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【いきべん通信】モバイル氷河期のサバイブ計画。ついに完結。
配信日:2011年02月15日
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◆今日のいきべん通信INDEX
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●どうなる!?2011年のスマートフォンビジネス
●どうしても、受託ビジネスをしたい方へ
●どうしても受託からの脱却をしたい方へ
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●iPhone Developers & US Citizens meet up at "IDEAPP"
http://www.facebook.com/IDEAPP
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うっかり言うのを忘れておりましたが、
去年より5回開催、計600名を動員しました、
スマートビジネスセミナー「サバイブ計画」が次回の第6回をもって最終回となります。
すでにもうガラビジが終焉を迎えたのは明らかになり、
また私たちも事業に専念しなくてはならないフェーズにさしかかり、
黎明期としてのミッションは果たせたかと思い、最終回としました。
参加されました方にはもうお分かりのように、
講演者にノウハウをさらけ出させる部類としてはかなり濃密な内容に定評があります。
今回は世界でめちゃめちゃ売れたiPhoneアプリ、
マトリックスミュージックパッドの作者である世永さんが、
秘蔵のiPhoneマーケティング資料をおまけで披露するほか、
フォンブックやアイバタフライなどを手がけた加賀谷さんから貴重な提言、
もしかしたら村井さんの講演もそろそろ見納めかもしれません。
ぜひ、ご参加いただき、スマートフォンビジネスの成功に
一歩でも近づいていただけますと幸いでございます。
もうこれで、最後のノウハウ露出となります。
黎明期を支えた他のプレイヤーたちも最近は人前に出なくなってきました。
私たちのみならず、みんな、みんな第一線の戦場に専念する時期だと思いますので、本当に最後なのだと思います。
ぜひ、この機会をお見逃し無く!
それ以外の方は、戦地でお会いしましょう。
決して助けませんので。(笑)
■2/25(金)モバイル氷河期のサバイブ計画
第6回:どうなる!?2011年のスマートフォンビジネス
http://www.eagle-inc.jp/survive20110225
そして、レインボーアップススクールでは
今まで通り、最新ノウハウをご教授します。
●3月12日 レインボーアップススクール12期生開始
http://school.rainbowapps.com/
ではいきます。
~~すべてを変えていきます。怒濤のイベントラッシュ。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
●2月25日 2011年のスマートフォンビジネス、どうなる!?第6回サバイブ計画
http://forum.maqs-inc.com/jp/atrio/index.php?mode=detail&news_id=22
●3月2日 第4回 iPhone・iPad ・Android交流会「スマートやろうぜ!」
http://www.eagle-inc.jp/smart
●3月12日 レインボーアップススクール12期生開始
http://school.rainbowapps.com/
●3月23日 2010年のヒットアプリは俺が出す。全国アプリ自慢大会。
http://www.apple.com/jp/retail/ginza/
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●どうなる!?2011年のスマートフォンビジネス
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android元年ともいえる今年は、iPhoneの世界の累計ダウンロード数が100億を突破、
GREEとモバゲータウンがスマートフォン向けプラットフォームを開設、
GMOなどの巨人たちがandroidマーケットを開始など、ここ数年の中でもIT業界が
もっとも賑わうことが必至となりました。
そこで今回は、iPhoneアプリビジネスのトップランナーたちを講師に迎え黎明期から
今までのスマートフォンビジネスをふりかえりつつ、今後ビジネスがどう変わるのか、
どうやって生き残ればいいのか議論したいと思います。
┏┓━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┗□ セミナー概要
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【日 時】2011年2月25日(金)13:30-17:00(受付開始 13:00)
【会 場】溜池山王:山王健保会館 2階 会議室
【参加費】5,000円(税込)
【お申し込みURL】
http://forum.maqs-inc.com/jp/atrio/index.php?mode=detail&news_id=22
■講演テーマ『2011年のiPhoneはこう攻めろ!』
iPhone市場のこれまでの振り返りと、これからのiPhone市場を一緒に見ていきましょう。
<講師>株式会社GT-Agency 代表取締役 / AppBank代表 村井 智建 氏
■講演テーマ『スマートフォンポジショニング論。大切なのは「あなた」は何がしたいのか?』
急速な拡大と多様化が進むスマートフォン。
中国では2010年半ばより多機種化が進み既に300機種以上が発売され、
2011年末には2000万台が稼働すると言われている。
また韓国政府はあらゆるサービス・産業をスマートフォンとセットで世界へ広めようとしている。
企業だけでなく国家、個人が複雑かつダイナミックに絡み合い変化するスマートフォン・ビジネス
でデベロッパー、クリエイターはどのような戦略をとるべきなのか?
