新規開拓＆集客のネタ帳10000連発！

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110323【新規開拓＆集客のネタ帳10000連発】エネルギー問題を冷静に考えると見えてくるものがある。

配信日：2011年03月23日

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●新規開拓＆集客のネタ帳10000連発！ 　　　　　　　　 発行部数　 10,466
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2011-03-23 vol.00441

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　　　　　　　　　　　　　-　本日の目次　-

　　∵　本日の「新規開拓＆、集客のネタ」…
　　　　　　　　　エネルギー問題を冷静に考えると見えてくるものがある。
　　∵　作者の一言


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● エネルギー問題を冷静に考えると見えてくるものがある。
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国内のエネルギー事情を解りやすく語っていないのかも知れないので、簡単に
書いておく。まず、世界的なエネルギーの背景として知っておいて損がない事
実としては、下記の３つのポイントなどがあげられる。

１．中国をはじめ、かつては発展途上の途中にあった大国が電気を大量に使い
始めて、世界的なエネルギーの奪い合いの問題が起こる可能性がある。

２．日本のエネルギー自給率が４％程度となっており、世界的にエネルギーの
奪い合いになった際、日本にエネルギーを保障するものは何もない状態である。
（※食料自給率と同様の問題）

３．電気を産む発電方法としての主力は原子力、火力、水力の３通りがあり、
どれも、一長一短であることが事実としてあげられる。

ま、今まで、上記の様なシナリオを持って、日本は原子力発電所を建築してき
たわけだ。当然、水力発電所を作るのにはダムで水を堰きとめる事になると、
これも自然破壊であり、多くの国費を投じることになる。また、火力発電所を
建築となると、石油を大量に使用するために、これも、環境問題及び、それこ
そエネルギー問題で得策とは言えない。

では、クリーンエネルギーは、どうか？

現状、太陽光発電とか、風力発電とかあるにはあるが、安定的な需要が見込め
るのか？と言えば、現時点では、そうとも言えない。「明日、曇りだったら、
計画停電、晴れれば、計画停電はなし」なんていうことで良いのであれば、そ
れも方法のひとつであろう。

で、少なくとも選択肢としては、原子力発電が最も現実的として、国は進めて
来た。少なくとも震災前までは。そして、大規模震災が起こった。そして、震
災、津波の後に、原子力事故として、福島の原発が何度も何度も、報じられた
わけだ。

となると、新しく原子力発電を作る場所は、恐らくないだろうと思われる。ど
う考えても、一般市民が自分の家の近くに原子力を作ることには反対を唱える
と思われる。

となると、確実に東日本では、電力が夏場と昼間のピーク時には不足する事態
になり、この事態は長期化する恐れがあるのだ。さらに原子力発電所の建築は
国内ではできない可能性が高い。つまり、東京に住んでいる限り、停電の不便
さと被爆しないか？という恐怖が、どこかに植えつけられることになる。

となると、ここで大きく２つの動きが出てくる。

１つ目は、西に移動して来る人が増えること。そして、２つ目は、エネルギー
を蓄電することを考える様になるということ。この２つである。

では、まず最初の「西に移動して来る人が増える」という動きについて。

この動きは、個人の活動としては、もう既に始まっているのである。例えば、
関西出身で東京で結婚、子供を出産した奥さんなどは、ダンナひとりを東京に
残して、関西に帰って来ているパターンは、多いはずだ。

幸い、子供達は卒業や春休みに入っている子も多いはずだし、第一親心として
は、大人は良いが子供を被爆させたくないという意思は強いのだと思う。さら
に関西のウィークリーマンションなどの空きも少ない、物件の値段が上がって
来ているなど、関東周辺の方々が西に移動していることは実感できるのではな
いだろうか？

さらにだ。

これは、エネルギー問題から見ても正しいと判断すれば、政府が後押しする可
能性だってある。テレビなどで、何度も話に出ていると思うのだが、日本は、
西日本は60kヘルツで、東日本は50kヘルツで、変換する施設を作るには、莫大
な費用がかかるみたいだ。現実的には不可能という判断。ましてや、今足りな
のは、東日本の電力。

となると、政府が関西本社でありながら、東京での活動が中心の大企業に働き
かけ、主要部署を関西に移って欲しいという事を斡旋する可能は否定できない。
これは、ある意味、社員にとっても良いこともある。会社の命令ともなれば、
家族を引き連れて、大手を振って、停電や被爆の恐怖から逃れられるのだから。

また、知的生産をするとか、企業全体のパフォーマンスをあげるとか、考える
と、常に停電の危機がある東京では、仕事がしずらいという判断もあるかも知
れない。

そして、２つ目は、エネルギーを蓄電することを考える様になるということ。
に関してであるが、基本、現状エネルギーを蓄電できる大規模蓄電装置を建設
することは、まだ、コスト的に現実味がない。あるとすれば、EV車であろう。

電力は通常、昼間がピークで夜は電力が余っている。これが水力発電であれば
水量をコントロールして、昼と夜の電力量の調整が可能だ。火力発電に関して
も、ほぼ同じだが、原子力エネルギーの場合、夜と昼でコントロールが効かな
いのである。つまり、昼間のピーク時の電力がマックスのパワーであれば、ほ
ぼ、その発電量で電力が、夜も作られるのだ。

となると、多少、技術的なハードルはあるだろうが、夜、余剰電力を使って、
自宅に接続されているEV車に電気を貯めて、停電の時の電気の供給源のバッテ
リーとして使用するという使い方が想定される。ここでネックとなるのはバッ
テリィの価格なのだが、当然、量産できれば価格も下がってくるはずである。
多くの国民が困れば、国だって黙っちゃいれなくなるだろう。

ということで、エネルギーに関しての変化として。

１つ目は、西に移動して来る人が増えること。そして、２つ目は、エネルギー
を蓄電することを考える様になるということ。この２つの流れに関して簡単な
解説をした。さて、貴方のビジネスには、どう生かしていけるのだろうか、考
えときなのである。

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● 作者の一言
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今日は、京都に行って参ります。

折角、京都近代美術館で「パウル・クレー展」をやっているので、寄って来よ
うと思っていたが、アポイントの関係で難しいそうだなぁ〜。
http://www.momak.go.jp/Japanese/exhibitionArchive/2010/385.html



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