送るメルマガ内容自体です。
メアドを取得する際は、お互いがそこまで信用しあっているわけじゃないですよね。
善意じみたやり方でメアドをとっても、ヤンチャなやり方でメアドをとっても、
ダメなメルマガを送ればブランド失墜、いいメルマガを送れば相思相愛なのです。
あの人との関係値を作っていない間は、あなたもあの人にされていない以上、
ちょっとは冒険ができるということです。

男女の関係だって同じですよ。最初はなんとなくお酒の勢いで、
なんてヤンチャでやや強引なきっかけであっても、
その後あの人が満足してくれればハッピーエンドじゃないですか。
少し冒険したってたいして傷つくわけでもありません。

一番初めは、お互いにしがらみがないため、
あの人に積極的に絡むことが可能なわけです。「旅の恥はかきすてよ」と同じ考えです。
捨てるものは何もないんだから、どんどん積極的に攻め込みましょう。
「ついついやっちゃった」くらいが丁度いいのです。


<3章の残りはまた来週、お楽しみに。>

■面倒くささゼロ
■開放政策とスンドメ戦法
■サービス自体にメアド登録を組み込んでしまえ

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●「ケータイの向こうのあの人を動かす7つの法則」出版化計画
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上記の原稿をよんで、「これって出版化しないのもったいないよ」と思った方は、
ぜひ出版社のご友人をご紹介ください。

え。出版社のひとってジェントルの方が詳しいんじゃないのって。

今回の「売れるiPhoneの法則」の出版にあたっては、今まで全く知らない編集者の方が、
野田のサティアンまで来てくれて、急遽決まったといういきさつがあります。

古くからのつながりでは「人を動かす」ことができません。
「熱意」がそれを動かすということを、実体験を持って知りました。

ボクの知らない誰かがこれを出版してくれると信じています。
敬愛するしみPもおそらく、そう信じています。



~~US citizen wait for us ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

●English PR for iPhone Apps
http://www.facebook.com/IDEAPP

●Share the knowhow of iPhone Apps
http://ideapp.in/

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~Google,Apple,Eagle~~ http://www.eagle-inc.jp/

~~~~過去の講義録をPDFで見たいアナタに~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

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