今回のミニ講座では「ポジショニング」という切り口で有効であろう戦略について考えてみたい。
<講師>モバイル表現研究所 プランナー 加賀谷 友典 氏
■講演テーマ:『iPhone rewind2009ベストアプリ原案者が伝える、ヒットアプリを生み出す7つの法則&アンドロイドの未来』
<講師>世永 玲生 氏
<注目>マトリックスミュージックパッドの作者が、秘蔵のiPhoneマーケティング資料をおまけで披露します。
【お申し込みURL】
https://www.form.auriq.co.jp/em/enq/enq_form.php?qIds=EjxmCwOYarRZ
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●どうしても、受託ビジネスをしたい方へ
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私がi-modeビジネス黎明期に起業したときに選んだビジネスは、
ケータイサイトの受託ビジネスだった。
受託ビジネスをしていると、
どうしても自社開発ではおいつかず、
外部のベンダーを使うことになる。
これが受託ヒエラルキーという奴だ。
ひどい者だと、発注先も孫発注をしていて、
担当業者がトンネル会社だったりした。
どこかのクライアントから受けた仕事を
さらに他のベンダーに発注する時の主な仕事は
プロジェクトマネジメントである。
この仕事を通して、私が身につけたことは、
信頼できる業者の目利き力だ。
iPhoneアプリビジネスの場合、
発注先がフリーエンジニアというのが当たり前になってくるので、
その目利きがもっと難しくなるのではあるが、
かつて私がしていた業者見分け方法や仕事の進め方について、のべてみたい。
●個人ではなく、企業に対して発注せよ。
私は、たとえ一人の会社だとしても、
会社組織にしていないフリーエンジニアには発注しなかった。
逆に、どこかの会社に派遣されている一人エンジニア会社には発注した。
ポイントは、どこかでドロンしない、できないという心理的な保証である。
もしドロンしたら、その会社は企業として二度と仕事ができない。
これが起業家としての暗黙のルールのように解釈されていたし、
私たちとしても、フリーエンジニアとしておつきあいせず、
会社の社長としておつきあいした。
●発注後の担当者はあくまでもそこの社長
発注をすると、担当をつけてくる。そりゃ当たり前だ。
その企業にしてみれば、その案件で人を育てたいし、
仕事をとってきた社長としてみれば、手離れさせたい。
そんなことは、私の知ったことではない。
発注先を探したのは私であり、
それを見極めたのはそこの社長の人柄である。
営業せずにとれた仕事を馬鹿社員に当てられたら、不愉快きわまりまい。
事実、ほとんどの受託会社は社長がなんもかんもを切り盛りしており、
社員にはプロジェクトを切り盛りできる者はいなかった。
直接、そこの会社のエンジニアに指示を出せばいいが、それは失礼というものだ。
というわけで、クライアントが吠えたとき、自分が吠えたくなったとき、
発注先の社長に電話が飛ぶことになっていた。
●必ず陣中見舞いをせよ
これは二つの面で重要である。
一つ目は文字通り「陣中見舞い」効果である。
律儀な人だという親近感を植え付けるのにもってこいだ。
もう一つ重要なのは、
誰がどんな仕事をして、ちゃんとリソース配分がされているかどうか
を調べることだ。
受託業者というのは、かならず掛け持ちをしている。
工数として1人月として出していながら、
実は専属ではなかったりする。これが受託ビジネスの常識だ。
たとえあなたの仕事がうまくいったとしても、
担当エンジニアが他の仕事でうまくいかなかったときには、
あなたにしわ寄せがくる。
つまり、プロジェクトマネジメントのうまい発注会社よりも、
駄目な発注会社にリソースがさかれ、
折角いろいろ気をつかっていることが徒労に終わる。
できるかぎり、いい人材をフルでまわしてくれるようにすることは、
週に1回は陣中見舞いをして、自分たちの仕事こそ楽しいということを教え、
そして、最高のプロジェクトの進め方をするしかない。
また他のくだらない発注者を追い出すためには、
たくさんいい仕事を自ら作って彼らにふるしかない。
逆に阿呆な発注者は、発注者が偉いという変なポリシーで、
業者を呼ぶことである。
自らコードを書いている者がなれないスーツでやってきて、
自社に訪問してくる往復の2時間を浪費する。
貴重なエンジニアの時間をとるということは
プロジェクトの遅れや、本来あてるべきリソースを拡散していることになる。
プロジェクト進行の全体最適を、クライアント、パートナー一丸となって行うべきだ。
●そのエンジニアに絵心があるか?
デザインセンスのないエンジニアと仕事をすると、
デバッグシートに、「この文字を12ピクセルに」といったことを書かなくてはいかなくなる。
そうすると、先方は「これはバグではないので後にさせてくれ」と目くじらをたてられ、
最後にものすごい苦労をすることになる。
エンジニアや発注先の社員自らが、ユーザとして普通の感覚をもっていれば、
ギクシャクしないですむのにである。
「私たちはデザイナーじゃないので」という文句を言う業者は、
そもそも、ユーザビリティを屁とも思わない可能性が高いのだ。
逆に、デザインが遅れた場合(たいていはそうなのであるが、)に
アテのアイコンをGoogleからひっぱって、いい感じに仕上げてくれる
エンジニアもたくさんいる。彼らはフォトショップも大好きだ。
こういう奴らと仕事をすると、仕事が楽しくなるのだ。
●そのエンジニアは音楽が好きか?
音楽というのは、それ自体でたくさんのメタファーをもっている。
ロックとブルースの違いなんて、聞けば一発でわかるが、
仕様書に落とすなんてことでは、なかなか伝わらない。
私が駆け出しのころ、データベース表やアルゴリズム表などかけなかったので、
私自身がわかるようにエクセルでまとめて渡したことがある。
「本来そういう形ではないのですが、意図がすごくわかるのでその資料で十分です」
と、発注先のエンジニアが言ってくれた。
もちろん、自分自身のスキルのなさで、先方にご迷惑をかけるのはよくないが、
こういう心意気をもってくてるエンジニアと仕事をやると、
「次はもっとエキサイティングな仕事で驚かしてやるぜ」と熱くなったものである。
以上、発注者としての立場での体験談をのべてきたが、
もし受注者として仕事を進めたいのならば、それと逆なことをすればいい。
企業体としての責任を持ち、社長自らがエンジニアの矢面にたち、
そしてエンジニアには簡単なアイコンを作れるほどのフォトショップスキルを持たせ、
あくまでも発注者を仕事場に呼ぶ。
そしてできれば、音楽などの趣味などを通じて、
「紙ではわかりえない」何かがあるというコミュニケーションをする。
駄目なクライアントはどんどん切り、いいクライアントに最高な仕事を提供し、
もっともっと仕事をもらう。
こういった不断の努力をしていれば、受託会社だって悪いビジネスじゃない。
しかし、エンジニアを人足としてどんどん取り、
そして担当営業を置き、数字責任を与え、変な効率化をもとめようとすると、
事業がガタガタくるのは歴史が証明してきた。
モバイルビジネスで受託で成功する事例などほとんどないのだ。
大手キャリアに採用されたとかぐらいが、少ない成功事例だ。
エンジニア集団は棟梁のようなもので、ゼネコンにはなりえない。
鹿島建設はトビ職を雇わず、ビジネスそのものを作っている。
仕事にいい、悪いはない。だから受託は受託としていい仕事をすればいい。
だけど、アプリを作るだけの集団が、ビジネスを作ろうとするから見誤るのだ。
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●どうしても受託からの脱却をしたい方へ
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次回の配信まで、お待ちください。
~~US citizen wait for us ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
●English PR for iPhone Apps
http://www.facebook.com/IDEAPP
●Share the knowhow of iPhone Apps
http://ideapp.in/
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~Google,Apple,Eagle~~ http://www.eagle-inc.jp/
~~~~過去の講義録をPDFで見たいアナタに~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
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